オルビス ドライスキン ジェルローション 成分解析  | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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オルビス ドライスキン ジェルローション 成分解析

 

 

  水分補給:★★★★★
  油分補給:★☆☆☆☆
保湿持続性:★★★★☆
 伸びの良さ:★★★★★

酸化安定性:★★★★☆

 肌なじみ :★★★★★
   しっとり感:★★★★☆
 サラサラ感:★★☆☆☆
敏感肌適正:★★★★★ 

  価格適正:★★★★★(150ml:1540円) 

 

 

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これはとてもいい商品ですね。

 

よくありそうで意外と無かったアイテムで汎用性が非常に高いです。


有効成分に
「グリチルリチン酸2K」を配合した、

 

抗炎症作用の薬用全身保湿ジェルローション。



グリチルリチン酸2Kは、炎症を抑制して肌荒れを鎮静化することができます。

 

 

ただ、グリチルリチン酸2K自体を配合している薬用化粧品っていうのは、

 

市販ではそんなに少ないわけではなく、かなり汎用されている成分です。

 

だからこの成分自体はそんなに物珍しいものではありません。

 

 

では何が良いかというと、

 

「その他の成分」の構成です。

 

 

 

抗炎症剤を配合しているものは「敏感肌向け」として販売されていることがよくありますが、

 

それ以外のその他の成分はそこまで敏感肌向けとは言えない構成のものが意外と多いです。

 

有効成分で炎症を抑制してても、その他の成分の構成で刺激を与えていたとしたら、

 

本末転倒意外の何者でもありません。

 

 

 

だから「敏感肌にもオススメ」といえるような抗炎症作用の気楽に使えるローションって

 

これまでそんなに多くなかったんです。

 

しかもそれなりのリーズナブルさを併せ持った商品となると、相当希少です。

 

 

 

 

その点でいうと、こちらの【オルビス ドライスキン ジェルローション】は、

 

 

敏感肌向けの保湿成分、「グリセリン」「BG」「ベタイン」「ジグリセリン」などを主要成分として構成。

 

この時点でとても低刺激な使用感が予想できます。

 

 

さらに、界面活性剤(乳化剤)を全く使用していないジェルです。

 

 

界面活性剤はそれ自体が悪ではありませんが、

 

低刺激なものであっても成分の浸透を促進してしまうため

 

それだけで刺激感を感じてしまうという肌質の方もいます。

 

 

 

油分を添加した乳液やクリームの場合は、乳化が必要なので乳化剤は必ず配合されていますが、

 

こういったジェルやローションはその点必須ではないので

 

敏感肌でも使いやすいと思います。

 

 

「油分」が入っていないというのも地味に便利で、

 

油分が入っていた方が保湿力自体は上がりますが

 

閉塞感や油分との相性が悪くて肌に合わなくなるということも増えます。

 

 

 

pHを計測すると弱酸性で、無香料・無着色

 

ごくごくシンプルな構成のジェルローションです。

 

 

実際に使用しても非常に低刺激で、

 

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こんな感じのちょっとだけ濁りのあるとろみ感のあるジェル状ローションです。

 

 

とても伸びが良く、

 

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ジェルタイプですので普通の化粧水などよりも保湿持続性が高いです。

 

 

 

ただ、使用感上の欠点を一つ言うなら、

 

そこそこのベタつき感があるということですね。

 

保湿力が高いと言い換えることもできますね。

 

 

しばらくすれば気にならなくなりますが、

 

やはりグリセリンがベースであることやジェル化成分が複数入っていますので

 

サラサラの使用感という感じではありません。

 

 

 

ちなみに製品には「ボディ用」という風に書いてありますが、

 

お顔に使用しても全く問題ないレベルで低刺激です。

(一般的な顔用化粧品よりもむしろ低刺激)

 

 

 

 

抗炎症作用のローションは、

 

肌が荒れ気味のときや敏感になっている時に肌荒れ対策として一品持っておくと便利なアイテムです。

 

シェービング後の肌荒れ対策ジェルとしてもとても有効ですよね。

 

美容医療でレーザーとかを当てた後なんかの炎症の抑制にも使えます。

 

乾燥肌気味のお子さん用の全身保湿剤としてももちろん使えますし、

 

 

マニアックな使い方としては医薬品からの正常スキンケア移行の足がかりとしても利用できそう。

 

 

普段から長期的に使用する必要はありませんが、

 

一品追加程度であれば副作用の懸念もほぼありません

(抗炎症系を複数重ねるのは僕はあまりオススメしていません)

 

気になった時に顔・身体全身に使用できる手軽さは非常に魅力的です。

 

 

 

マスクを付ける頻度が増えているこの時期に、肌荒れ対策に抗炎症ジェルをひとつ普段のスキンケアに+αするだけでも

 

肌荒れのしやすさはかなり変わると思います。

 

 

 

個人的にこういう気楽に使用できるグリチルリチン酸2K有効成分の低刺激なローションは長年探していた商品ですので、

かなり便利なものを教えて頂けたな~と嬉しく思っています(^^)



デザインは可愛くも美しくもない純朴なアイテムですが、

 

お値段も150mlで1500円程度とお手頃な価格です。

 

 

全身使える低刺激な薬用抗炎症ローション。

 

汎用性が高く、非常に便利なアイテムだと思います。







オルビス

ドライスキンジェルローション(医薬部外品)

150ml

1540円(税込)

(有効成分)グリチルリチン酸2K
(その他の成分) 水、グリセリン、BG、ベタイン、PEG80、ジグリセリン、ポリアクリル酸アルキル、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン液、ローマカミツレエキス、茶エキス-1、水酸化K、アクリル酸、メタクリル酸アルキル共重合体、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、無水ケイ酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン

(謳い文句)
カサカサの悪循環をケアする全身の薬用ジェル

引用元:Amazon



 

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