- 偽物語(上) (講談社BOX)/講談社
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物語シリーズ、第３シリーズ。
けっこう時系列がばらばらみたいですが、
今回は阿良々木暦、高校３年の夏休み。
受験勉強の隙間時間ができた日、
迷子の女子児童、妹の友達、学校の後輩と美少女たちとの時間を過ごした後
恋人に拉致監禁され、その間妹はある詐欺師から怪異を受け、倒れてしまう。
・・・とりあえずは今まで登場したヒロインたちとの
それぞれの絡みに爆笑。
真宵ちゃんとのセクハラと罵倒の境界線上のバトルという楽しい話をしたあと
撫子ちゃんの家でかなり大胆なアプローチをすべてスルー。
…撫子ちゃんこわい。阿良々木君逃げて！！と思いました；マジでラスボス；；
そして駿河ちゃんちの片づけ中に盛大にセクハラというプロレスごっこをして
ひたぎちゃんと血も凍るツンドラトーク。
ほんとこの本外で読めない；；
電車で読んでうっかり笑い、赤ちゃんに不審な目を向けられてしまいました；；
そして今回のメインヒロインであるところは
今まで話だけででてきた阿良々木君の上の妹、火憐ちゃん。
下の妹ともどもセイギノミカタとして日々いろんな困りごとに首を突っ込んで
兄貴を心配させていますが…。
いや、似てるよ阿良々木くんに。
無鉄砲で考えなしで、周りを心配させる。
妹ちゃんに言えた義理じゃないほど大けが繰り返してるでしょうにｗ
すぐ直るけど。
でもお兄ちゃんとしてがんばる阿良々木君はかっこよかったです！
そして今回の新キャラというか敵キャラ？
ひたぎちゃんの因縁の相手…というか憎悪の対象。
貝木泥舟さん登場。
…この人がまたメメさんよりよっぽどつかめない。
でも面白くも残酷で、現実的で大人です。
自分を偽りもせず欲のままに生きてる割には脂がない。
こういうわけのわからん大人は西尾先生の得意分野ですね。
次に周りをかき回すときが楽しみです。
さて、困りものシスターズたち、下巻はさらに困ったちゃんそうな月火ちゃんがメイン。
この子はどっち方面に吹っ飛んでるのかｗ続き楽しみです。
【物語シリーズ 過去感想】
化物語 上 下
傷物語
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