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今に始まった話ではありませんが、
古くから『美容室』を利用した悪質商法というものが頻発しています。
これには例えば
①美容室とその従業員をターゲットにしたもの
②美容室の顧客をターゲットにしたもの
③美容室と顧客の両方をターゲットにしたもの
など色んな形がありますが、
なんにせよ“美容室”という場所は悪質商法の苗床として利用されやすい特性があるのですね。
①のパターンは我々消費者の多くはあまり関係が無いと言えばそうですが、
このパターンはしばらくすると③の顧客も含めてターゲットの方向性にシフトすることが多いので侮れません。
具体的にはどういうものがあるのかと言えば、
例えば「美容室で使用する薬剤やシャンプーなど」がその商品ということになります。
「うちの商品を使えば施術成功率がアップする」
「このアイテムを普段の薬剤に混ぜて使えば髪が蘇る」
というようにいかにその商品が凄いのかアピールして、
美容室の商材として取り扱ってもらうのです。
もちろん中には本当に良い商材を扱っている美容専売メーカーも多くありますし
全部があかんというわけではありませんが、
見たことも聞いたこともないような業者の商材使っている美容室が結構あるのですよね(^_^;)
その商品の説明とかを見れば、
現代の最先端科学技術もビックリのトンデモ理論が騙られていたり
明らかに化学・物理法則を無視したようなインチキ商品がずらっと並んでるのなんてしばしばです…。
美容室相手の商売なんて儲かるのか?と思うやもしれませんが、
今や美容室の店舗数ってコンビニの4~5倍はあると言われていて
(コンビニ:5万店舗程 美容室:20万店舗以上)
美容師さんだけ数えても50万人以上いると聞きます。
さらに美容商材の場合はほぼ全て消費アイテムですし、
美容室では日夜それが大量に消費されていくのです。
ここだけをターゲットにしたとしても非常に巨大なマーケットだと言えます。
しかもこういう商法が上手くいくと、
「次は顧客に売っていこう」
って話になっていくのです。
先ほどの流れから
①従業員ターゲット → ③従業員&顧客ターゲット
のように移行するとすれば、
これの恐ろしいところは
「従業員も騙されている」
ってところなんですよ。
例えばネット上のクチコミサイトとかで
『ここの美容室行って変な商品勧められた!サイテーな美容室!』
のような書き込みをたま~に見ることが出来ますが、
こういう人たちの多くは「美容室が私達を騙そうとした」という風に考えます。
でも実際にはそうではなくて、
美容室の従業員も一緒に騙されている、というケースもかなり多いと思われます。
ちょっと詳しく勉強すればどう見ても怪しい商品でも、
美容室側は本気で良いと思っていて善意で勧めている場合があるのです。
逆に本気の善意で勧めるから、化粧品でもヘアケアでもなんでもよく売れるというわけですよね。
(これは普通の化粧品と美容部員さんとかの関係とも似ているかもしれません)
またこういう悪質商法では
「ネットワークビジネス(マルチ商法)」
という商売形態をとっているものもあります。
→マルチ商法関連の記事
マルチ商法の場合売上げた価格のいくらかをマージンとして受け取れるので、
そのお金欲しさに必死に勧めてくる人も多いのです。
これを美容室ぐるみでやられると非常に怖いですね。
②のパターン、顧客だけをターゲットにしたものの多くは、
このマルチ商法絡みの場合が多いのではないかと思います。
美容室のオーナーとかがマルチ業者と関係を持っていたりするケースです。
このようなケースでは
「他の化粧品を使うと髪が悪くなる」
「経皮毒で羊水がシャンプーのニオイに…」
みたいな他社誹謗とか経皮毒みたいな胡散臭い話をしてきます。
美容室として施術を売りにするのではなくて
その商品を売ることがメインになっちゃっているようなサロンも無いことはないようです。
ただある意味これは少数派です。
もしくは、マルチ商法だと知っていてやっているのは
サロンのオーナーなどの上層部だけで
スタッフのほとんどはよく分からず「売れ」と言われているから売る、
ノルマがあるから仕方なく…というケースも多いでしょう。
また場合によっては、
そういう悪質業者が自社で美容室を経営してしまっているというケースもあります。
ある意味これが一番怖いパターンかもしれませんね…^^;
さて今回紹介したような話は今まで聞いてきた事例のごく一部なのですが、
なぜ美容室でこういう悪質商法が流行ってしまうのでしょうか。
その理由はとても簡単で、
まず第一にあるのは
美容師界隈全体の知識不足
です。
このブログは美容師さんも沢山見てくださっているのでこういうことを書くのはとても心苦しいのですが…(^o^;)
失礼を承知で申し上げるところに、
美容師さんの多くは『科学』を知らなすぎるのです。
髪も肌も化粧品も薬剤もどれもこれも科学によって作られるものであるにも関わらず、
それに関する基礎知識がとても不足しています。
そして悪質な業者はそこにつけ込んでくるのです。
「どうせ本当のことなど分からないだろうから」
ということで
あることないこと適当に難しい文句を並べて商品説明をすれば
それ全部ホントのことだと信じてくれる、
そういうターゲットとして見られてしまっているのです。
そして次に問題なのが、
消費者は【美容師=美容知識のプロ】だと思い込んでいる
ということです。
昔書いた記事で「美容師は美容技術のプロであって美容知識については素人に毛が生えた程度」という話をしたのですが、
(これも大変失礼な言い回しですが。。。)
上記の通り美容師さんはほとんどが科学については詳しくありません。
経皮毒とか水のクラスターとかマイナスイオンとか、
どんなインチキ科学話でも聞けばみんな信じちゃうと思います。
ですが消費者は、
「美容師はみんな美容知識に長けている」
なんて思い込んでいるので
そういう人たちがいう言葉には真実味があって聞こえるのです。
「美容師が言うのだから本当に違いない!」
と…。
それで買ってしまうんですよね…
3万円のシャンプーとか、
1万円の水とか、
内容不明の謎のスプレーとか、、(´・_・`;)
消費者としてこういうよろしくない悪質商法に毒された美容室に引っかからないのはそう難しくありません。
まず第一に有名なサロン専売品のメーカーを扱うサロンであれば、
ひとまず安心できます。
有名メーカーを知らない!ということであれば、
「美容サロンメーカー 一覧」
とかで適当にググれば、人気なところは上位に出るわけです。
簡単に調べられます。
全然知らない聞いたこともないブランドの場合は、
やはり一旦立ち止まったほうが良いでしょう。
そして次に、
施術価格はそこまでじゃないけど商品が驚くほど高い店は避ける
これもとても重要です。
最近はクーポン雑誌とかでカット+パーマ5000円!とかの叩き売り価格みたいなサロンも多いですが、
こういう風に施術料金は結構安めの店ほど謎の高額商品を買わされる場合が多いと思います。
気をつけましょう。
もし安いや~と思って来た店で高額商品を買わされそうになっても、
絶対その場で購入することはしないで下さい。
「良いかも」と思ったとしてもまずは情報収集を先決にしなければなりません。
胡散臭い商品についてはネットでちょっと検索すると直ぐ足がつくので、
とにかく「まずは調べる」というクセをつけましょう。
店側の意見だけを信じて商品を購入するのは絶対NGです。
美容師さん自身が騙していると気がついていない場合も多いのですから、
我々消費者はより一層注意しなければなりません。
まぁ出来れば美容室は行きつけのお店を作って信頼出来る人にずっとお願いするのが良いですけどね(^o^;)
最近はクーポン初回割とかであっちこっち行くみたいなので、
これは正直あまりオススメはしません…。。
(これはまた別の話ですけどね;)
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