結婚を機に「アラフォーRikako婚活日記」から『ミドフォーRikakoの晩婚日記』へとタイトル変更しました。
はじめましての方は
コチラ
出版社を辞めてフリーランスになった話の続きです。
会社を辞めた後、名刺など必要なものを揃えたら
いよいよ営業活動です！
前回の話
＜今までのお話＞
その１ その２ その３ その４ その５ その６ その７ その８ その９ その10 その11
興味があった雑誌の編集部に営業の電話をしたところ、
すぐにアポイントが取れました。
営業の際に持参したのは、履歴書、経歴書、過去の作品の３点です。
作品は出版社時代の記事と当時担当していた連載ページを持っていきました。
最初に営業に訪れた編集部で面接してくれたのは男性の編集長でした。
年齢は50代くらいに見えました。
編集長は経歴や過去の作品を見ると
「じゃあ、とりあえず何か仕事してみようか？」と、すぐに仕事をくれました。
まずは一本仕事をしてみて、その仕事の出来で判断する、みたいなスタンスでした。
営業に出かけて、すぐに仕事をもらえるとは思えなかったのでラッキーと思いました。
次の出版社で面接してくれたのも男性でした。
編集長だったのか編集部員だったのか覚えていないけど、40代くらいの人でした。
この時は「では何かお仕事あれば依頼させていただきます」と言われたので、
このまま、仕事の依頼が来なくてフェードアウトされるパターンかな？と思ったのですが、
数日後に連絡がありました。
ただ、編集部から直の仕事ではなくて、編集プロダクションを紹介されました。
この編集部は雑誌のページをほとんど編プロが制作しているようでした。
編集プロダクションは出版社の下請けでギャラが安いイメージがあったのですが、
ギャラは出版社と直に仕事する場合とほぼ変わりませんでした。
1件目、2件目と順調に仕事を頂くことができて、よかったのですが
もしかして、面接した人が男性だったからスムーズに仕事をもらえたのかな？という気がしたんですよね。
若くてフレッシュな20代女子
が「最近、フリーになったので、何かお仕事させてください！」と言ってきたら、とりあえず何か仕事あげようかな？と思いませんか。
まずは一度仕事を与えてみて、使えるかどうか判断してみようかなと。
婚活では若い女子ほど有利だけど、仕事でも有利に働くと思うのです。
しかし、3件目の営業で面接してくれたのは女性編集長でした。
年代は40代半ばくらいに見えました。
1件目、2件目が男性でスムーズに仕事を頂けたけど、今回は女性！
だから、ちょっと緊張したけど、この女性編集長はすごく優しくて話しやすい雰囲気でした。
しかも、すごくキレイな人で、私も将来こういう女性になりたいと憧れました。
アットホームな雰囲気で面談が終わり、私は最後に思わずこう言ってしまいました。
「こんなおキレイな人が編集長だなんてビックリしました！」
決してお世辞ではなく、本音がポロっと出てしまった感じです。
そしたら、編集長はすごく嬉しそうに微笑んで、その場ですぐに仕事をもらえたんです。
今の自分に置き換えて考えてみると、
20代の若い女子から「すごくおキレイですね！」って言われたら、
私も嬉しくなって、何か仕事を与えたいと思ってしまうかも。
ということで、初めての営業活動は
若さと天真爛漫さで仕事をゲットできた感じです
今回の営業活動で３誌から仕事を獲得して、
最初はお試しということで実力をジャッジされたと思うのですが、
きちんと仕事をこなすことができて、次回からもどんどん仕事の依頼が来るようになりました。
だから、フリーになってきちんと営業活動をしたのはこの時くらいです。
ただ、その後、雑誌業界が低迷して休刊が相次ぎ、
私が初めて営業活動したこの３誌も今は存在していません。
だから、30代半ばの頃に新規開拓をしたいと思って、外部スタッフを募集していた雑誌に履歴書を送ったことがあったけど返事が来ませんでした。
雑誌業界の勢いが10年前よりだいぶ衰えたというのもあるけど、私の年齢もネックだったんだろうなと思います。
今は雑誌の仕事はほとんどしていなくて、年に数回依頼があるかどうかです。
フリーになるにはタイミングが重要で、
年齢、時代も大きく関わってきます。
私の場合は性格的に会社勤めが向いてなくて、当時まだ25歳だったので
とりあえずフリーでチャレンジしてみようと思い立っただけですが、
気づけばあっという間に20年！
今はフリーになった当時とは異なる仕事をしているけど、
フリーランスという業務形態で20年も生きてこられたのは運が良かったなぁと思います。
・・・ということで「フリーランスの道」はこれにて終了です！
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