小説版8【わたしの幸せな結婚】

作家顎木あくみさんんが小説家になろうに投稿、その後小説出版、コミカライズされ、２０2３年３月に目黒蓮・今田美桜で映画かされた人気作品

「わたしの幸せな結婚」のご紹介です。

なろうは現在アカウントが存在しないので、無料で見ることはできません。

小説版、コミカライズ版は内容ほぼ同じで、２０２３年３月現在コミックは２巻の途中までの進行度です。

webコミックから紙のコミックにするにあたり、若干加筆修正してあります。

映画版は小説２巻分をまとめてあり、時系列、主要人物の変更などがあります。

ネタバレ

＜六＞

主な登場人物

斎森美世...斎森家長女（母親は薄葉澄美）母親に能力を封印され異能はないと思われてる。

久堂清霞...異能の名家・資産も権力も別格、美貌の当主、対異特務小隊隊長。　

　　　　　女性、特に母親が苦手なため、実家を離れ一人で住んでいる。

　　　　　実家の子供の頃からの使用人、ゆり江が通いで世話をしに来てる。

鶴木　新...表向き鶴木貿易の経営者一族、取引の交渉役も務める。幻覚の異能を持ち、清霞を敵対視する。

辰石一志...辰石家の当主　幸次の兄、解術の専門家。

五道佳斗...清霞の部下

五道壱斗...佳斗の父、元対異特務小隊隊長

久堂葉月...清霞の姉・バツイチ。美世の淑女教育の家庭教師。母方の回復系の異能を　　　　　　　　

　　　　　持つ。

久堂正清...葉月、清霞の父。虚弱体質のため清霞に久堂家当主を譲り今は隠居の身。

久堂芙由...葉月、清霞の母。贅沢派手好きで癇癪持ち。（←清霞の女嫌いの要因）

短編集　３部作になってます。

1.稟雨がやむとき

清霞の大学時代の話です。

強力な異能を持ちながらも病弱な父た正清を持つ清霞は、家族を顧みない父よりも、子供のころから異能者としても、幼い子の親代わりとしても接してくれていた、五道の父の方が好きだった。

強力な異能を持つ清霞ゆえ、対異特務小隊を手伝いながらも、家庭環境のせいで自分の心の居場所が見つからなかった。

そんなとき、伝説の異形「土蜘蛛」が現れ、五道の父に異能者としての覚悟を聞かれる。

こじらせている清霞は「土蜘蛛」討伐に参加せず、式での呼び出しで現地に向かい、初めて惨状を知る。

そして五道の父の死に対面。

あの時断っていなければ。。。

清霞が自分の進む道への覚悟を決めた話です。

2.掌編の玉手箱　いち

*義妹が可愛すぎる　　

　葉月さん視点の話。小説版２巻目の清霞が倒れた後の話。

*甘い、酸っぱい　　　

　仕事をしている清霞に心太をふるまい、一緒の時を過ごす話。

*酔った彼女　　　　　

　五道の母の差仕入れの焼き菓子に入っていたブランデーに美世が酔っぱらい清霞にせまる話。

*辰石一志の平凡な、とある一日

　一志が起きて街に出て、ちょっとした事件に遭遇し人助けをした話。

＊雷雨

　夏の暮れ方、美世が夕飯の支度をしていた時落雷があり、二人で身を寄せ合ったときの話。

３.愛の証

夫婦になった美世をゆっくりさせようと、葉月が久堂家本宅に招きそこでの出来事。

美世と清霞がボートでデート中、ちりめんの動物型のお守りをもらった。

デートが終わり、本宅へ戻ると正清から贈られた人形が壊れたと芙由が大騒ぎを起こす。

かなり拗ねていたが、正清が慰め芙由はなんとか落ち着き、割った犯人は。。。

そして美世と清霞はそれが互いの愛情の確認だと知る。

それはありえないと思う清霞たちだが、もし自分の贈ったものが同じ役割を果たすとしたら。。。

4.掌編の玉手箱　に

親睦会　　　

　五道、新、そして一志をいれた４人居酒屋での飲み会。

飲み進むにつれ、清霞自身も下衆な気持ちで美世を選んだのかと心配になり、退散。

飲み過ぎて美世に異能で眠らされた話。

魅了される

　お昼にお餅を焼く話。

掌編の玉手箱はカクヨムやコミック特装版に収録されている短編集です。

結婚前や、後の話などいろいろ。

いつも八つ当たりは五道に向かうのが面白いです。

わたしの幸せな結婚　八（富士見L文庫） [ 顎木　あくみ ]

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