作家顎木あくみさんんが小説家になろう に投稿、その後小説出版、コミカライズされ、２０2３年３月に目黒蓮・今田美桜で映画かされた人気作品
「わたしの幸せな結婚」のご紹介です。
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小説版、コミカライズ版は内容ほぼ同じで、２０２３年３月現在コミックは２巻の途中までの進行度です。
webコミックから紙のコミックにするにあたり、若干加筆修正してあります。
映画版は小説２巻分をまとめてあり、時系列、主要人物の変更などがあります。
＜一 後半＞
主な登場人物
斎森美世...斎森家長女（母親は薄葉澄美）母親に能力を封印され異能はないと思われてる。
香耶...斎森家次女（後妻の娘）見鬼の才（異形の妖をみること）がある。
辰吉幸次...辰吉家次男 美世の幼い時からの味方。香耶と婚約。
久堂清霞...異能の名家・資産も権力も別格、美貌の当主、対異特務小隊隊長。
女性、特に母親が苦手なため、実家を離れ一人で住んでいる。
実家の子供の頃からの使用人、ゆり江が通いで世話をしに来てる。
五道佳斗...直属の部下で、清霞の右腕。五道の父親との縁で清霞が軍人になることに。
美世は櫛のお例にとゆり江と街に買い物に出かける。
数日前から清霞の動きを監視する鳥型の式が飛ばされており、美世を式から隠すためため、お守りを渡される。
美世は清霞へのプレゼントにする糸を購入した後、ゆり江と別れる。
その時異母妹の香耶とかつての思い人幸次が現れ、斎森家にいた時と同じように香耶に嫌味を言われる。
恐怖心にあおられ、すっかり委縮したところをゆり江に見られ、心を閉ざした美世。
そのころ清霞は斎森家へ。
人を使い、美世に異能がないこと、家族の美世への仕打ちを調べていた。
政略結婚なので、お互い利のあるよう交渉すべきところ、美世への心からの謝罪がない限り、結納金はないと伝える。
そこへ街で美世に会い、婚約者の幸次が自分に同意しないことに腹を立てた香耶が帰ってきて、清霞を見初める。
清霞は殻に閉じこもった美世を救うため、母がなくなったあと斎森家で唯一の味方だった、侍女のはなを呼びよせた。
「一番つらい時に美世を守れなかったこと、
幸せそうに笑ってるところをみたい」
とはなに言われ本心を打ち明けるが、清霞がすべてを承知で、美世を待っていることを知る。
「たとえどんな結果になっても今度こそお嬢様をお助けする」
というはなの言葉に後押しされ、美世は清霞に、異能がなく、何も持たない自分はふさわしくないといい、感謝とお詫びにと編んだ髪紐を渡した。
「わたしがここにいてほしい、他の誰でもなく」
と清霞がいい、美世に髪紐を結ってもらい初めて「美世」と名前を呼んだ。
今までのつらい思いもこの時につながるなら、報われる。。。と美世は思ったのでした。
はなを車で送迎したお礼にと美世は、五道を食事に招く。
五道は２人をさんざんからかい帰ったあと、美世は眠ってしまい悪夢にうなされる。
斎森家をはなれたことで、封印してたものが徐々に薄れ、美世がもっていた異能の力が暴走しはじめていた。
（真相と解決は２巻）
香耶は美世が自分よりも幸せになるのが許せず、美世との婚姻相手の取り換えを、幸次の父は辰吉家に薄刃家の血を入れたくて、長男の嫁にとの利害が一致し、お守りを忘れて居場所がわかった美世を誘拐することに。
式の主は辰吉。
美世は子供の頃閉じ込められた蔵へ入れられ、香耶と義母香乃子と二人に清霞との縁談は断るよう暴力をふるわれる。
そして幸次は父の企みに気づき、対異特務小隊に、清霞に助けを求めに行く。
↓ここからコミックは３巻。
斎森家の門を異能の雷で吹き飛ばした清霞は美世の父親と対面。
「美世に情はあるか？」と聞けば
「無能に情はない、もっと早く始末しておけば」と答え、清霞を本気で怒らせてしまう。
幸次の父も現れ２対１でも、清霞に傷一つつけらえず、かえって返り討ちにあってしまう。
美世を探す後ろから幸次の父が炎の異能を放つが、清霞の結界にはじかれてしまい、これがもとで斎森家は全焼に。
一方気を失いかけても
「久堂清霞の隣にいるのは自分でいたい、婚約者だ」と美世は初めて香耶と継母に抵抗。
だけど初めて理不尽に屈しなかった誇りの傷と美世は思う。
そして美世は清霞に助け出されるが、香耶が「間違いをただしただけ、自分の方が役に立つ」と後を追う。
そんな香耶に
「顔だの才能などどうでもいい、どけ」と清霞は言い放つ。
この事件により、斎森家は地方へ（事実上引退」
辰吉家は当主を幸次の兄が継ぎ、久堂家の管理下に。
怪我の治った美世と清霞は、片付けが始まる前に再び斎森家へ。
母澄美の植えた桜の樹が完全に朽ち、美世の封印は完全に解かれた。
そして、様子を見に来ていた幸次に昔の感情を隠し、心の中で感謝をし別れる。
清霞は
「一緒になりたい、こんな面倒な男と結婚してもらえるか」
とプロポーズ。
「不束者ですがよろしくお願いします」と答える美世。
第１巻終わりです。
２巻は映画の冒頭でもあった帝や鶴木新が登場。
美世の異能の秘密が明かされます。
美世の自己肯定感の低さはずっとですね
でも少しずつ、まわりを味方につけ、成長していきます。
はなとのやり取りの場面は、情景が思い浮かび、何度読んでも泣けました。
映画のエンディングに怪しい男が映っていたのは3～6巻の話の重要人物かと。
原作者、顎木さんは７巻でハッピーエンドに終わると言ってました。
どうなるか楽しみですね。
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