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マルチ商法には決まった商材があるわけではなく、
業社の種類によって様々な商品を扱っています。
健康食品や健康器具、浄水器や水そのもの、
中には品物は存在せず「教育」や「サービス」を商材としている場合もあります。
ちなみにかずのすけも数年前にこの類のマルチ集団に引っかかりそうになったことがあります…。。
(この話はまた今度にしますが;)
まぁ千差万別のマルチ商法=ネットワークビジネスの世界ですが、
昨日の記事で取り上げたようなMLM界隈の有名企業以外にも多くの小さい業社がたくさん存在していて、
いろんな商品が取引されているわけです。
しかし何と言ってもその商材として特に取り扱われやすいのが
『化粧品』
です。
その次が美容関連のサプリメントなどですね。
なぜ化粧品を取り扱うMLM業社が多いのかというと、
その理由は大きく分けて3つあります。
ひとつは、
・化粧品は原価率がとても低く、利益を上げやすい
ということが挙げられます。
ほとんどの化粧品は主成分が『水』なので原価がとても低く
安く作れる反面利益が大きいという「旨味」があります。
そのため化粧品を売りたがる業社が多くなるということです。
次に
・化粧品製造のOEM(製造委託業社)が充実している
ということも大きな理由です。
普通化粧品なんてド素人には作れないし売れないと思いますが、
日本には「OEMメーカー」と呼ばれる製造委託業者がとてもたくさんあります。
研究所を持たず開発が出来ない会社でも
こういったOEMに企画製造を委託してしまえば、
お金さえ払えばいくらでも化粧品を作ってもらえるのです。
かくいうかずのすけもプロデュース化粧品の実際の製造はOEMに委託しています。
僕の場合はコンセプトの企画とレシピの原案は僕が作ってますが、
一般の販売会社はそこまでの知識を持ってない場合が大半です。
ですが最近では企画やレシピの提案も全部OEMに丸投げできちゃうので、
販売サイドがずぶの素人でもそれなりの商品が出来上がるのです。
つまり現代ではOEMメーカーのサービスが充実しているため、
売る側に知識がなくてもブランドと商品を作ることが可能なわけです。
(…という2つの内容は拙著でも解説してます。^^;)
最後に
・化粧品は消耗品だからリピーターが生まれやすい
ということも言えるでしょう。
一回売って終わりの健康器具とかビデオとか教材とかっていうのは次に繋げにくいですが、
化粧品はリピートが発生するので単価を下げて何度も購入してもらう事ができます。
この
『安く作れて高く売れる』
『誰でもそれなりのものが作れる』
『リピート購入してもらいやすい』
を見込んでの「化粧品」という選択はMLM界隈ではほぼ当然事項となっていると言っても過言ではありません。
そのためあっちもこっちもMLMと言うと化粧品を売ってる場合が多いのです…(^_^;)
そして次にMLM系化粧品に良く聞く話なのですが、
「化粧品自体は良いものなんだけど…」
という話ですよね。
実際のところこれはどうなんでしょうか?
というのが今回の本題です。
さてこれについてかずのすけの結論をはじめに申し上げますと、
『特別悪くはないが、良くもない』
というのが正直なMLM系の化粧品の中身への感想です。
たとえば↓こちらは某有名マルチグループの某シャンプーの成分です。
280mL 1670円
ラウレス硫酸Naベースでシリコンイン、
香料の配合が非常に多く、シャンプーなのにカチオン界面活性剤が何種類も配合されているという内容です。
これはハッキリ言って至って普通の市販シャンプーレベルです。
特別粗悪品というわけではありませんが、
何か凄い要素があるかと言われると特にありません。
次にこちらは化粧水です。
200ml 4630円
こちらは低刺激のグリセリンとBGを主成分にしているのでそれなりに低刺激な化粧水になってます。
アルコールフリーなのは良いですね。
ただ「尿素」が入ってる点で僕的にはう~んですけどね。
それ以外の成分を見てもここが凄い!ってのは特に無いですね^^;
(セラミド3入ってますが一種類だけじゃそんなに効果ありませんし…)
基剤は低刺激ですがそれだけの印象の化粧水です。
その割には4000円以上という結構な高額商品です。
シャンプーと化粧水が一番わかり易いので例示しましたが、
他の商品も市販レベルに毛が生えたようなものが多いです。
全体的に評価点は★★★☆☆周辺に集まるようなものが多いような印象です。
つまり良く言えば「悪くはない」ですが、悪く言えば「良いものとは言えない」です。
品質に対しての価格設定はむしろ高めだと僕は思います。
まずMLM系の業社がよくセミナーとかで言うのが
「ネットワークビジネスの商品は宣伝を行っていない(CMを打っていない)から、
その宣伝広告費を研究開発費にまわして良い商品を作っているんだ」
という話です。
しかし前回も申し上げたように、
MLM系の商品にはディストリビューターへの『マージン』というものがあります。
MLM商品はこのマージンありきで定価が決められていますから、
確かに宣伝広告にお金は使ってないかもしれませんが
その代わりマージン分の価格が定価に乗っかっていると考えるのが普通です。
つまり別にその点では優位性があるとは全く言えません。
また、
「研究開発にお金をかけられる」
とは言いますが
MLM業社のほとんどは化粧品開発専門の研究所など持っていません。
ほぼ全ての商品が外部委託企業(OEM)によって作られています。
つまり研究開発にお金をかけることなんてはじめから無理という場合が多いのです。
基本的にOEM任せで作っているものばかりですから、
非常にベーシックな内容の商品が基本となります。
これはある意味重要なことで、
冒険して新しい商品を作ると逆に危険な商品となってしまうこともあります。
ネットワークビジネスではクチコミが全てですから、
勧めた商品が合わなくてクレームが発生することを何より嫌います。
そのため、当たり障りの無い商品が好まれる傾向があり、
全体的に斬新で革新的な商品というのはとても少ないのです。
というわけで、
そこまで悪いとは言えないですが良いとも言えないような微妙な商品が多いのがMLM系化粧品の特徴です。
もちろん中には委託したOEMが優秀だったのかそれなりに良い商品に仕上がっているものも稀にあります。
なので一概に『MLM系の化粧品は良くない!』とは言えないです。
商品一個一個を見ていけば十分実用に足るレベルのものも存在するには存在します。
(ただそれが一体どの商品なのかを普通の消費者が判断することはまず出来ないでしょうし、非常に稀なケースです。)
ただしMLMの問題点は商品の良し悪しではありません。
それは前回の記事で説明したように、
こういった業社と関わると金銭的なトラブルに繋がる可能性がとても高いのです。
別に飛び抜けて良い商品とも言えないものですから、
そういう危険と隣合わせになってまであえてそこで購入する必要は無いと僕は思います。
「商品は良いんだけど…、、」
という風に後ろ髪を引かれるような商品はハッキリ言って少ないので、
これ系の業社の勧誘は断固お断りしても何の問題も無いのでは?
…というのが一応の僕なりの持論です。
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