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イチローの対談・動画・名言を見返した時
その中に繰り返しよく出てくるのが
次の2つの言葉、
それは・・・
「遠回りせよ」
「近道はない」
多くの普通の人は、
失敗しない最短距離で
行こうとする。
痛い目をみたくない
その気持ちもよくわかる。
僕自身もかつてそうだったのだ。
多くの人は、最初から
失敗したくて失敗する人はいないし
素早く成功して、ラクしていい思いをしたい。
今の時代、
情報・成功ノウハウや知識が
あふれているから
失敗しないような最も合理的な方法を
探してそれに飛びつく人も当然増える。
そういう人は、頭でっかちの状態で
最小限の努力と経験で失敗せずに
目的地へ行こうとして
実際に行った気になる。
簡単な目先の小さい結果が出る方法に
人は群がる。ビジネスになるから・・・。
しかし・・・
それを繰り返していると
その場は凌げて小さな結果はすぐにでるが
人生全体が確実に薄っぺらくなる。
後から人生を思い返した時に
何も人生に大きなモノ・大切なモノが
残っていないことに気づくのでは?
🍀
「遠回りせよ」という簡潔な言葉を
もう少し翻訳すると
「たとえ遠回りに見えても、失敗してもいいから
その経験から学べ」ということではないか?
決して、失敗しないように最短の近道を行って
必要最小限の経験値で行くこととは
イコールではないと思う。
自分の本当に行きたい場所へ到達するのに
一見、ムダに思えること
遠回りになる”回り道”する経験
寄り道の失敗経験が多い人生をもつ人ほど
魅力的で人間としての深さや味が出る。
📝<チェック>
★多くの人は、楽して・失敗せずに・最短で
しかも簡単に目的地に到達しようとする
★今の時代、情報と知識があふれすぎて
頭でっかちになり、さらに
安易な合理的思考に偏る人が増える
★ただし、それだけでは
本当の境地、深みのある人間にはなれないし
人生全体は薄っぺらくなる
★遠回りに見える経験、失敗経験こそ積み重ね
寄り道をたくさんしてきた人は
やはり人間の厚み・器の大きさやオーラが違う。
人生の後半にいくほどますます輝きを増す
細かすぎる点はとりあえず脇においておいて
まずはざっくりと
ロシアについて
大きな流れをおさえておきましょう!
歴史はすべてつながっていますので
過去の流れがわかると
現状の理解もすすみます!
紀元前1c頃
現在の東ヨーロッパに
ロシア人の祖先
スラブ系民族総称(ブルガリア、ウクライナ、セルビア含む)
がすみつく。
4C
ゲルマン人大移動→部族に分かれる→争い
※1
9C
リューリクがノヴゴロド地域をまとめ
ノブゴロド王国を建国(ルーシの地)。
(リューリク朝 862~1598)
リューリク死後、オレグ(オレイグ)が
ノヴゴロド地域から南下し
キエフ公国という国家つくる。
周辺国から税金徴収、東フランク王国、東ローマ帝国とも接触
ロシア地域の中心的国家へ発展
※2
978年
ウラジーミル1世がキエフ大公に
985年
東ローマ帝国での内乱で
東ローマ帝国のバシレイオス2世は
ウラジーミル1世へ助けを求める
ウラジーミル1世は、助ける代わりに
妹とバシレイオス2世の結婚を約束させる。
→キエフ公国と東ローマ帝国は親族関係に
※3
ウラジーミル1世は自らキリスト教に改宗し
キリスト教化をすすめる。
ギリシャ正教が入る。
※4
11C
ウラジーミル死後、
ヤロスラフ 法典つくり 領土拡大
→キエフ発展し黄金時代
※5
ヤロスラフ死後、
息子たち同士の地位を巡る争いで
キエフ公国衰退へ
小国に分裂し半世紀混乱つづく
※6
13C
モンゴル帝国侵入
モンゴルへの服従を約束したノブゴロド以外は
次々とモンゴルに征服された
※7
13C後半
モンゴル帝国は分割へ
キプチャクハン国がつくられ
税金徴収が行われる。
「タタールのくびき」=モンゴルに支配された屈辱の期間
キエフ公国は事実上解体され
小国が乱立→その後自立へ
ウラジーミル大公国が
支配力を握っていくが
北のノヴゴロド王国が台頭。
アレクサンドル・ネフキーが実権握る。
西方周辺地域と徹底的に戦う。
