高速PCテク:PDFからのデータ取り込み
こんにちは、イナミネです。
資料作成のために画像やテキストを、すでにある文書からコピー&ペーストで持ってくれば、作業効率がアップしますね。
今回のテーマは、PDFファイルからの画像と、テキスト取り込みです。
■■■
PDFファイルは、コピー&ペーストが出来るように作ってあるものと、そうでないものがあります。
これは、PDFファイルを作成するときのセキュリティの設定によって変わります。
ただ、実際はそんなこと気にせず、コピーを試して、できなければ、後で述べる方法を行えばよいです。
■■■
まずは、コピー&ペーストが出来る設定のPDFファイルの場合。
1)テキストをいつものように、マウスの左クリックでコピー。
2)貼り付ける先のアプリケーションに切り替えて、「貼り付け」します。
さらに簡単なのは、そのまま、ドラッグ&ドロップするというもの。

このあたりは、Webからのコピー&ペーストと同じですね。
画像の場合は、画像をクリックすると、選択できます。
選択した状態で同じくマウスによるドラッグ&ドロップすれば、画像を資料に貼り付けられます。
■■■
画像だけでなく、テキストやマークなどを含んだ領域をコピーしたい場合には、次のような方法があります
1)PDFを開いたAdobe Readerのメニューから、<ツール> -> <選択とズーム> ー> <スナップショットツール>を選択します

2)こうするとマウスカーソルが十字型になりますから、これで領域を選択します。
すると、「選択した領域がコピーされました」という表示が出てきます。
この状態で、コピー先のアプリケーションに切り替えて、「貼り付け」を行います。
■■■
つぎに、コピー&ペーストができない設定のPDFの場合です。
この場合は、スクリーンショット機能を用います。
ちょっと画像は粗くなりますが、スクリーンショットという機能で画像を仮想記憶メモリにとりこんで、それを「貼り付け」する方法です。
やりかたは、簡単です。
1)キーボードの PrtSc を押す。画面に表示されている画像すべてが記憶される。
2)画像を貼り付けたいアプリケーション(エクセルなど)に切り替えて、「貼り付け」を選択する。
3)余計な部分は、アプリケーションの画像修正機能で、トリミングする。
という手順です。
この場合のメリットは、通常コピー&ペーストが出来ないデータから画像やテキストを取り込めることです。
デメリットは、選択しづらいので、余計な領域などが取り込まれやすいため、後でその余分な領域をトリミングしたり、削除したりする必要が出てきます。
必要であれば、Adobe Readerの拡大機能で、必要なサイズに拡大、縮小しておいてからコピーする事が出来ます。
貼り付けた画像が粗くなるケースもあるので、拡大や縮小など、うまく使ってください。
■■■
コピー&ペーストする場合に、アプリケーション間をスムーズに切換える方法は、別記事でご紹介しています。
■■■
別の記事でもコピー&ペーストを紹介していますが、同じように、原稿の完成の前に、必ず体裁のチェック、文章のチェックは必要です。
また、貼り付けたときに、思いもよらないフォントやサイズになっていることもあります。
一連のコピー&ペーストなどを行ったら必ず文章のチェックをしてください。
■■■
また、PDFファイルがコピー&ペーストができる、出来ないにかかわらず、画像や文章の流用には、著作権などに気を使って、運用してください。
大人のマナーですよね。
<関連記事>
・キーボードから手を離さない工夫
・マウス操作の高速化
・文字選択の高速化
・マウスなし、キーボードで仕事をこなす方法
・キー入力の高速化は、仕事の高速化
資料作成のために画像やテキストを、すでにある文書からコピー&ペーストで持ってくれば、作業効率がアップしますね。
今回のテーマは、PDFファイルからの画像と、テキスト取り込みです。
PDFファイルは、コピー&ペーストが出来るように作ってあるものと、そうでないものがあります。
これは、PDFファイルを作成するときのセキュリティの設定によって変わります。
ただ、実際はそんなこと気にせず、コピーを試して、できなければ、後で述べる方法を行えばよいです。
まずは、コピー&ペーストが出来る設定のPDFファイルの場合。
1)テキストをいつものように、マウスの左クリックでコピー。
