久方ぶりに物語シリーズ原作を。
「よくある」タイムスリップ旅行を終えた暦は
道端で出会った真宵にリュックを返す。
そしていつもの不毛な会話を楽しんでいると、
突然「それ」は現れた。
怪異ですらない「それ」は400年前、
忍がキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードで
あった時にも出会ったものだった…。
アニメもゆっくり見てますけど、やっぱり原作を先に
読んでおきたいので久々に続刊を。
鬼物語でしのぶタイムで、
キスショット時代の回想がながーーく語られるので
忍ちゃんメインのお話なのかと思ってましたが…。
いや、それは変わらないけど。
まさかの…真宵ちゃんお別れ話だったとは(´;ω;`)
今回の敵?である「くらやみ」は
世界の歪みを修正する現象であったとは。
…なんか今までも同様の事起こりそうな気は
しますけど…。
ホントに真宵ちゃんこれでお別れ??
今後も回想シーン、もしくは復活はないのかな??
でももちろん回想も面白かった。
最盛期のキスショットの独特のドライさが
暦くんの突っ込みもあいまって笑えました。
隙を見てははいってくるメタネタも
すでに「物語」の伝統芸。
だけど一人目の眷属だった初代怪異殺しの話は
流されてるけど結構きつい話でした…。
暦くんと違って真面目だったんだな…。
いろいろ助けてくれた余接ちゃんと
やっぱり何でも知ってる臥煙さんも
…面白かった。
この二人は出るだけで結構嬉しいです。
実は大好きです…。
さて、この時点では次が最終巻だったんですね。
西尾先生の終わる終わるサギは
きっとここからもっとひどくなっていくのですねえ。
【物語シリーズ 過去感想】