それは
子どもの頃から
よくあることで
父はわたしを
溺愛していたところも
あったし
母も
姉に比べてわたしは
物凄くわがままだったので
許さざるを得ないところも
あっただろうが
基本
両親にも姉にも
真には理解はされていない
母には
心配されたり
世間の目を気にして
足を引っ張られることもよくあり
だからいつも
それらを跳ね除け
必死で生きてきたところもあり
わたしはいつも
と思い生きてきた
それは
結婚しても同じで
わたしがしたいことへの
元夫の抵抗はいつも「なぜ、この人たちがわたしの家族なのか…」
といつも思っていて
息子には特に何も思わなかったけど
後にわたしより先に
目覚めて生きていたことがわかり(※)
わたしは息子に
「なぜ、この人がお母さんなんだろう…」
と思われていたのだろうなと思った
大体、こうして、加害者と被害者はセット
それは家族が皆
〝眠っている〟
〝目覚めていない〟
〝埋もれている〟
〝ありのままで生きていない〟
からで
だからあるとき
「わたしたちには
肉体的で物質的な両親とともにでも
それは
わたしもで
わたしも
眠ったり
埋もれたりして
生きていたときは
たくさんあったので
無意識に
子どもたちにも
自分にも他人にも
足を引っ張ったり
抵抗したりをしてきた
それは
2歳で病気で突然
息子へは特にでわたしは
常に息子のことが
純粋に知りたいと思って
生きてきたが
それでも
障害者や
息子に対しての
思い込みは想像以上に大きく
理解は想像以上に少なく
だから
こうして
時間はかかったが
一つ一つに向き合いながら
埋もれている自分から目覚め
三人の子どもたちを自分を
真に理解していった
そして
2022年7月半ば
もうこの
理解されつつあるが
まだ完全ではない
この家族との関係から
さらに
幸せになるときだ…
と思い
それは
決めた時のような
大きな変化だった
そして
10月初旬
もう、完全に
卒業すると決め
だから
それからは
より自分の人生だけに
集中をしてきた
そして
その約1か月後の
この
母の前で
ありのままの自分を
思いっきり表現できたことが
物凄く大きく
わたしはそれからも
ずっと雲の上にいて
母に話しかけられても
無視はしないが
微笑むだけしか出来ず
ああ、やっとここまできた…
と何度も泣いた
それは
だから今朝から
「ああ、わたしは生まれた…
生まれ変わったんだ…」
と発狂し
のたうち回っていて
これはその後
「この子には、障害も健常も関係のない
世界に通用する、無限の才能があるのではないか…」
と思った息子に
爆発的な
芸術の才能が現れ
導かれるように出会った
まつやま絵画教室に初めて向かう車の中で
わたしが
安心して泣いていたら
息子が
「お母さん、僕、嬉しい…」
と言ったのと
同じ喜びだ
とハッとした
だから
ああ、もう
息子の絵のように
わたしの
全てで思い
嬉しい
というより
ホッとして泣いた
ああ
精神だけでなく
肉体だけでなく
こうして
少しずつ環境も
雲の上に
出始めたな…
とホッとして泣いた