2)貼り付ける先のアプリケーションに切り替えて、「貼り付け」します。
さらに簡単なのは、そのまま、ドラッグ&ドロップするというもの。

このあたりは、Webからのコピー&ペーストと同じですね。
画像の場合は、画像をクリックすると、選択できます。
選択した状態で同じくマウスによるドラッグ&ドロップすれば、画像を資料に貼り付けられます。
画像だけでなく、テキストやマークなどを含んだ領域をコピーしたい場合には、次のような方法があります
1)PDFを開いたAdobe Readerのメニューから、<ツール> -> <選択とズーム> ー> <スナップショットツール>を選択します

2)こうするとマウスカーソルが十字型になりますから、これで領域を選択します。
すると、「選択した領域がコピーされました」という表示が出てきます。
この状態で、コピー先のアプリケーションに切り替えて、「貼り付け」を行います。
つぎに、コピー&ペーストができない設定のPDFの場合です。
この場合は、スクリーンショット機能を用います。
ちょっと画像は粗くなりますが、スクリーンショットという機能で画像を仮想記憶メモリにとりこんで、それを「貼り付け」する方法です。
やりかたは、簡単です。
1)キーボードの PrtSc を押す。画面に表示されている画像すべてが記憶される。
2)画像を貼り付けたいアプリケーション(エクセルなど)に切り替えて、「貼り付け」を選択する。
3)余計な部分は、アプリケーションの画像修正機能で、トリミングする。
という手順です。
この場合のメリットは、通常コピー&ペーストが出来ないデータから画像やテキストを取り込めることです。
デメリットは、選択しづらいので、余計な領域などが取り込まれやすいため、後でその余分な領域をトリミングしたり、削除したりする必要が出てきます。
必要であれば、Adobe Readerの拡大機能で、必要なサイズに拡大、縮小しておいてからコピーする事が出来ます。
貼り付けた画像が粗くなるケースもあるので、拡大や縮小など、うまく使ってください。
コピー&ペーストする場合に、アプリケーション間をスムーズに切換える方法は、別記事でご紹介しています。
別の記事でもコピー&ペーストを紹介していますが、同じように、原稿の完成の前に、必ず体裁のチェック、文章のチェックは必要です。
また、貼り付けたときに、思いもよらないフォントやサイズになっていることもあります。
一連のコピー&ペーストなどを行ったら必ず文章のチェックをしてください。
また、PDFファイルがコピー&ペーストができる、出来ないにかかわらず、画像や文章の流用には、著作権などに気を使って、運用してください。
大人のマナーですよね。
<関連記事>
・キーボードから手を離さない工夫
・マウス操作の高速化
・文字選択の高速化
・マウスなし、キーボードで仕事をこなす方法
・キー入力の高速化は、仕事の高速化
高速PCテク:ウェブからのコピー&ペースト
こんにちは、イナミネです。
仕事での資料作成に、ネット上にある画像やテキストを検索で見つけて、コピー&ペーストをしている方も多いでしょう
ここでは、資料の作成の効率化に役立つスピーディなコピー&ペーストの方法をご紹介します。
資料作成に使われるエクセル、ワード、パワーポイント等のアプリケーションで使えるテクニックです。
■■■
よくある、文章のWebからの画像取り込みは、通常、以下のような手順ですね。
1)マウスで選択
2)右クリックやメニューの「コピー」または、以前紹介したキーボードショートカット Ctrl + C
でコピー
3)同じく、右クリックやメニューの「貼りつけ」または、以前紹介したキーボードショートカット Ctrl + Vで貼り付けます。
もっとカンタンなのは、そのままドラッグしてくることです。

簡単でしょ。
ワード以外にも、テキストを扱うようなアプリやWebのプログラムはこの機能に対応しています。
このブログの原稿も、同じように書いています。
■■■
画像も同じように、そのままドラッグして貼り付けられます。

ただし、画像にリンクが付いているものは、ドラッグ&ドロップではもってこれません。
なので、マウスで右クリックして、ファイル保存してから、エクセルにドラッグ&ドロップが必要です。
■■■