スウェーデン
ドイツ騎士団
に勝利。
アレクサンドルが死亡後
ウラジーミル大公国は弱体化。
※6と同じ
14C
モスクワ公国が実権握る。
1318年ウラジーミルの大公の位を巡り
他国と戦い大公国となる。
キプチャクハン国との闘いに勝つも
完全独立はできず
100年はキプチャクハンの支配下にあった。
モスクワ大公国の内部の権力争いで抗争起きる。
国家混乱、経済停滞へ。
※8
1462年
イヴァン3世 モスクワ大公国の大公として即位
発展へ
周辺国家併合 領土大
東ローマ帝国の姪と結婚→「第3のローマ」と呼ばれる
→モンゴルに勝利
「ツァーリ」の称号を使う
イヴァン4世 敵対者は次々粛清 イエスマンで固める
暴君「雷帝」と呼ばれる
※9
死後、大飢饉やペスト→暴動や暗殺が繰り返される
動乱時代1601~1613
ポーランドにツァーリの座が奪われる等
周辺国スウェーデンなどにも
領土を少しずつ奪われていく。
国力低下へ
ロシア滅亡の危機
ロシア人の結束感高まる。
ミハイル・ロマノフがツァーリに選ばれる。
※10
17C
ロマノフ朝スタート(300年続く)
新しい法典 農民は領主へ税金の支払い義務づけ
農民が死ぬまで領主に支配される体制
=農奴制(以後200年続く)
ステンカラージンが逃げ出す農民を束ねて反乱するも
政府に鎮圧される。※政府に反抗した英雄として語り継がれる
ロシア帝国として国家まとまってくる。
東へ進出し領土を広げる。
※11
進出の主目的は
外敵減らす 岩塩を得る クロテンの毛皮を手に入れる
中国(当時の清)と国境を決める
1689年 ネルチンスク条約
(国境線→スタノヴォイ山脈とアルグン川)
1689年ビョートル1世が実権握る
ロシアの発展に他国の技術を積極的に取り入れる
使節団を西ヨーロッパへ覇権(西欧化近代化)
自ら他国へ潜入する、ヒゲ税
※12
→世界各国へ貿易ルートを確保
スウェーデンと戦う(北方戦争)
→勝ってバルト海へ進出
サンクトベテルブルク首都へ
ピョートル1世死後は、
次に有能なツァーリが誕生せず
短命で入れ替わる。
※6に同じ
18C
エカチェリーナ2世(ピョートル大帝の孫の妻)1762年
フランスの啓蒙主義に傾倒(理性・寛容・進歩)
クリミア半島狙う
凍らない港が欲しい 地中海に出たい
→オスマン帝国とたたかう(露土戦争)
更なる領土拡大目指す
※11に同じ
ポーランドへ侵入
(プロイセン・オーストリアにも協力するよう声かけ)
ポーランドは分割→消滅
1801年
エカチェリーナ2世死後
アレクサンドル1世即位(近代化推進)
ナポレオン戦争に巻き込まれる。
アウステルリッツ三帝会戦で負ける。
(ナポレオンのフランスVSアレクサンドルのロシア・プロイセン・オーストリア)
→ロシアはフランスに協力するよう約束
フランスはイギリス封鎖令を出す
しかし、ロシアはフランスに隠れて
イギリスと貿易する
ナポレオンがロシアに怒り進出。
結果的にロシアは他国と組んでナポレオンを撃退。
ナポレオン包囲網
※13
~ヨーロッパ世界は革命の時代~
(自由主義思想)
19c
ツァーリ中心の政府に国民の不満たまる
アレクサンドル1世の死で一時的に政治がストップ
「デカブリストの乱」起こる
→統制とれずゴタゴタする
→ニコライ1世が反乱を鎮静 即位
ニコライ1世(正教・専制・国民性)
ヨーロッパの自由主義を否定
無条件で従う貴族たちを官僚に登用
自由を求める人を厳しく
綿織物 砂糖 穀物増→外国へ輸出して利益得る
地中海に進出したい
オスマン帝国と争う
※11に同じ
しかし、周辺国の介入により
地中海進出はすすまず
イギリス・フランス・オスマン帝国はロシアへ攻撃
クリミア戦争(ロシアの大敗)
※13
国力強化→近代化の必要性
当時、農奴制が残っていた
アレクサンドル2世(改革者)
近代化 農奴解放
1861年農奴解放令 農民が工場で働ける
※実際には奴隷から解放されなかった
1891年シベリア鉄道 経済発展(フランスと同盟)
アジア進出へ
過酷な労働
カールマルクスの社会主義広まる
レーニン 社会主義運動拡大
満州を占領→朝鮮半島へ進出
日本とバトル(日露戦争)
