久しぶりの深読みシリーズです。

宝塚の演出家には様々なタイプがいます。
安っぽいヒューマニズムを売りにするキムシン、
レーシズムにやたら関心のある植田景子たん、
必ずといっていいほどコミュニストをだし、傀儡や山賊などマージナルな人が好きな大野さん、
おちゃらけに見せかけて結構アイロニーがあるダーイシ、
大野さんと並んで後ろに膨大な知識がありそうな上田久美子さん、
必ず壊すポストモダンなハリー、マサツカ先生、
ただ目指すのはシンプルに面白いだけでおそらくなんも主義主張がない小柳先生、
小柳さん同様主義主張がなく、最近ワンパターン化してきたイケコ、
どうもハリウット式脚本の書き方をマスターしたみたい。
さて、柴田先生は?

演劇はそもそもテレビやラジオがなかった時代のニュースだったり、
ひそかな時の政権批判だったりしたわけで、、、
その時代の世相を反映しているのです。

という観点から黒豹を見ると
アントニオって基本的に専守防衛で非暴力なんですよね。
攻撃を避け、守るだけなんです。

それにおそらくこの脚本を書いてた時期ってノーベル賞の時かと思うだけど
そうすると金のために他国にいく軍人は中村さん批判のような気もする。

えらく薄い深読みでしただ。
プロローグは500年前の海賊伝説から。
アントニオの祖先であり、祖国の英雄ソルが国を守る。

セブンシーズの面々の身体能力の高さに驚かされる。
オープニングは紫りらちゃんかな?
新体操か器械体操をしていたんでしょうね。
身体能力だけでなく、その後のソロも素晴らしい!

ソルは悪の紅からねねちゃんを救い、現代に。

「黒豹の如く」はこの伝説の永劫回帰であることがここで示される。
そう、歴史は繰り返されるのだ。
しかし、単純には繰り返さない。
たいていは伝説が悲恋に終わり、時を超えて結ばれるのだけど・・・


さて、ここから時代背景と主要登場人物とその関係性の説明です。
オーソドックスに対 称性になっています。
祖国を裏切り、戦争で得したチームと祖国のために戦争で損したチーム。
得したチームが紅、副組長
損したチームがねねちゃん。
ちえちゃんのアントニオはのほほとんとしてモラトリアム中でんな。
基本右往左往してはねねちゃんとラブシーンなんだけどね。

でもね、紅がねねちゃんのことを狙っているのがわかりにくい。
ねねちゃんはアントニオと恋人同士だったんだけど家が没落し、金持ちの貴族と結婚。
でも、すぐに亡くなって未亡人になっている。
どうも紅が殺したという噂・・・

紅は敵国に自国の優秀な軍人の斡旋ビジネスしてる。
このあたり、どうも生徒が理解していない疑惑があり、
手探りでセリフを言っている感じでわかりにくい だ。

演出は謝先生なので、基本硬派でストレートプレイに近く、
しかも振付も硬派なので、集中してみないといけない。
そのため、いくつか息抜き場面があるのだけど
生徒が緊張しているせいか、はたまた息抜き場面である自覚がないのか
全然息抜きにならないんだよね。
でも、セリフは噂として結構重要なことを言っているのだけど・・・
息抜きなんだけど重要という難しい場面ですだ。

さてさて、そして紅の軍人斡旋ビジネスでアントニオがターゲットになるのだけど
黒豹の勘で怪しいことに気づき、断るんだよね。
ちえちゃんが銀橋でそのことをいうのだけど、現時点では棒読みに近い。
がんばりましょう!