ちょっと画像は粗くなりますが、スクリーンショットという機能で画像を仮想記憶メモリにとりこんで、それを「貼り付け」する方法もあります。
やりかたは、簡単です。
1)キーボードの PrtSc を押す。画面に表示されている画像すべてが記憶される。
2)画像を貼り付けたいアプリケーション(エクセルなど)に切り替えて、「貼り付け」を選択する。
3)余計な部分は、アプリケーションの画像修正機能で、トリミングする。
という手順です。
■■■
上の説明では、コピー&ペーストしやすいように、ワードやエクセルのようなアプリケーションとインターネットのブラウザの画面をずらして表示しています。
両方のアプリケーションを全画面に表示していると、データをコピーしているときには、片方のアプリが背面に隠れて見えない事があります。
そんな時は、コピーする画像やテキストをドラッグして、タスクバー(「スタート」ボタンを含むデスクトップ下部にあるバーのこと)に表示されている貼り付けたいアプリケーションアイコンへドラッグすると、アプリが切り替わります。
■■■
こんな感じで、コピー&ペーストで、文章作成、資料は作成は効率的に仕事を勧められます。
ただし、完成の前に、必ず体裁のチェック、文章のチェックは必要です。
つぎはぎをしているわけですから、文章や用語が文章の真ん中や後で整合性が取れなかったり、誤字脱字が発生したりしやすいです。
また、ウェブ上の画像は、表示スピードを速くするため、解像度が荒くてサイズが小さいものを用いています。なので、拡大すると画像がボケてかっこ悪くなります。
資料作成の終了前には必ず全体のチェックをしてください。
・文章が正しいか
・誤字・脱字はないか
・用語は正しく使われているか
・文章やページの前後で矛盾はないか
・画像は適切か
など、頭からもう一度眺めるだけで、結構たくさん修正がでてくるはず。
■■■
また、使っていい画像やテキスト、そうでないものもあります。
いわゆる著作権です。
もし、社外に出まわるものや、部外者の目に触れるようなモノについては、許諾されていない素材の使用を差し控えるべきです。
大人ならば当然ですが。
<関連記事>
・キーボードから手を離さない工夫
・マウス操作の高速化
・文字選択の高速化
・マウスなし、キーボードで仕事をこなす方法
・キー入力の高速化は、仕事の高速化
仕事での資料作成に、ネット上にある画像やテキストを検索で見つけて、コピー&ペーストをしている方も多いでしょう
ここでは、資料の作成の効率化に役立つスピーディなコピー&ペーストの方法をご紹介します。
資料作成に使われるエクセル、ワード、パワーポイント等のアプリケーションで使えるテクニックです。
よくある、文章のWebからの画像取り込みは、通常、以下のような手順ですね。
1)マウスで選択
2)右クリックやメニューの「コピー」または、以前紹介したキーボードショートカット Ctrl + C
でコピー
3)同じく、右クリックやメニューの「貼りつけ」または、以前紹介したキーボードショートカット Ctrl + Vで貼り付けます。
もっとカンタンなのは、そのままドラッグしてくることです。

簡単でしょ。
ワード以外にも、テキストを扱うようなアプリやWebのプログラムはこの機能に対応しています。
このブログの原稿も、同じように書いています。
画像も同じように、そのままドラッグして貼り付けられます。

ただし、画像にリンクが付いているものは、ドラッグ&ドロップではもってこれません。
なので、マウスで右クリックして、ファイル保存してから、エクセルにドラッグ&ドロップが必要です。
ちょっと画像は粗くなりますが、スクリーンショットという機能で画像を仮想記憶メモリにとりこんで、それを「貼り付け」する方法もあります。
やりかたは、簡単です。
1)キーボードの PrtSc を押す。画面に表示されている画像すべてが記憶される。
2)画像を貼り付けたいアプリケーション(エクセルなど)に切り替えて、「貼り付け」を選択する。
3)余計な部分は、アプリケーションの画像修正機能で、トリミングする。
という手順です。
上の説明では、コピー&ペーストしやすいように、ワードやエクセルのようなアプリケーションとインターネットのブラウザの画面をずらして表示しています。
両方のアプリケーションを全画面に表示していると、データをコピーしているときには、片方のアプリが背面に隠れて見えない事があります。
