２０１６年の
１１月頃
わたしはもっと
幸せになりたい
ならなくちゃいけない
と
思った
そして
ふと
〝離婚〟
という言葉が
浮かんだ
わたしたちは
結婚して
今春で２４年
本当に
波瀾万丈な人生を
送ってきた
だから
この現象は
わたしの内面の
何を投影しているのか
と
常に
自問自答
しながらも
離婚は
何度も何度も
頭をよぎった
言葉ではあった
でも
わたしは
子どもが大切で
悲しむ顔は
見たくなかったし
そして何より
この家族で幸せになりたい
といつも思っていたので
本気で
離婚をしようと
思ったことは
一度もなかった
そして
自分ができる努力は
すべてし
その夢に
家族で向かっている
と思っていたので
離婚という
その予想外の言葉には
自分が一番
びっくりした
でも
個人や
子どもたちとは
どんどん幸せに
なっていたが
夫との関係は
どんどん広がるばかりで
わたしは
限界を感じるようになり
ああ
離婚してもいいんだ…
この関係を
終わらせてもいいんだ…
楽になっていいんだ…
もう
すべてに身を預けて
幸せになっていいんだ…
と
気づいたとき
嬉しくて
泣き崩れた