続いては『Hello, Punk Lovers』に収録される「Oh Yeah」を披露。何回「Oh Yeah」って歌っているんだろう? 否が応にも盛り上がり必死のアップ・チューン。Aメロのグレッチ・ギターのハーモニクス・リフが良い。笈川司さんのエフェクターの切り替えまではチェックしきれなかったけれど、空間系やハンドメイド系の歪類などかなり個性的な趣味のようでした。というか、現在生産されていないエフェクターを並べていたりとかエフェクター・マニアなのかな? 今夜のハイライトになっていたのは「WATCH YOUR STEP」。Bメロではハンドクラップだけをバックに歌う構成であり、ここでみんなで手拍子するのがお約束になっているようですね。剛球ビート路線はここからノンストップで、「DA DA DA」「I Scream」と絶頂を迎えたまんま走りきります。いやぁ、凄い。全9曲だったけれどかなりあっという間感がありました。
Don't trust anyone over Thirty/ムーンライダーズ 鈴木博文・作詩 E.D.MORRISON・作曲 昨日の朝 トーストを食べて/子供に言った パパは帰らないよ/外は寒く 吐く息は白いよ/いつか贈るよ小さな手袋/きみはわがままをそれで包み込め/一生今のパパの気持ちが/解らなくてもいいから/昨日の夜 ちょっとしたバーで/彼女に言った ぼくはいなくなるよ/そして冬は 瞳に流れた/彼女の夕暮れは いつでもブーツに/涙をあふれさせてやって来た/ぼくは けものみたいにやさしく/今まで抱きしめていたつもりさ/Don't trust anyone over 30 憎むよりも先に/Don't trust anyone over 30 悲しむよりも先に Don't trust anyone over 30 怒りよりも先に/Don't trust anyone over 30 嘆くよりも先に/おとといの夜 行為を終えて/女房に言った きみを愛してる マイ・ラブ/だから ぼくの好きにさせてくれ/冬の海まで車をとばして/24時間 砂を食べていたい/長い線路をひとり歩いて/そっと枕木に腰をおろしたい/Don't trust anyone over 30 憎むよりも先に/Don't trust anyone over 30 悲しむよりも先に/Don't trust anyone over 30 怒りよりも先に/Don't trust anyone over 30 嘆くよりも先に
僕がムーンライダーズを聴きだしたのは野田幹子経由で、当時は活動休止中だった。いわゆる後聴きしていったわけだけれど、当時の最新アルバムが『Don't Trust Over Thirty』。当時は今と違って情報が少ない。野田幹子のような地中海ポップ・サウンドが聴けるのかと期待して聴いてみれば、理解不能な精神破綻ロックばっかりで最初はまったく理解できなかった。何処まで本気かもわからなかった。けれど、この曲の歌詞に関しては妙なリアリティを感じたんです。当時高校生くらいで親の心情なんてわかるわけないんだけれどね。そしてそのリアリティって、あれから20年近く経ってもあんまり変わらないどころか、より鮮明さを増しているのだから恐ろしい。ほかにも「バックシート」「鬼火」「悲しいしらせ」「ただ僕がいる」etc...ムーンライダーズの曲ってそんなんばっかり(^^;)。応用編で大滝詠一「名月赤坂マンション」っていうのもありますけれど、その辺を聴きだす頃にはレコード・ジャンキーっていう生き甲斐を見いだせていることでしょう。
by 松尾清憲 かの名曲「愛しのロージー」が収録されている名盤『SIDE EFFECTS』より。「For Your Love」のPVって食肉工場にぶら下げられた肉をサンドバッグ代わりに、松尾さんがボクシング・グルーブでパンチしていたやつじゃなかったかな? …って書くとうーん、グロッキー。♪テューテュッテュルー For Your Love~ムーンライダーズ白井良明さんのアレンジがもの凄く過激ジャジーで素晴らしいんだよ!