そんな時は、コピーする画像やテキストをドラッグして、タスクバー(「スタート」ボタンを含むデスクトップ下部にあるバーのこと)に表示されている貼り付けたいアプリケーションアイコンへドラッグすると、アプリが切り替わります。
こんな感じで、コピー&ペーストで、文章作成、資料は作成は効率的に仕事を勧められます。
ただし、完成の前に、必ず体裁のチェック、文章のチェックは必要です。
つぎはぎをしているわけですから、文章や用語が文章の真ん中や後で整合性が取れなかったり、誤字脱字が発生したりしやすいです。
また、ウェブ上の画像は、表示スピードを速くするため、解像度が荒くてサイズが小さいものを用いています。なので、拡大すると画像がボケてかっこ悪くなります。
資料作成の終了前には必ず全体のチェックをしてください。
・文章が正しいか
・誤字・脱字はないか
・用語は正しく使われているか
・文章やページの前後で矛盾はないか
・画像は適切か
など、頭からもう一度眺めるだけで、結構たくさん修正がでてくるはず。
また、使っていい画像やテキスト、そうでないものもあります。
いわゆる著作権です。
もし、社外に出まわるものや、部外者の目に触れるようなモノについては、許諾されていない素材の使用を差し控えるべきです。
大人ならば当然ですが。
<関連記事>
・キーボードから手を離さない工夫
・マウス操作の高速化
・文字選択の高速化
・マウスなし、キーボードで仕事をこなす方法
・キー入力の高速化は、仕事の高速化
自分の社内での価値は何か?
こんにちは、イナミネです。
ヤマダ電機のような電気屋にいくと、たくさん商品がならんでいますが、そのとき、「これとあれはどう違う?」と思いませんか?
お客さんに選んでもらうために、電機メーカー各社とも、「うちはココが違う!」とアピールしています。
「差別化」「区別化」と言われているものです。
■■■
社員も同じで、周囲からは「この人は●●で、あの人はxxである」と、特徴づけて見られています。
自分が買い手となっている場合には、「この製品はぱっとしない」とか「デザインの割には価格が高い」と感じます。
しかし、視点を変えると、自分自身が「こいつは、ぱっとしない」とか、「能力の割に給料が高い」と周囲の人、特に上司や経営層に見られています。
派遣で働いている方々は、周囲から値付けされている感覚を普段から持っているかもしれません。
■■■
本に書いてある、人事評価手法では、能力を「柔軟性」とか「指導力」と、細分化して評価し、得点づけして、人事評価に反映することを主張しています。
しかし、人の組織はもっと露骨に個々人を判断しています。
上司からという、限定してみたとき、例えば、
・働きはやや低いが、若いから人手として使えるから
・美人、ハンサム、なので好感がもてるから
・文書を作らせると早いので、頼みたいときには重宝するから
・社内の調整力があるので、部門間の根回しが上手だから
・それなりの経験をつんで、営業としてまあまあだから
・太鼓持ちだが、憎めない、喜ばせてくれるから
・特定の業界知識、人脈をもっていて、たまにしかないがその関連の業務には社内で一番パフォーマンスが高いから
・業界内でも有名な能力の持ち主で、圧倒的なパフォーマンスをもっているから
・勤続年数が長く、業務の生き字引になっているから
などという例があります。
■■■
結構、くだらない理由ばかりを上げてしまいました。
でも、実際のところ、人のパフォーマンスはそう変わらない事が多く、上司から見れば、好き・嫌いで肩入れしてもらっていることも多々あります。
このように、本音でみた、他人からの評価というものは、かなり露骨なものです。
実際、自分が他人を見定めるときは、そうでしょうし。
■■■
能力や、実績はともかく、有力者からひいきされているなどの、社内の力関係で存在感を持っている人も珍しくないですね。
ただし、それが悪いことかというと、そうでもなく、かわいがられるのも能力のうちです。
また、かわいがられることを意識してできるようになれば、それは立派なスキルです
■■■
自分の社内の位置づけ、もっというと、自分が何をもってここに存在を許されているのか、よくよく見定めてみましょう。
自分が、「好かれている」や「若い」という理由で評価されているのか?
はたまた、能力で評価されているのか?
それは、どういう能力か?
