こんにちは。
今日のテーマは壮大な!
過去・現在・未来に渡ってわたしたちを救ってくれる、スーパースターについての記事です。
※大山
過去に「わたしが思う三大霊能力者」をご紹介しましたが、それをはるかに凌駕する存在です。
何がすごいかというと、オンリーワンではないのです。
二人いるのです‼️
日本は未だにこのお二人を超える霊能者を輩出しておりません。
まずは一人目をご紹介します。
呪術のエキスパートであり、修験道を開いた稀代の霊能力者、役小角(えんのおづの)。
※役行者と使役した前鬼と後鬼
役小角は役行者(えんのぎょうしゃ)とも呼ばれる、修験道を開いた祖となります。
山に住み、鬼神を意のままに操り、空中を飛翔して富士の山に登るという伝説の持ち主です✨
※富士山
この人が天狗のモデルになったのでは、と思うくらいに自由自在に山々を飛翔する伝説があり、
修験道を極めていくと、大天狗が守護神となっていきますよ✨
修験道というのは、山岳で厳しい修行をして霊性を高める宗教のことです。
初期の密教と神道・道教・陰陽道が混ざって成立している宗教なのです。
まさに、神と仏の融合‼️
この修験道こそが、日本のあらゆる呪術や祈祷の源流となっているのです。
日本では古代から、山は神が住む場所であり、死者が還る霊界でもあると恐れられてきました。
その聖なる山を切り開き、富士山を始め、吉野の金峯山や大嶺山など、多くの霊山で山岳道場を開いていきました。
山岳信仰の体系を作り上げた偉大なる功績は、今なお各地に残る霊山を見れば、一目瞭然です。
死して1000年後に、ようやく神になりました‼️
そして、その信仰を受け継いだ人物こそ、スーパー霊能力者の二人目です。
真言宗の開祖、弘法大師空海です。
出たー✨✨
四国が生んだスーパースター空海✨
ですね♪
香川県のわたしが住んでいた家の近くで生まれております😅←ざっくりすぎる
香川県には、空海の里と呼ばれる善通寺(ぜんつうじ)というお寺があるのですが…
そこから東にまっすぐ線を引いたら、高野山金剛峯寺に辿り着くのです。
そう、空海は、自分の誕生地と、伝授された場所を一直線に結んだ先に、自分のお寺を創建したというわけですね😆✨
ここには強い霊山があったのでしょう。
だから、あんな都から離れた奥深い山に、金剛峯寺は建っているのですね😅
おかげで、織田信長の狂気の野望から逃れることができました‼️
彼は比叡山延暦寺だけではなく、高野山までも手をかけようとしていたのですから。
なお、空海は日本から仏教を学ぶために派遣された留学生でした。
一緒に派遣されたのが、天台宗の開祖である最澄です。
そう、同期だったのです‼️
そして、空海が持ち帰ったものが密教の「純密」となり、現代の密教の祖となります。
密教の真言とは、つまり呪文であり、古代サンスクリット語なのですが、
「マンダラ」もそのまま訳さずに用いているのですね。
なお、インドや中国、ミャンマーなどの仏教寺院は、イスラム勢力により徹底的に寺院や仏像が破壊されています。
しかし、空海が持ち帰った密教は、古代インドの仏教の流れを汲んでおり、その最終進化系統はチベットで守られておりますよ。
※曼荼羅
このように、日本の密教は古代インドの仏教の系統を引き継ぎ、呪術としても完成しており、口伝のみで伝授しています。
だから、「秘密の教え」であり、つまり「密教」なのですね。
かの平将門の乱も、真言宗の秘法で制圧しています。
空海さんは、日本全国津々浦々を巡礼して、多くの霊山を切り開いていきました。
そんな空海さんが四国に張った結界が、四国八十八ヶ所です‼️
わたしも小学生のときに強制的に巡礼させられました😅
なお、空海さんは、四国からキツネを追い出した、という伝説がございます。
キツネたちの目撃談がありましたので、瀬戸大橋を渡って戻ってきているはず😅?
だから、四国は稲荷神社がとても少なく、たぬき信仰が根強いのですね。
このように、役行者と空海が開いた聖地は、素晴らしいワンダーランドばかり‼️
そして未来永劫、その教えはわたしたち日本人の心の中で生き続けるのです✨✨