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6月15日!本日はかずのすけ監修の
【マンガでわかる かずのすけ式美肌化学のルール】
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マンガでわかる かずのすけ式美肌化学のルール
1,188円
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の発売日ですね!!\(^o^)/
電子書籍も同時発売となっていますよ!!
ぜひ皆様のご感想やレビュー等もお待ちしております!!
さて明日は同本の出版イベントが控えているのでバタバタしているのですが、
ちょっとした小ネタのお話をひとつ…。
◎美肌のための第一条件は …… 『肌を洗い過ぎないこと』
かずのすけ@kazunosuke13
それなりの美容知識を持つ賢人達、もちろんそれぞれの持論や独自見解は持っているのですが、ほぼ全員に共通する意見が『肌の洗いすぎや角質を過度に除去するスキンケアはすべきではない』ということです。肌の美しさは肌表面の角層をいかに美しく健康に保つかが最も大切なので削る利点は殆どないです。
2018年06月14日 23:09
美容の考え方はそれぞれで、
人によってはAという話も別の誰かではBという話もあります。
でもある程度美容の知識を付けていくとほとんどの人が収束していくのがこの考えです。
美肌のための第一条件は、『肌を洗い過ぎない』ということです。
現在コミックウォーカーさんにて
新刊第二話の『肌トラブルの原因は洗い過ぎ?』がちょうど配信されています!!
今日はこの「洗い過ぎ」がなぜ肌荒れの原因になってしまうのか?
マンガでは難しいところは限りなくそぎ落としてお話しているのでイメージだけしかつかめないと思いますので、
ここではもう少し詳しく説明していきますね!(^_^)b
◎洗い過ぎによる肌荒れ原因①…皮脂膜やセラミドが不足して肌バリアが低下する
肌の表面には「角層(角質層)」というとても薄い層があります。
この層は皮膚表面の0.02mm程度の部位で、その薄さたるや『ラップ一枚程度』とよく例えられます。
(「角質層」は今では「角層」と表記する方向で統一されてきています)
この角層が人の肌バリアの最も重要な要素で、
0.02mmというとても薄いこの層があることで人は健康な肌を保てているのですね!
ちなみに角層には主に以下の肌バリア要素があります。
ひとつが皮脂腺から分泌されて角層表面を覆っている『皮脂膜』です。
これは油分なので肌の水分保持や
皮膚常在菌によって分解されることで脂肪酸などを生成して雑菌から肌を守る役目もあると言われています。
次に最も大切なのが『セラミド』で、
角層はいくつもの角層細胞(角質)が重なり合った構造をしていますが、
その間を埋めている脂質(細胞間脂質)の主成分がセラミドです。
セラミドは説明するとややこしいですが、
ひとことで言えば『角層のバリア機能を司っている物質』と言って差し支えありません。
セラミドがキレイに整列して細胞間に配列していることで
肌内部の水分の蒸発を防ぎ、そして外部からの刺激物質やアレルゲンなどの侵入を防ぐことができます。
そのため、このセラミドが不足するとそのまま肌バリアが低下して、
外部の刺激を受けやすくなって肌が荒れやすくなる…という風に言われているのです。
アトピーや敏感肌には特定のセラミドが少なかったり、
加齢によってその生産量が少なくなっていくことも分かっています。
また角層は基底層で作られた角層細胞のターンオーバーによって作られますが、
このターンオーバーの間に肌本来の保湿成分『天然保湿因子』というものも作っています。
セラミドが保持しているのはこの水分ですね!