で、紅はねねちゃんを使って説得しようとするんだ けど。。。
紅がねねちゃんを狙っていることがなんか伝わってこないのだ。
紅の愛人風ちゃんがそのようなことを言うから、わかるんだけど
紅から伝わってこないんだよね。
ここで紅が風ちゃんを捨てることを決意するのだ。
よくよく考えるとこのシーンがひょっとして最後のどんでんがえしの伏線?
それにしては弱いなという感じ。

この間に息抜きシーンだけど重要な場面として
しーらん、真風、琴ちゃんシーンがあるのよね。
500年前に伝説の場に主要人物を集合させるため。
たぶん500年前の出来事を記憶するためのお祭りだと思うのだけど聞き取れなかった。
そのお祭りに初めて海賊の装束のイベントが開催される。

紅もアントニオとねねちゃんをここによ び、
ねねちゃんを脅してアントニオを自分の支配下に置こうとするのだけど。。。

500年の時を超え、再び。。。
このことを象徴するシーンとして海賊の装束をしたちえちゃんが
舞台を下手から上手に移動する。
オープニングでセブンシーズの面々がすごいアクロバテックだったので
ちえちゃんにも期待したんだけど。。。結構あっさりした振付でした。

ほぼ予定調和で進み、結末がある程度読めるのだけど
ここで、予定調和ではない出来事が起こるのです。

さてさて、結末は?
でも、ちえちゃん、本筋には絡んでないんだよね・・・

最後はサヨナラをとってつけたような場面でした。
まぁそれはそれで泣けるのだけど・・・

いってきます!






















【Dear Diamond!!】
10名で団体予約
席は17列の41~45番と18列の41~45番のセンターブロック通路側!
ショーの客席降りではしーらんと真風が真横。
ちなみにこのとき、ちえちゃんは二階席です。
上をみ上げましたが、もちろん天井で見えませんでした。
が、次のちえちゃんの客席降りでは、真横でポーズを決めてくれましただよ。
世の女性たちはモンゼットでシッシーナでした。

さて、大介、マンネリ化してきたね。
ドアボーイの場面はナイスガイのイケメン、フェニックスの七変化と同じパターン。
しかも、ノバボサノバの伝説のドアボーイなんだから、
瞳子さんのアビアントの時のように
その成長物語にすれば良かったのにフリだけ。
その他の場面もとにかく既視感ありありのショー・・・
残念だね。
大介の時代も終わりかな?

でも、ショーとしては嫌いじゃないけどね(^_-)


トップスターコンビの卒業公演。
なかなか骨太の作品でした。
ひとつひとつの場面は良いのだけど
少し場面間のメリハリが無かったかも?
いや、2場面ほど軽い場面があったんだけど・・・
生徒が場面の意味を理解していないのか
息抜き場面になってなかったんだよね。

さて、主人公のアントニオは500年前の祖国の英雄海賊の末裔。
プロローグはその500年前の出来事から始まり、現代に。
このあとは時代背景と主要な登場人物の紹介と関係性の説明。
このあたりでおおよその結末が予想できるように作られている。

そして、おそらく500年前の伝説の地でのお祭り。
主要登場人物が様々な事情でその場に集合する。
そのお祭りで初めて海賊の催しが開催される。

その場所に移動する際、
アントニオが海賊の装束で舞台を下手から上手に移動
この演出により、500年前の出来事が再び起こることが暗示される。
ここはすごく象徴的な場面なんだけど・・・ただ舞台を意味なく横切ったんじゃない。

そして、お祭り当日、海賊の装束をしたアントニオが登場!
観客に予想させた結末が崩れることを予感させる出来事が起こり・・・

しかし、歴史は完全に繰り返さない。。。
ある意味、衝撃の結末が!!

主演一人の卒業ならまだしもトップコンビの同時卒業なのだから、
歴史を繰り返し、二人して新天地にというラストもあったと思うけど。


アンパンマンは頭を食べさせたあと、
新しい頭に取り替えるのですが、
私たちは通常、脳が自分自身だと考えています。
従って、脳死の人を生かすために
他者の脳を移植すると言うことは考えません。
もし脳死の人に脳を移植することが可能となったとしても
それは脳死の人のためではなく、
脳の所有者?、すなわち全ての臓器を取り替える必要があった人
のための医療と見なすでしょう。
脳死したAさんに心停止したBさんの脳を移植する。
Aさんの身体を持ち、Bさんの脳を持つ人は
主観的にはBさんなんだけど
客観的にはAさんとみなされるでしょう。

だとすると頭、すなわち脳を全て取り替えるアンパンマンと言う存在は
一体なんなのでしょうか?

