ロシアの歴史から学ぶ | 【らくーん別邸】体調も運気もグイグイ回復

ロシアの歴史から学ぶ

 

 

細かすぎる点はとりあえず脇においておいて

まずはざっくりと

 

ロシアについて

大きな流れをおさえておきましょう!

 

歴史はすべてつながっていますので

過去の流れがわかると

現状の理解もすすみます!

 

電球

紀元前1c頃

現在の東ヨーロッパに

ロシア人の祖先

スラブ系民族総称(ブルガリア、ウクライナ、セルビア含む)

がすみつく。

 

4C

ゲルマン人大移動→部族に分かれる→争い

※1

 

9C

リューリクがノヴゴロド地域をまとめ

ノブゴロド王国を建国(ルーシの地)。

(リューリク朝 862~1598)

 

リューリク死後、オレグ(オレイグ)が

ノヴゴロド地域から南下し

キエフ公国という国家つくる。

 

周辺国から税金徴収、東フランク王国、東ローマ帝国とも接触

ロシア地域の中心的国家へ発展

※2

 

978年

ウラジーミル1世がキエフ大公に

 

985年

東ローマ帝国での内乱で

東ローマ帝国のバシレイオス2世は

ウラジーミル1世へ助けを求める

 

ウラジーミル1世は、助ける代わりに

妹とバシレイオス2世の結婚を約束させる。

 

→キエフ公国と東ローマ帝国は親族関係に

※3

 

ウラジーミル1世は自らキリスト教に改宗し

キリスト教化をすすめる。

ギリシャ正教が入る。

※4

 

11C

ウラジーミル死後、

ヤロスラフ 法典つくり 領土拡大

→キエフ発展し黄金時代

※5

 

ヤロスラフ死後、

息子たち同士の地位を巡る争いで

キエフ公国衰退へ

小国に分裂し半世紀混乱つづく

※6

 

13C

モンゴル帝国侵入

モンゴルへの服従を約束したノブゴロド以外は

次々とモンゴルに征服された

※7

 

13C後半

モンゴル帝国は分割へ

 

キプチャクハン国がつくられ

税金徴収が行われる。

「タタールのくびき」=モンゴルに支配された屈辱の期間

 

キエフ公国は事実上解体され

小国が乱立→その後自立へ

 

ウラジーミル大公国が

支配力を握っていくが

 

北のノヴゴロド王国が台頭。

アレクサンドル・ネフキーが実権握る。

 

西方周辺地域と徹底的に戦う。

スウェーデン

ドイツ騎士団

に勝利。

 

アレクサンドルが死亡後

ウラジーミル大公国は弱体化。

※6と同じ

 

14C

モスクワ公国が実権握る。

1318年ウラジーミルの大公の位を巡り

他国と戦い大公国となる。

 

キプチャクハン国との闘いに勝つも

完全独立はできず

100年はキプチャクハンの支配下にあった。

 

モスクワ大公国の内部の権力争いで抗争起きる。

国家混乱、経済停滞へ。

※8

 

1462年

イヴァン3世 モスクワ大公国の大公として即位

発展へ

 

周辺国家併合 領土大

東ローマ帝国の姪と結婚→「第3のローマ」と呼ばれる

 

→モンゴルに勝利

「ツァーリ」の称号を使う

 

イヴァン4世 敵対者は次々粛清 イエスマンで固める

暴君「雷帝」と呼ばれる

※9

 

死後、大飢饉やペスト→暴動や暗殺が繰り返される

動乱時代1601~1613

ポーランドにツァーリの座が奪われる等

 

周辺国スウェーデンなどにも

領土を少しずつ奪われていく。

国力低下へ

ロシア滅亡の危機

 

ロシア人の結束感高まる。

ミハイル・ロマノフがツァーリに選ばれる。

※10

 

17C

ロマノフ朝スタート(300年続く)

新しい法典 農民は領主へ税金の支払い義務づけ

農民が死ぬまで領主に支配される体制

 =農奴制(以後200年続く)

 

ステンカラージンが逃げ出す農民を束ねて反乱するも

政府に鎮圧される。※政府に反抗した英雄として語り継がれる

 

ロシア帝国として国家まとまってくる。

東へ進出し領土を広げる。

※11

進出の主目的は

外敵減らす 岩塩を得る クロテンの毛皮を手に入れる

 

中国(当時の清)と国境を決める

1689年 ネルチンスク条約

(国境線→スタノヴォイ山脈とアルグン川)

 

1689年ビョートル1世が実権握る

ロシアの発展に他国の技術を積極的に取り入れる

使節団を西ヨーロッパへ覇権(西欧化近代化)

自ら他国へ潜入する、ヒゲ税

※12

→世界各国へ貿易ルートを確保

 

スウェーデンと戦う(北方戦争)

→勝ってバルト海へ進出

サンクトベテルブルク首都へ

 

ピョートル1世死後は、

次に有能なツァーリが誕生せず

短命で入れ替わる。

※6に同じ

 

18C

エカチェリーナ2世(ピョートル大帝の孫の妻)1762年

フランスの啓蒙主義に傾倒(理性・寛容・進歩)

クリミア半島狙う

凍らない港が欲しい 地中海に出たい

→オスマン帝国とたたかう(露土戦争)

更なる領土拡大目指す

※11に同じ

ポーランドへ侵入

(プロイセン・オーストリアにも協力するよう声かけ)

