今日から、ゴールデンウィーク♪
爽やかな季節ですし、旅行・行楽・レジャーと心が弾みます。
皆様は、どのようにお過ごしでしょうか?🌈
愛知県名古屋市にてレッスンをしている、《RIRIKA声楽教室》の講師 美鈴りり花です。
今回は私が宝塚受験生だった頃の事を、書いてみようと思います。
実は生徒さん達や保護者様からも、ご質問を頂く事が多いのです。
『りり花先生は受験前に、どのようなレッスンをされましたか?』と。
ただ 私が受験した頃と現在とでは、受験に関して異なる事もある。
ですので参考というよりは、“エピソードのひとつ”として読んで頂ければ。
「この様な受験時代を過ごして、合格した人もいたのねー。」という感じで。
それでは、第1話【夢への第一歩】
高校生の時、勇気を出して家族に打ち明けました。
『私、どうしても宝塚に入りたい。
絶対にタカラジェンヌになりたいのっ!
だから……宝塚音楽学校を受験させて欲しい。』
その時、家族全員の反応は・・・
大 反 対!!
\( *`ω´)/
そ、そんな・・・
両親はそもそも、娘が芸能関係の職業に就く事に、反対だったのです。
高校生になるまで、声楽・バレエ・ダンスの習い事は、未経験だった私。
両親の考えは、
「宝塚を観劇するのはいいけれど、受験する事には賛成出来ない。高校生になるまで、声楽や舞踊系のレッスン歴のなかったあなたが、急に受験準備をした位で、合格出来る様な甘い世界じゃない。」と。
両親からは「無謀すぎる挑戦」とも言われ、全く聞き入れてもらえず。
まぁ確かに、一理あるけれどね・・・
でもでも、
『宝塚という道を諦めるなんて、
私には絶対できないからっ!』
そこからは毎日が説得の日々。
とにかく、高校生が進路の事で両親を説得し続けるには、
[とてつもない強靭なパワー]が必要だった!(笑)
真剣な気持ちを理解して貰えない苦悩。
歯がゆさ、行き場のない情熱、そして…焦り。
説得に要した期間は、なんと半年以上。
宝塚は18歳までしか、受験資格がないというのに。
月日のロス、半端ないやん…
だがしかし、受験を反対されればされるほど、
〈私の覚悟〉と〈宝塚への情熱〉は、
強く熱く増すばかり
「誰が何と言おうとも、この夢だけは絶対に譲れない。」と。
半年以上の説得バトルの末、娘の揺るぎない決意に、遂に両親が根負け。
宝塚受験の承諾をもらえた時、
『あぁ…これでやっと…
私は前に踏み出せるのねー‼︎』
そう安堵して、心の底から嬉しかった。
ようやく夢を応援して貰える様になり、休日も1日中レッスンが受けられる嬉しさ。
感謝の気持ちでいっぱいの日々
今考えると あの頃の自分の意識は、向上心の塊だった様に思う。
技術的に足りない事は色々あったけど。
《夢に向かっていくエネルギー》だけは、メラメラに燃えたぎっていた。
あのマグマの様な情熱とエネルギーは、どこから湧いてきていたのだろう?
私の場合は受験スクールではなく、声楽は門下生としての個人レッスン。
バレエはバレエスタジオでお稽古。
今は、レッスン環境も選択肢が色々ある時代です。
受験の準備期間の過ごし方は千差万別。
あなたはどんな未来を望みますか?
受験生さん達には、悔いのない受験生活を過ごして欲しい。
そして技術もビジュアルも心も魅力も、最高の状態で受験日を迎えられるよう、私もサポートしていきます。
この『私が宝塚受験生だった頃』シリーズ。
第2話【夏休み編】、
第3話『初めての声楽編』へと、続いていきますよー
今、夢や目標に向かって頑張っている方に、少しでも勇気やパワーが伝われば幸いです。
波瀾万丈な受験生時代のお話
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