頭を作り直した時、以前のアンパンマンの経験なり、知識は
全て新しい頭に引き継がれなければなりません。
ということはアンパンマンの経験なり、
知識はどこかで記録されていることになります。
新しい脳に知識や経験をダウンロードした場合、
それは私なのか、
私の記録を引き継いだ新たな個人なのでしょうか?

脳死者に他者の脳を移植した場合、
以前とは身体的な条件が異なりますので、
以後の経験は脳死者の経験でも
身体を取り替えた人の経験でもなく
新たな人の経験になるのでしょう。

やなせさんはなぜこのような問題を抱える頭を
交換可能にしたのでしょうか?

餓えている人を助ける行為は普遍的な正義であり、
正義を実践する人は誤解を恐れずにいえば誰でもいい。
誰でもがアンパンマンになれるということなのではないでしょうか?

一即多 多即一
アンパンマンは普遍的な正義であり、
一方で個々人の正義そのものがアンパンマンだから、
取り換えられる脳は誰の脳でもいい。
餓えている人を助けたいという思いが発動するとき、
我々はアンパンマンになるのであり、
それ以外の時は誰でもいいということなんですよ。

私たちはこのアンパンマンの心を一般意思として
持たないといけないのです、たぶん。
さすがイケコ、うまく纏めてました。
戦闘シーンは艦隊戦なので
艦橋のセットに戦況を映像で表現
その舞台の前で流石に船の格好はしてないけど
人を戦艦に見立てて局地戦をダンスで表現してました。

イケコは鉄板のプロットを持っているから
ミクロレベルでひとつひとつのプロットに何をいれるか
中間レベルでの組み替えなどを考えていっているのだろう。
そのため、ところどころ既視感があるシーンがある。
全体の展開は四神記のパターン
戦う前の恋人とともにするシーンはスカピン、
ヴェスターラントの住民蜂起はスカピン
皇帝が亡くなった展開はエドワード8世なんだけど
この作品はイケコでなく、大野先生なんだけどと思ったら、
音楽が太田さんで同じだった。
あそこの動きはトート閣下とかね。
そこが意識下レベルでの吉本新喜劇効果なんだろうね。
最たるものがフィナーレだけど。

今回はトップコンビのお披露目
そいて正二番手不在というメタレベルで解釈していくと
キタロウ、まあくん、ともちんの二番手争いの物語と解釈できる。
当然まあくん一歩リード。
しばらく正二番手不在でともちんにサヨナラショーさせる思惑?
最後はキルヒアイスを失ったラインハルトが
新しいパートナーにヒルダを選んだことを流れ星で表現するところがうまいなと。
キルヒアイスと出会ったときに二人でみた流れ星が伏線になってる。

細かいレベルの話では、
女性を登用しない国は滅びるなど原作になかったセリフや
ヴェスターラントに禁忌であった核攻撃をラインハルトが承認した理屈が
アメリカが原爆を投下した理由と同じだったところが印象的でした。

生徒も路線系より実力派の脇が活躍してた。
いち、せいこ、もんちが良い役で良かった。
ここがタカラヅカファンには不満かもね。
トップがもう少し歌や芝居がうまければもっと良かったでしょう。
もうビジュアルだけのトップの時代は終わったと思うけど。。。

*サン=テグジュペリ/CONGA!」サボってしまった。
新人公演含め、4回観劇しました。

サン=テグジュペリだけど
蘭はなにコンスエロと星の王子さまの二役ではなく、
コンスエロとバラの花の二役で良かったのにね。
「星の王子さま」のバラの花のモデルはコンスエロと言われているし、
星の王子さまはそもそもサンテックスの分身なんだから。
それにキツネの絆の話もサンテックスとコンスエロとの関係、
すなわち星の王子さまとバラの花の和解の話なんだし。。。
星の王子さま役を研2か研3の娘役にやらせて
蘭はなはダンサーなんだから、バラのダンスをさせるべき。

