私が9年前(2003年)に受講した

ペアレントトレーニングで学んだことを

当時を思い出しながら紹介しています。 

 

 

ペアレントトレーニングとは 

ADHDを理解し  子供に対して

どのような対応がより効果的か

を親が学ぶ学習会です。 

 

 

ADHD(注意欠陥多動性障害)について

ペアレントトレーニングについて

初めてお読みになる方は

こちらからどうぞ

 

ADHDを持つ子どもの親グループ学習会

ペアレントトレーニング

 


 

今回のテーマ

 

子どもに望ましい行動を促すための

効果的な指示の出し方

 

子どもに行動を選択させる

 


  

選択とは 

2つ以上の可能性のあるやり方を提案することです。


 

行動する時に 

子どもが自分自身で決めることが出来れば  

命令されるよりも 気持ちよく

指示に従うことが出来ます。 


 


【例】

 

子どもにパジャマを着てほしいと 

親が思っている時

 

 

母「黄色いパジャマにする? 

   しましまパジャマにする?」 

 

子「こっちの黄色がいいドキドキ

 

 

子どもがどちらかを選んだら

ほめましょう!


 

または

 

 

母「黄色いパジャマにする? 

   しましまパジャマにする?」

 

子「ぼくはあっちのパジャマがいいポイント 

 

 

子どもが別の提案をしてきて

それが受け入れられるものなら

それを選ばせてもよいでしょう

 

 

もしも 子どもが

 

「どっちもイヤだむかっ」 

 

と言ったら  親は

 

「黄色いパジャマにする?

 しましまパジャマにする?」 

 

と 再度 選択を穏やかに繰り返しましょう

 

 

この時

 

穏やかに(Calm)

近づいて(Close)

静かに (Quiet)

 

の CCQを忘れずに!

 

 

それでも 

子どもが選択しなかったら

 

親が「着るパジャマを決めること」

を宣言しましょう

 

 

 

 

子育ては「コレ!」という

たったひとつの絶対的な正解はない

と思います。

 

 

お母さんと子供の組み合わせで 

兄弟であっても

違う対応をした方が良い場合もありますし

 

子供の態度が変わっていくことで 

お母さんの対応も 

その都度 変える必要があります。  

 

 

子供の様子をじっくり観察すること

 

お母さん自身も

子どもにどう対応しているか

自分を客観的に見ること

 

「今どうしたら この子にとって

 1番良いやり方になるだろう?」

 

と対応策を探るためにも

CCQをいつも意識しながら

子どもと接することが大事です。

 

 

 

そして ここで大切なのは  
子どもが親の望む行動に移らなかったり 

期待する言葉を返してこなかったとしても 

 

一貫して

子どもに対して

感情的にならず

冷静であること

 

 

「お母さんは断固として 

 この冷静な姿勢を貫きます!」 

 

という意思を態度と雰囲気で

子どもに伝えましょう

 

 

 

私がペアトレを受講していた時

この「選択させる」を含めた

効果的な子どもへの指示の出し方の宿題は

夏休みを挟んでいたこともあり 

みっちり2ヶ月間に渡って出ました。

 

 

それまで息子に一方的に命令したり

おどしたりこわがらせるような対応で

冷静に明確に指示を出すなんてことは

していなかったので
身体に叩き込むグーと言うか

 

とにかく!

練習の繰り返しが大事なのです。

 

 

宿題だったので 

提出するために記録しなければならず

ただ口で言って指示を出す時よりも意識して

子どもにかける言葉や

その時の自分の姿勢に気をつけました。

 

 

書いて残しておくと

うまくいったかどうかの確認や

その後の修正がしやすかったので 
少しの期間でもいいですから 

 

「お母さんが出した指示」 

「それに対する子どもの反応」 

を記録してみることをお勧めします。
 

 

 

 

次回は

子どもに望ましい行動を促すために 

特典を与える方法についてご紹介します。


 

(15)「~したら ~できる」という取り決め


 

 

【追記】 

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 赤2
Movement, Choices, Decisions
 移動 選択 決心

 

岐路 決断 優先順位

 

いくつか処理すべきことがあるかもしれません

 

どの項目に目を向けるか 

つまりは自分にとって1番大切なことは何か

優先順位を決める時でもあります

 

どの道を選ぶか どう進むか

やり方や方法論も大事ですが 

その時の自分の気持ちに自信を持って 

最後まで責任を持つこともとても大切

 

人生は 選択 決断 行動の繰り返しですよ

 

 

 

 

 

 


 

(黄)アールヌーボーカード 27 手紙

 

落着き ゆったりと   客観視

 

内容が問題と思われる時  大切なのは 

この女性のように

冷静な心持ちでゆったり構えることと  

その出来事を客観的に見ることです

 

良からぬことに対して

動揺し感情的になって慌てふためくことも

冷静に落ち着いて対処することも

どちらでもあなたは選ぶことが出来るのです

 

今後 起こる出来事に対する

練習の可能性もあります

 

ゆったり悠然とした姿勢を

心に留めておきましょうね

 

 

 

 

 

 

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