私が9年前(2003年)に受講した
ペアレントトレーニングで学んだことを
当時を思い出しながら紹介しています。
ペアレントトレーニングとは
ADHDを理解し 子供に対して
どのような対応がより効果的か
を親が学ぶ学習会です。
今回は新たなテーマ
警告(イエローカード)とは
子どもがある行動を始めたり
親が子どもに指示を出す際の最終手段です。
これまでの
「子どもが好ましい行動をしたら
とにかくほめましょう」
という流れからすると
ちょっと厳しい感じですが
親が断固として
毅然な態度を示す
こともとても大切です。
その前にもう一度
大事な心がけをチェックしておきましょう。
子どもに指示を出す時は
具体的に
内容がよくわかるように
しておくことが大切です。
親は子どもの行動をよく観察し
色々な工夫をして明確に指示し
それで子どもが行動に移れることが望ましいです。
親の効果的な指示を子どもが理解して行動し
「自分で出来たんだ!」
と思うことは子どもの自信になり
「また今度もやってみよう!」
という次の好ましい行動にもつながります。
なので まずは下記のツールを使って
子どもが行動出来るまで
親は待つ姿勢で指示を与えましょう
「指示」と「ほめる」の組み合わせや
効果的な「警告」をするために
以下の点に注意しましょう
制限を設ける時には
子どものどの行動に対して制限を加えるか
を確認しておく必要があります。
具体的な例で説明しますね。
違いがお分かりいただけますね。
○の例は
「20分間積み木を片付けられるより
投げるのをやめよう」
「15分テレビゲームの時間を減らされるより
宿題を始めよう」
と子どもが自分で考えた上での行動になります
一方 ×の例では
子どもは
「その先がどうなるか」の予想がつかず
これでは ”おどし” になってしまいます
たとえ ”おどし”で子どもが行動したとしても
それは
「おかあさんがこわいから」
という他者主体の行動です。
「親がおどした結果」として行動する
のではなく
「子どもが自分で選んだ結果」
として行動することが大切です
警告は
親が子どもに指示を出す
「最後の手段」ですが
子どもからすると指示に従うことが出来る
「最後のチャンス」
親は○の対応で毅然と宣言し
子ども自身に行動を選ばせて
従ったらほめましょう!
次回は
行動を特定して警告し…
それでもダメだった場合
について詳しく説明します。
【追記】
岐路 決断 優先順位
いくつか処理すべきことがあるかもしれません
どの項目に目を向けるか
つまりは 自分にとって1番大切なことは何か
優先順位を決める時でもあります
どの道を選ぶか どう進むか
やり方や方法論も大事ですが
その時の自分の気持ちに自信を持って
最後まで責任を持つこともとても大切
人生は 選択 決断 行動の繰り返しですよ
精神的強さ 最後のひと押し
あなたはこれまで 様々な経験を経て
精神性を磨いてきましたね
強くなった自分を認め
誇りとしてください
今目の前に 後もうひと踏ん張り!
という出来事があるかもしれませんが
このテーマでの最終問題のようです
培ってきた糧と自分を信じ
落ち着いて取り組みましょう
大丈夫 あなたは越えられます