※11に同じ
社会主義運動広まる
新しい政治体制を求める
ロシア第一革命・血の日曜日事件→労働者運動拡大
ストライキ増
※14
ニコライ2世
国会開設するも
まったく平等ではない
憲法も勝手に決められる 専制
工業も農業も成長→経済成長達成
20C初頭
第一次世界大戦へ
三国協商(イギリスとフランスと組む)
※15
スラブ人国家のセルビアを援助し
ロシアも参戦
最初プロイセン相手に優勢も
ドイツに大敗
国土侵入されていく
生活悪化
デモ 二月革命
新聞でず 電車も動かない 大学停止
戦争反対強まる
国会解散 ニコライ2世皇帝降りる 皇帝不在
300年続いたロマノフ朝終了
二重権力の時代へ
臨時政府(イギリスやフランスと協力し戦争継続)
ソヴィエト(戦争の早期終結)
ボリシュビキ・レーニン登場
4月テーゼ 臨時政府を打倒 ソヴィエト
1918年 社会主義ソヴィエト共和国を宣言
十月革命
第一次世界大戦から離脱
20C
1922年
ウクライナ、ラトビア、ベラルーシなど諸民族まとめ統合
→ソヴィエト社会主義共和国連邦(ソ連)が誕生
スターリン 独裁 反対者を殺害
※14
世界恐慌発生
第二次世界大戦勃発
開戦当初、ソ連は参加せず
ドイツ侵攻により戦いが開始
最初はおされるも
スターリンが徐々にドイツへ対抗
第二次世界大戦で戦勝国になる
冷戦時代へ
20C
東欧諸国を仲間に入れる
ソ連の影響力大
フルシチョフ 集団指導体制へ
米ソ対立最高潮へ キューバ危機
ケネディと会談重ね融和
ブレジネフ時代 アメリカと対立関係薄まる
ゴルバチョフ ブッシュ 対話で冷戦おさまる
自由経済導入へ
理想掲げるも国民がついてこれなかった
エリツィン登場 ロシア連邦樹立
経済の自由化うまく進まず
1999年
エリツィン辞任→プーチン登場
独裁化 憲法改正
特権をもつ財閥を逮捕 忠誠誓う者を優遇
※14に同じ
経済成長維持に強力なリーダーを求める声
強引 独裁的
クリミア半島併合へ
2036年までプーチンの続投決定
※11を踏襲
㊟
※1 気候変動 食料危機 ゲルマン民族大移動は
世界中の歴史に大きな影響を与える
※2 徴税と外交力は、国家としての力を安定化
※3 婚姻戦略外交は、昔から世界各地で行われている
※4 宗教が国体・国の形に影響
※5 法の制定と領土拡大もよくある王道路線
※6 カリスマ的強力な指導者が亡くなると、その後混乱
※7 モンゴル帝国により世界中が引っかき回される
※8 内部の抗争が長引けば長引くほど経済も国力も衰退
※9 強引な独裁政権の後は経済も国内もぐちゃぐちゃになる
※10 国力弱体化すすみピンチになるも、そこで一致団結・挙国一致
すれば建て直すことができる
※11 ランドパワーの国は戦争で領土を広げることで国力アップを図る
国境を接する国とは何回もバトルする(トルコ、ポーランド、スウェーデン等)
※12 外に目を向ける。良いものはどんどん取り入れることで成長
※13 ひとつの国が抜け出して強大化することを世界は嫌う
連携して頭抜けた国を包囲して叩くのが常
※14 反対思想は徹底的に暖圧
※15 軍事同盟相手はコロコロ変わる(敵の敵は味方)
📝
上記の歴史をみてもわかるように
基本的には ※11
戦争で領土を広げることで国力アップを図ろうとする
そして ※14
それに反対する勢力は徹底的に暖圧する
そして ※6と※9
カリスマ指導者が亡くなるor退くと
強引な独裁政権の後は混乱状態となる
カオスがいきつくところまでいくと
その中から外交力を兼ね備えた
新たなカリスマ指導者が登場
領土拡張へと動く・・・
不定期かつ突発的に、
大幅な気候変動、天変地異、民族移動
などが発生。
大きくこんな流れが
想定として今後も繰り返されるのでは?
と推測しています。
「お金と友人になる」
とは、本田健さんがおっしゃっていた言葉。
お金を握ると、多くの人は
偉くなったような感覚に陥り
お金さえあれば何でもできると
傲慢になるのです。
※ちっちゃな人間ほど上のようになります
あなたのまわりをみていて
そう感じることはありませんか?
幸せはお金では買えません!
但し、お金で不便さを解消できます!
