ただ今、世の中はお盆休み中。
帰省、旅行、レジャー、お仕事、お勉強・・・など。
皆様はどの様に お過ごしでしょうか💕
夏休みは宝塚受験生さんも頑張り時ですので、特別レッスンのご依頼も多い時期。
私は今週もレッスン、頑張りまーす!
そうそう。
ご縁のあったジェンヌちゃん達から、今夏もサマーカードが届きました。
いつもお気遣いをありがとう!
サマーカードの写真からは、活躍と成長の様子が感じられて。
キラキラ輝いている姿を知り、親心で嬉しくなります。
さて今回は、人気記事の続編シリーズ。
私が宝塚受験生だった頃、
第3話〈初めての声楽編〉をお届けします。
高校生の時、『宝塚音楽学校を受験したい!』と家族に打ち明けたら、家族全員に大反対をされてしまった私。
そして熱意を伝えるべく、半年以上 必死の説得の日々。
ようやくOKが出て、
声楽の個人レッスンに通い始めた時には・・・
もう既に、高校2年生!
オーマイガッ
ヽ(´o`;
宝塚受験の準備にしては、スタートに出遅れた感が満載(笑)
ただ救いだった事は・・・
幼稚園の時から宝塚音楽学校合格まで、趣味としてエレクトーンを習っていたこと。
レッスン歴は約13年。
そのお陰で声楽を習い始める前に、自然と絶対音感や読譜力が身についていました。
この事がまさか後に、
宝塚受験に大きく影響しようとは!
まず声楽の先生から、
『初回の個人レッスン(体験日)は、
お母様も必ず見学して下さいね。』とのお達しが。
はい、母も一緒に参りました。ワクワク、ドキドキ……
当時 私自身は未成年。
宝塚受験生にとって声楽は、将来を大きく左右する習い事です。
だからこそ、保護者の了承は必須。
入会前の時点で、保護者もレッスンを見学させて頂けた事は、今後の安心感にも繋がりました。
学校帰りに制服で、声楽のレッスンに通う日々がスタート。
私の場合は 最初の6ヶ月間位、
1レッスンが120分以上ありました。
(※注:歌いっぱなしではありません)
でも2時間なんて、あっと言う間。
呼吸法や発声を1から丁寧に、じっくりと教えて下さいました。
身体の使い方は、大切な基礎部分ですから
先生のお声はまるで、マイクがあるかの様な声量と響きで。
響きや横隔膜の使い方なども、最初は驚きと感動の連続!
『人間の身体って、不思議!訓練次第で色々な動きが出来て、これほど素晴らしい声が出るのね』と。
最初の時期は、バレエのレッスンよりも声楽レッスンの方が身体が疲れて、クタクタだった記憶がある(笑)
2時間マンツーマンで、みっちりボディートレーニングを受けている感じ。
しかも、これ程インナーマッスルも使うとは!
私が最初に使用した主な教本は、
★コールユーブンゲン
★コンコーネ50番
★イタリア歌曲集
(イタリア語の辞書も)
毎週 マンツーマンで繊細なアドバイス。
私は歌う事がどんどん好きになり、レッスンに行く度に声楽に魅せられていきました。
もちろん、レッスンを受ければ受ける程、課題も増えていく。
自分はどこが弱いのか
どうすれば改善・強化できるのか
今後 何を活かし強みにしていくか
『どうやったら、この様なお声が出るのだろう?
少しでも先生の歌声に近づきたい!』
と、向上心がアップする日々。
先生の歌声は透き通っていて、でも深みもあって本当に美しい響きで。
うっかりすると、聴き惚れてしまいそうになる。
『先生の一瞬一瞬を見逃すまい!
アドバイスを一言も聞き逃すまい!』
とにかく集中、濃い時間。
こうして歌や表現する事の楽しさ・難しさ・奥深さに触れ、大好きになっていったのです。
夢を叶える過程で、どの様な方々とご縁があるのか。
ご縁や巡り合わせで、将来は大きく変化しますね。
今回は【私が宝塚受験生だった頃】シリーズ、
第3話〈初めての声楽編〉をお届けしました。
如何でしたか?
今、目標を持って頑張っている方々に、少しでも勇気や希望が伝われば幸いです。