私が9年前(2003年)に受講した

ペアレントトレーニングで学んだことを

当時を思い出しながら紹介しています。 

 

 

ペアレントトレーニングとは 

ADHDを理解し  子供に対して

どのような対応がより効果的か

を親が学ぶ学習会です。 

 

 

ADHD(注意欠陥多動性障害)について

ペアレントトレーニングについて

初めてお読みになる方は

こちらからどうぞ

 

ADHDを持つ子どもの親グループ学習会

ペアレントトレーニング

 


 

今回は新たなテーマ

 

子どもの行動に制限を設ける

 

警告する


 

 

警告(イエローカード)とは

子どもがある行動を始めたり
やめたりしない時
当然与えられる制限(ペナルティ)を宣言すること

 

親が子どもに指示を出す際の最終手段です。

 

 

これまでの

 

「子どもが好ましい行動をしたら

 とにかくほめましょうハート

 

という流れからすると

ちょっと厳しい感じですが

 

親が断固として

毅然な態度を示す

 

こともとても大切です。

 

 

 

その前にもう一度 

大事な心がけをチェックしておきましょう。

 

 

子どもに指示を出す時は

具体的に

内容がよくわかるように

しておくことが大切です。

 

 

親は子どもの行動をよく観察し

色々な工夫をして明確に指示し
それで子どもが行動に移れることが望ましいです。

 

 

親の効果的な指示を子どもが理解して行動し

 

「自分で出来たんだ!」

 

と思うことは子どもの自信になり

 

「また今度もやってみよう!」

 

という次の好ましい行動にもつながります。

 

 

なので まずは下記のツールを使って

子どもが行動出来るまで

親は待つ姿勢で指示を与えましょう

 

 


25%ルール

 (子どもが望ましい行動をしたらすぐに!ほめる!)


CCQ

 (Calm:穏やかに Close:近づいて Quiet:静かに)

 

子どもに行動を選択させる

 (子ども自身に選ばせて責任を持たせる)


予告する

 (次の行動に移すまでの心の準備を子どもに与える)


ブロークンレコード・テクニック

 (親が毅然と同じ指示を繰り返す)


無視する

 (子どもの好ましくない行動から注目を取り去る)



※25%ルールとCCQはつねに心がけましょう
 

 

 


「指示」と「ほめる」の組み合わせや

「無視」と「ほめる」の組み合わせ

で対処できれば  それらを使いましょう

 

 

予告する

 

 ↓

 

CCQで指示を出す

 

 ↓

 

CCQで指示を繰り返す

 

 

 

それでも従わない時に

「警告」を出します

 
 
 

効果的な「警告」をするために

以下の点に注意しましょう

 

 

警告は1回だけ

 

従わなかった場合の

制限(ペナルティ)を

子どもに明確に伝える

 

 

 

制限を設ける時には

 

子どものどの行動に対して制限を加えるか

 

を確認しておく必要があります。



具体的な例で説明しますね。


 

 

例1) 

 

子どもが積み木を投げた

 

 

例2) 
 
CCQで指示を出しても 
宿題に取りかからずにテレビを見ている

 


大文字の行動に対して

制限を加えることに決めます。

 

 

では次に

良い例〇 と 悪い例× を。

 

 

例1)

子どもが積み木を投げた場合

 
 
○の対応

 

「もし 積み木を投げ続けたら

 20分間 それを片付けてしまうわよ」 

 

 

×の対応

 

「それをやめないと 

   どうなるかわかってるわねむかっ 

 

 

 

例2)

子どもに指示を繰り返しても 

宿題に取りかからずにテレビを観ている

 
 
○の対応
 

「今すぐ宿題を始めないと

 テレビゲームの時間を15分減らすわよ」 

 

 

×の対応

 

「宿題をやりなさい! そうしないと

  今週はテレビゲームはなしよ」

 

 
 

違いがお分かりいただけますね。

 

○の例


20分間積み木を片付けられるより 

   投げるのをやめよう

 

15分テレビゲームの時間を減らされるより        

    宿題を始めよう


子どもが自分で考えた上での行動になります
 

 

一方  ×の例では

 

子どもは

「その先がどうなるか」の予想がつかず 

これでは ”おどし” になってしまいます

 


たとえ ”おどし”で子どもが行動したとしても 

それは

 

「おかあさんがこわいから叫び

 

という他者主体の行動です。
 

 

 

「親がおどした結果」として行動する

 

のではなく

 

「子どもが自分で選んだ結果」

として行動することが大切です

 

 

 

警告

 

親が子どもに指示を出す

「最後の手段」ですが

 

子どもからすると指示に従うことが出来る

「最後のチャンス」

 

 

親は○の対応で毅然と宣言し

子ども自身に行動を選ばせて

従ったらほめましょう!

 

 

 

次回は 

行動を特定して警告し…

それでもダメだった場合あせる 

 

(24)子どもの行動に制限を設ける

「ペナルティの与え方」


について詳しく説明します。
 

 

 

【追記】 

 

岐路 決断 優先順位

 

いくつか処理すべきことがあるかもしれません

 

どの項目に目を向けるか 

つまりは 自分にとって1番大切なことは何か

優先順位を決める時でもあります

 

どの道を選ぶか どう進むか

やり方や方法論も大事ですが 

その時の自分の気持ちに自信を持って 

最後まで責任を持つこともとても大切

 

人生は 選択 決断 行動の繰り返しですよ

 

 

 

 

 

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 紫9 

Spiritual Strength 精神力

 

精神的強さ 最後のひと押し 

 

あなたはこれまで 様々な経験を経て

精神性を磨いてきましたね

 

強くなった自分を認め 

誇りとしてください

 

今目の前に 後もうひと踏ん張り! 

という出来事があるかもしれませんが 

このテーマでの最終問題のようです

 

培ってきた糧と自分を信じ 

落ち着いて取り組みましょう

 

大丈夫 あなたは越えられます

 

 

 

 

 


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