ゆえに、
これらの皮膚表面の肌バリア要素『皮脂膜』や『セラミド』などは、
十分量存在すれば肌を守るためのバリアとして働きますが、
これを洗顔などで除去しすぎると肌を守る機能が衰えてしまうため
刺激などに負けやすくなって肌荒れしやすい肌質になってしまいます。
生まれつき肌の強い人も過剰な洗顔や角層を削るようなスキンケアを繰り返していると
徐々に肌のバリアが弱っていき、やがて敏感肌になってしまうこともあります。
◎洗い過ぎによる肌荒れ原因②…「刺激」によるターンオーバーの加速・毛穴の悪化
ほとんどの洗顔料は洗剤(界面活性剤)の性質的に肌に『刺激』を与える一面があります。
肌が強ければ刺激とは感じない人でも
長時間の洗浄や肌バリア以上の洗浄力に触れ続けると徐々にバリアが低下して刺激と感じるようになることもあります。
また『スクラブ』や『酵素』、『毛穴パック』、『ピーリング』などなど、
物理的な刺激や化学的な反応によって角層を分解したり削るようなアイテムは
当たり前ですが肌にとっては【刺激】になります。
人の肌は刺激(ダメージ)を受けると「炎症」を起こし、
炎症を起こした部位の皮膚はいらないものとして判断されて強制的に剥がれていきます。
怪我をした皮膚が他の部位より早く剥がれていくのをイメージすると分かりやすいでしょう。
この結果肌の「ターンオーバー」が加速して、
不要な角質が多量に発生しやすくなったり、
これが『毛穴』の周囲で起こると剥がれた角質と皮脂が混ざって沢山の『角栓』を作るようになります。
慢性的な肌の洗いすぎや刺激の蓄積は、
単純な乾燥や敏感肌をもたらすだけでなく
肌の皮むけ(落屑)や毛穴状態の悪化をもたらしてしまう原因にもなるのです。
◎洗いすぎによる肌荒れ原因③…洗い過ぎることで『皮脂分泌』が増える?!
また、これは先日僕がTwitterで集めたアンケートの結果ですが、
かずのすけ@kazunosuke13
『皮脂分泌』に関する簡単なアンケートにご協力下さい️💡 エビデンスは不要でご自身の経験や感覚でお答え頂けると幸いです。 Q. 「洗顔」を強く頻繁にすると…
2018年06月11日 13:30
2707票の得票のうち53%の人が
「強く頻繁に洗うと皮脂量が増える気がする」
と回答しています。
この考察についてはまた今度もっと深くお話したいなと思うのですが、
現状では「洗い過ぎ」と「皮脂分泌」の関連性を示すエビデンスは存在しないものの、
確かに消費者の実感としては過剰洗浄が皮脂量の増加に繋がると感じている人は少なくない様子です。
もちろん「変化なし」と答えた人や「皮脂量が減る」と感じている人もそれなりに多いので一概には言えないのですが、
洗浄の強さと皮脂分泌には何らかの関係がありそうですね。
(詳しくはまた別の記事にまとめます!)
皮脂量が増えれば肌のテカリやニキビなどの原因になりますし、
毛穴が開いてしまう原因にもなります。
過剰の皮脂が分解されることで発生する遊離脂肪酸が肌に刺激となって肌荒れする「脂漏性皮膚炎」などを誘因する場合もあります。
皮脂が増えることでの肌に対する悪影響は少なくありません。
◎じゃあ肌は「洗わない」方が良いの?
というわけで「肌荒れを招く一番の要因は【洗い過ぎ】だ!」という話をしたのですが、
こういう話をすると「じゃあ肌は洗わない方が良いの??」という声もよく聞きます…。。
これは今まで何度もお話していることですが、
もちろんそういうわけでもありません。
上に書いたように皮脂が残りすぎるのも肌荒れの原因になるので、
ある程度皮脂量がある人がいきなりほとんど顔を洗わない生活を始めると
それはそれはただならぬ肌荒れに襲われることになります…。。。
こういった肌断食や脱洗顔は考え方を完全否定するつもりはありませんが、
適切な手順を踏まないと本当に取り返しの付かない肌状態になってしまうこともあります。
それらも含めて拙著にも詳しく書いていますので、
ぜひ新刊や他の本も読んでみて頂けたらと思います!
では本日の記事はこの辺りにしまして、
明日はかずのすけのトークイベントが開催される日取りとなっておりますので
ご参加頂ける皆様、明日はどうぞよろしくお願いいたします!(*^o^*)ゞ
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