<お金に関する3つの心構えとポイント>
1.お金でできることと、できないことを選別する
2.優先順位をつける
3.適度な距離感を保つ
それぞれ補足しますと
1について
お金で解決できないことを
お金で解決しようとすればうまくいきませんし
先ほどの例のとおり
幸せを金で解決しようとして幸せにはなれません。
逆に、お金で不便さを解消できるのに
それを使わないのも問題なのです。
例えば、大雨が降っている中で
大荷物持っているならばタクシーを使う
というのは最適な手段なのです。
2については
お金は有限ではあるので
優先順位をつける必要があるということです。
3については
適度なお金との距離感が重要で
お金に執着し振り回されることで
人生が破滅する人もいます。
本田健氏のお話を参考に
お金との向き合い方を改めて
考えてみることに価値があります。
スイス2フランを保有する癒し王ふじ
スイスは、陸つづきでヨーロッパ大陸の
ほぼ中央分に位置し
日本の九州よりも小さい面積ではありますが
独自の存在感を発揮しつづけ
真の世界的なポジションは
トップクラスだと思います!
スイスは永世中立国であり、
他の国の味方もしない、
最強の軍隊をもっていながら兵士も派兵しない、
あくまで自国を守るために軍備している。
NATOやEUにも加盟していない。
過去の2つ世界大戦にも参加していない。
スイスの強さを
次の3点に絞ります。
1.地理的優位
2.自国を守ることに徹底して専念
3.源をおさえる
補足します。
1については、地図をみれば分かる通り
スイスは天然の要塞である高い山に囲まれています。
他国から攻めにくいことは事実。
2については、
他国を攻めることを徹底するのではなく
自国を守ることを徹底している。
傭兵を活用し、あらゆる侵入に対して
シミュレーションを重ねた軍の配備
(山の中腹などに大砲も設置等)を行っている。
3については、
ライン川の水源をおさえている。
また、金融分野でもお金の源をおさえている。
そして、秘密主義と寛容さによって
世界から金を上手に集めている。
📝
自国民を守るには
スイスのような3つの視点
が重要だと思います。
地理的条件を考慮して
徹底的守りを固める。
その際、根っこをきちんとおさえるのです。
👀歴史を見れば明らかです。
人間は、いつの時代も同じようなこと
(愚行)を繰り返し行っています。
時間と空間を超えて・・・
<典型的なパターン>
世襲
↓
駄目な人物が指導者的立場になる
↓
悪政・失政(異性におぼれる、重税、無知、無能、人望なし)
↓
放伐・革命
↓
新たな英雄の出現
📝
中国の王朝交代劇をみれば
もっともよくわかると思います。
短いパターンでは
1代限りですぐに滅びることもある。
英雄としてトップの座に君臨し
最初は善政を行うも、
後半から悪政へと移行してしまう
パターンもよくある。
世襲がすべてダメという訳でもなく
何代かうまく続くことももちろんある。
ただし、世襲を繰り返すと
必ず”出来の悪い”トップが出世して
権力をもつようになるのも歴史的事実。
出来の悪いトップほどポジション・位に
執着するのも事実。
※”出来の悪い”という言葉には
エリート路線しか歩んできていないことで
庶民の生活を全く経験していない。
その実生活や気持ちもわかっていない
という意味も含みます。
出来の悪い=理解力がない
現代でいうと、企業のトップ選びにも
当てはまることだと思います。
<補足および余談>
世襲のように、次のトップの座が
約束されていて(出世のレールが敷かれていて)
そうなるべくしてなる人物よりも
候補が相次いで亡くなるなどして
白羽の矢がたって、
急遽トップに選ばれた(抜擢された)人物
の方がいい働きをして実績を残しているように思う。
例えば、日本でいえば
江戸時代の徳川吉宗などは好例でしょうか。
吉宗は4男だったので、通常は
まず将軍になる確率はかなり低かったのは事実。
<まとめ>
世襲そのものは悪とは100%ならないが
後継ぎが、能力・実力がなく
トップ不適格だと判断されれば
すぐに排除できる(やめさせる)仕組みを
最初から作っておくことが必要だと思います。
<過去記事>
24年、現場治療の癒し王ふじです。
毎日、人体を構成する細胞は
生まれ変わり入れ替わっている
ことは周知の事実です。
病気の本質というのは、
エラー・ひずみが発生し
それが増殖することで
他の細胞が正常に機能しなくなった状態。
病気を生む根源は、つきつめれば
エラーを生む習慣にあります。
病気を生むことになった
誤った習慣を改めれば
体は日々生まれ変わることもできる
ことを意味します。
一方で、エラー・ひずみの部分を
取り除いても、
エラーを生む土壌が
全く変わっていなければ
またすぐに新たな同じエラーが生まれて
正常な細胞の活動を阻害します。
📝
24年間、3万人の臨床過程で目にしたこと
年齢に関わらず、病気を生んだ習慣の
転換が間に合った人は、復活・蘇生し
今でも元気に生活しています。
みなさんは、悪い習慣を
すぐに大きく変える勇気
ありますか?
習慣が健康寿命を決定づけます
将来の運動器の予防はこれで備える