みーちゃんと一花のシーンも唐突感がある。
みーちゃんと一花はバラがコンスエロであることを明確にしていれば
違和感なく挿入できたはず。

サンテックスが米国に参戦を求めに行ったのは
フランスに残したレオンたちとの絆を守るためであり、
米国に参戦を求める根拠はフランスとの絆を確認させるため。

さらに蛇がリッパートであることの説明が不足。
これは先に蛇の説明をしておかないといけない。
星の王子さまは自分の星に戻るために蛇を頼んだのだから。
サンテックスを撃墜したリッパートはサンテックスの愛読書であり、
もし偵察機に乗っているのがサンテックスであることを知っていたら、
撃墜しなかったというのはキツネの絆の話と同じ。

逆にだからこそリッパートにサンテックスを撃墜する資格があるということか?
よく考えるとそもそもの手紙を運ぶ航空郵便も絆を結ぶ話なんだから、
絆というキーワードを鮮明にして構成したほうが良かったんじゃないかい?
まさおちゃっぴ新トップコンビお披露目公演
ふたりとも緊張してるのかな?
少し過呼吸状態で歌のブレスが気になった。
ブレス以外はまさおは完璧。
ちゃっぴはこなすのが精一杯だね。

最初のソロは大公
ノーマークだったけど歌もお芝居もうまい。
所作も大公らしく堂々としたもの。
セリフが少し改善の余地あるけど合格点
幕間でパンフで調べたら。輝月ゆうま君
ちゃっぴと同期で研4!
大抜擢ですね。

英真さん、お芝居が丁寧だね。
星組と勝手が違うのか緊張してるみたい。
月組は初日から完成度が高い状態でもってくるけど
星組は公演しながら、作り上げるタイプだからかな?

美穂さんの乳母は期待通り。
言うことなし!

心配してた越リュウも合格!

ティボルト、マーキューシオ、ベンヴォーリオのトリオは
今までで一番いいかも?
でも、相変わらずマーキューシオは歌が課題だった。。。

愛と死
タマキチ、やせた?
真風君のイメージが強すぎるのだけど
彩風君をはさんで、真風イメージ薄れたかな?
愛は受身だね。
せしる愛のような強さがなかった。
これから、強くなってくるのかな?

作品は云う事なしです。
本家のフランス版は知らないけど
宝塚版は戦うことの無意味さを
銃後の母の立場で訴えている。
特に二幕の展開は素晴らしく、哀しい。
今日(6月23日)は初見の方も多いみたいなので、
リピーターが増えそうだね。
後ろの席のなぞのおばさんに連れられた男子学生グループも興奮してた。

なんとなく振り付けも変わっているような気がする。

フィナーレが本編とは全然違う雰囲気なので
初見の人はあっけにとられていたみたい。
みやるり銀橋ソロ、おめでとう!
でも、歌がねぇ・・・
ダンサ セレナータ

相変わらず正塚さんらしい演出。

独立戦争を原発事故に読み替えれば
なんとなく見えてくるものがありそう。
まずは廃墟から。。。
何も決められない政府
行動せず、関わることを避ける国民
個々の反対運動をひとつに纏めろ!
絆を結べ!
独立運動の成功が別れになり、
数年後に廃墟になったところで再開。
ディアスポラ(離散)して数年後にその地で再会って
最終的な原発事故の収束に似ている。
ラストの紅の役割は重要なんだけどなぁ。。。
体制派も心情的には独立派に共感しているけど
仕事ゆえ弾圧せざるを得ないが、
もはや流れは逆らえず、見過ごす。
ベルリンの壁崩壊の時の東独軍と同じなんだけど
紅には似合わない役だ。
というか紅一人が作品を潰してるのだけど。。。

Celebrity
若い感性のショーだね。
プロローグは格好いい。
映像を多用し、音楽もデジタルだ。
ゲーム的なものもあり、楽しいよ。
相変わらず紅は・・・だけど。
お芝居ではあまり活躍しなかったとよこさんも
何回かメインの場面をもっていた。
フィーナーレの前のれみちゃんとのシーンは涙ものでした。

