先月、こんなニュースが流れました。
「栄養失調が7億人超え」 ※1(ニュース内容はページの一番下に掲載)
自分自身が、どんどん自分らしく、自分が生きたい姿に向かっているものの、こういうニュースを見ると、今の自分がすべきことは何なのだろうか、と自分との深い深い対話がはじまります。
人間の歴史は、食べ物の歴史といってもいいくらい、人間という動物は食べ物と切っても切れない関係があります。
なぜなら、人間は食べないと餓死するからです。
師匠との会話の中で、
世界には「飢餓の人がたくさんいる」
その飢餓の人たちにとって、日本のテレビで流れる番組は「暴力」なんだ。
なぜ、それほどまでのことが、できるのか。
本来のメディアとしての役割とは、かけ離れたことをしている。
というのがありました。
たとえば、どんな番組か。
・大食い
・食べものを平気で残す
・食べものを捨てる など
地上波と言われるテレビ、今ではインターネットもそうですが、
世界中で見ることができます。
飢餓の人、飢餓で苦しむ家族のために出稼ぎで働らいている人たちが、ふとした時に、これらを見ることだってあります。
世界の現状を知る諸外国の人が見たら、どう思うか。
だから、日本は世界からバッシングされるんだと。
師匠からは、食べものを残してはいけない。
残さないために、買いすぎない。作りすぎない。
食べ物を残すということは、世界の食の不均等を起こしていることに繋がるからと。
そう教わってきたから、冷蔵庫の中には1日、多くても2日分の食糧しかありません。
だから、私の家の冷蔵庫は、一般家庭よりも小さいし、
食べ物を残すことは、ほぼ、ありません。
外食のときは、家族みな、残さず食べます。
なぜなら、残すほどの量をオーダーしないからです。
体が欲する量しか、食べません。作りません。買いません。
さて、このブログのタイトルを、なぜ「地球のお豆ちゃん」にしたのか。
それは、世界史上、飢餓の人たちを救ってきた食べ物の代表が「豆」だからです。
今、地球が大きく揺れ動いています。
そして、「食」を見直すようにと、目に見えない力が、私たち人間に働きかけています。
だから、「食」について、日本という小さな国だけの視点ではなく、世界、地球、宇宙というところからも、みていく、そんな話になっていくシリーズ「地球のお豆ちゃん」です。
※ 「栄養失調が7億人超え」
ニュースの内容はこちら(2024年7月24日)
【ローマ共同】国連食糧農業機関(FAO)などは24日、2023年に世界の最大7億5700万人が栄養失調状態だったと推定する報告書を公表した。21年以降ほぼ横ばいの状態。新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)が収束に向かった後も高止まりが続いている。特にアフリカでは右肩上がりに増加し、人口の2割が栄養失調状態にある。
国連は30年までの飢餓撲滅を目標としているが、報告書は「達成の道筋から外れている」と指摘。紛争や気候変動、経済の悪化といった要因が同時発生することで「飢餓が増加している」とし、農業・食料システムの変革に向けた資金援助の必要性を訴えた。