■■■
自分が、能力低いがひいきしてもらっていると感じ、かつ能力を高めて、価値を高めたいと思っているのであれば、ひいきされている間に仕事の機会を得て、実力を研鑽するように、働きかけるべきです。
また、能力で評価されている人も、人からあまり好かれていなさそうならば、今後力量を発揮する仕事の機会が減る可能性があります。
それでもスキルアップに進むか、人付き合いを改善していくか、方向性はいくつかあります。
能力で評価されているのであれば、それが社内だけなのか、社外に通用するのか、またはどう伸ばしていくのか、ということは自分のキャリアアップには重要な観点です。
自分の「差別化」です。
■■■
自分が会社の中での位置づけがどうかということを冷徹に見極めることが、自分のキャリアアップを考えていく上では重要なポイントですね。
<関連記事>
・会社で避けられない、人間関係の基本
ヤマダ電機のような電気屋にいくと、たくさん商品がならんでいますが、そのとき、「これとあれはどう違う?」と思いませんか?
お客さんに選んでもらうために、電機メーカー各社とも、「うちはココが違う!」とアピールしています。
「差別化」「区別化」と言われているものです。
社員も同じで、周囲からは「この人は●●で、あの人はxxである」と、特徴づけて見られています。
自分が買い手となっている場合には、「この製品はぱっとしない」とか「デザインの割には価格が高い」と感じます。
しかし、視点を変えると、自分自身が「こいつは、ぱっとしない」とか、「能力の割に給料が高い」と周囲の人、特に上司や経営層に見られています。
派遣で働いている方々は、周囲から値付けされている感覚を普段から持っているかもしれません。
本に書いてある、人事評価手法では、能力を「柔軟性」とか「指導力」と、細分化して評価し、得点づけして、人事評価に反映することを主張しています。
しかし、人の組織はもっと露骨に個々人を判断しています。
上司からという、限定してみたとき、例えば、
・働きはやや低いが、若いから人手として使えるから
・美人、ハンサム、なので好感がもてるから
・文書を作らせると早いので、頼みたいときには重宝するから
・社内の調整力があるので、部門間の根回しが上手だから
・それなりの経験をつんで、営業としてまあまあだから
・太鼓持ちだが、憎めない、喜ばせてくれるから
・特定の業界知識、人脈をもっていて、たまにしかないがその関連の業務には社内で一番パフォーマンスが高いから
・業界内でも有名な能力の持ち主で、圧倒的なパフォーマンスをもっているから
・勤続年数が長く、業務の生き字引になっているから
などという例があります。
結構、くだらない理由ばかりを上げてしまいました。
でも、実際のところ、人のパフォーマンスはそう変わらない事が多く、上司から見れば、好き・嫌いで肩入れしてもらっていることも多々あります。
このように、本音でみた、他人からの評価というものは、かなり露骨なものです。
実際、自分が他人を見定めるときは、そうでしょうし。
能力や、実績はともかく、有力者からひいきされているなどの、社内の力関係で存在感を持っている人も珍しくないですね。
ただし、それが悪いことかというと、そうでもなく、かわいがられるのも能力のうちです。
また、かわいがられることを意識してできるようになれば、それは立派なスキルです
自分の社内の位置づけ、もっというと、自分が何をもってここに存在を許されているのか、よくよく見定めてみましょう。
自分が、「好かれている」や「若い」という理由で評価されているのか?
はたまた、能力で評価されているのか?
それは、どういう能力か?
自分が、能力低いがひいきしてもらっていると感じ、かつ能力を高めて、価値を高めたいと思っているのであれば、ひいきされている間に仕事の機会を得て、実力を研鑽するように、働きかけるべきです。
また、能力で評価されている人も、人からあまり好かれていなさそうならば、今後力量を発揮する仕事の機会が減る可能性があります。
それでもスキルアップに進むか、人付き合いを改善していくか、方向性はいくつかあります。
能力で評価されているのであれば、それが社内だけなのか、社外に通用するのか、またはどう伸ばしていくのか、ということは自分のキャリアアップには重要な観点です。
自分の「差別化」です。
自分が会社の中での位置づけがどうかということを冷徹に見極めることが、自分のキャリアアップを考えていく上では重要なポイントですね。
<関連記事>
・会社で避けられない、人間関係の基本