追伸
華やかなりし日々/クライマックス
結局13回見ました。
しかも千秋楽までの週末は
加美乃素貸切、セディナ貸切、前楽、千秋楽
と4連荘でした。

後半、もんちとじゅまの子ども時代に拍手がでるようになり、
続く副組長のシーンもみんなテンション上がって良かった。
やはりよい芝居には拍手をしよう!
この作品が上演された元禄時代って
まず元禄文化(バブル)があり、
元禄大地震が起こるなど現在の社会状況に似てる。

すべては金の世の中に純愛を貫くといいつつも
金さえあれば、何の問題もなく、身請けできるという現実
その金がないから、純愛が生まれる。。。
金があれば、ドラマは生まれず、純愛にならない。

這いつくばって生きる、
真剣に生きる、
そのために死なねばならぬという矛盾。。。

そして、この手の作品では心中を賞賛すべき日本人の美学という。
でも、死ぬしかないという現実があるだけの話で
生きられるものなら、生き続けたほうがよい。
やり直せるなら、やり直せたほうが良い
やり直せないから、心中するのに
なぜに心中を日本の美学というのか私にはわからない。
たぶん、景子たんにもわからない。

だから、みーちゃんはこのことに悩み、浄瑠璃が書けない。
みつるには赤穂浪士支援のセーフティネットがあり、救われた。
しかし、みわっち、みりおんには救いが無かった。
まゆはただただ受身で祈るだけだし。。。

近松の原作ではあきら演じる長作は殺されず、そのまま生きるが、
この作品ではみわっちに殺されることが救いか?
殺したことにより、みわっちは罪人となり、
みりおんを道連れに心中する。
そして、子どもたちはママゴト遊びから心中ごっこをする。
これじゃあ救いがないので、はっちさん演じる近松が
最後にあの世で結ばれるシーンを書き加え、2人は救われる。

心中シーンは暗転となり、残酷なシーンはない。
宙組のCry-Maxの殺人シーンの方が刺激的です。

でも、輪廻という思想を信じていれば、
死んでやり直すというのはありなのか。。。

あと宙組観まくっています。
現在まで8回観劇!
原田君、複線がすべて回収されててストレスなし!
テンポもいいのだけど少しわかりにくい部分あり。
これは場面転換のやり方で解消できはずなので、
場面転換を少し考えてほしいなぁ。

あとテル。。。後半の芝居は違うと思う。
テルのでる場面、雰囲気が違い、軽い。。。
狙いなのか天然なのか、たぶんKY。

華やかなりし日々

原田君、GJ!
暗転が多い、幕前芝居が多いと聞いていたけど
あの暗転の仕方なら許容範囲だし
セットとして本当の劇場の幕の前の芝居でした。

ジークフェルド・フォーリーズが宝塚にダブる。
初舞台生へのエールもあったりね。
コーラスガールで終わっても劇団にプライドを持つことが一番大切。
ゆうひも20年かかってトップになった。
劇団員役のれーれに対して、歌が上手くて華がないとスターになれないと評するのは
単に役柄なのか悪意なのか・・・

みっちゃんの役の描き方が微妙だね。
果たしてみっちゃんは話したのか、話してないのか?
リカは前作のクラシコとほぼ同じような役かな?

ところどころ、カサブランカやクラシコなど過去の作品を思わせるような場面があり、
なかなか心にくい演出でした。

ただサヨナラ公演で号泣したい人には物足りないかも?

クライマックス

いつのまにかCry-MaxがClimaxになっている。

$B席の男S

ショーとしては及第点だけど、
クライマックスというタイトルからは期待はずれ。
カゲソロの夢なつき、留依蒔世って研2か研3ですね。
むちゃくちゃ歌うまさんです。
2公演連続で歌うまさんが卒業したどうなるか心配したけど
宝塚は層が厚いなぁ。

クライマックスというタイトルと公演案内、
そしてサヨナラ公演ということを考えなければ
良いショーですが、Cry-Maxは期待できないなぁ。