ポーランドは分割→消滅

 

1801年

エカチェリーナ2世死後

アレクサンドル1世即位(近代化推進)

 

ナポレオン戦争に巻き込まれる。

アウステルリッツ三帝会戦で負ける。

(ナポレオンのフランスVSアレクサンドルのロシア・プロイセン・オーストリア)

→ロシアはフランスに協力するよう約束

フランスはイギリス封鎖令を出す

 

しかし、ロシアはフランスに隠れて

イギリスと貿易する

ナポレオンがロシアに怒り進出。

結果的にロシアは他国と組んでナポレオンを撃退。

ナポレオン包囲網

※13

 

~ヨーロッパ世界は革命の時代~

 (自由主義思想)

 

19c

ツァーリ中心の政府に国民の不満たまる

アレクサンドル1世の死で一時的に政治がストップ

「デカブリストの乱」起こる

→統制とれずゴタゴタする

ニコライ1世が反乱を鎮静 即位

 

ニコライ1世(正教・専制・国民性)

 ヨーロッパの自由主義を否定

無条件で従う貴族たちを官僚に登用

自由を求める人を厳しく

 

綿織物 砂糖 穀物増→外国へ輸出して利益得る

地中海に進出したい

オスマン帝国と争う

※11に同じ

 

しかし、周辺国の介入により

地中海進出はすすまず

イギリス・フランス・オスマン帝国はロシアへ攻撃

クリミア戦争(ロシアの大敗)

※13 

 

国力強化→近代化の必要性

当時、農奴制が残っていた

 

アレクサンドル2世(改革者)

近代化 農奴解放 

1861年農奴解放令 農民が工場で働ける

 ※実際には奴隷から解放されなかった

 

1891年シベリア鉄道 経済発展(フランスと同盟)

アジア進出へ

過酷な労働

カールマルクスの社会主義広まる

レーニン 社会主義運動拡大

 

満州を占領→朝鮮半島へ進出

日本とバトル(日露戦争)

※11に同じ

 

社会主義運動広まる

新しい政治体制を求める

ロシア第一革命・血の日曜日事件→労働者運動拡大

ストライキ増

※14

 

ニコライ2世

国会開設するも

まったく平等ではない

憲法も勝手に決められる 専制

工業も農業も成長→経済成長達成

 

20C初頭

第一次世界大戦へ

三国協商(イギリスとフランスと組む)

※15

 

スラブ人国家のセルビアを援助し

ロシアも参戦

 

最初プロイセン相手に優勢も

ドイツに大敗

国土侵入されていく

生活悪化

 

デモ 二月革命

新聞でず 電車も動かない 大学停止

戦争反対強まる

 

国会解散 ニコライ2世皇帝降りる 皇帝不在

300年続いたロマノフ朝終了 

 

二重権力の時代へ

 臨時政府(イギリスやフランスと協力し戦争継続)

 ソヴィエト(戦争の早期終結)

 

ボリシュビキ・レーニン登場

4月テーゼ 臨時政府を打倒 ソヴィエト

1918年 社会主義ソヴィエト共和国を宣言

十月革命

 

第一次世界大戦から離脱

 

20C

1922年

ウクライナ、ラトビア、ベラルーシなど諸民族まとめ統合

→ソヴィエト社会主義共和国連邦(ソ連)が誕生

 

スターリン 独裁 反対者を殺害

※14

 

世界恐慌発生

 

第二次世界大戦勃発

 

開戦当初、ソ連は参加せず

ドイツ侵攻により戦いが開始

 

最初はおされるも

スターリンが徐々にドイツへ対抗

 

第二次世界大戦で戦勝国になる

 

冷戦時代へ

 

20C

東欧諸国を仲間に入れる

ソ連の影響力大

 

フルシチョフ 集団指導体制へ

米ソ対立最高潮へ キューバ危機

 

ケネディと会談重ね融和

 

ブレジネフ時代 アメリカと対立関係薄まる

 

ゴルバチョフ ブッシュ 対話で冷戦おさまる

自由経済導入へ 

理想掲げるも国民がついてこれなかった

 

エリツィン登場 ロシア連邦樹立

経済の自由化うまく進まず

 

1999年

エリツィン辞任→プーチン登場

独裁化 憲法改正

特権をもつ財閥を逮捕 忠誠誓う者を優遇

※14に同じ

 

経済成長維持に強力なリーダーを求める声

 

強引 独裁的

クリミア半島併合へ

2036年までプーチンの続投決定

※11を踏襲

 

※1 気候変動 食料危機 ゲルマン民族大移動は

   世界中の歴史に大きな影響を与える

 

※2 徴税と外交力は、国家としての力を安定化

 

※3 婚姻戦略外交は、昔から世界各地で行われている

 

※4 宗教が国体・国の形に影響

 

※5 法の制定と領土拡大もよくある王道路線

 

※6 カリスマ的強力な指導者が亡くなると、その後混乱

 

※7 モンゴル帝国により世界中が引っかき回される

 

※8 内部の抗争が長引けば長引くほど経済も国力も衰退

 

※9 強引な独裁政権の後は経済も国内もぐちゃぐちゃになる

 

※10 国力弱体化すすみピンチになるも、そこで一致団結・挙国一致

   すれば建て直すことができる

 

※11 ランドパワーの国は戦争で領土を広げることで国力アップを図る

   国境を接する国とは何回もバトルする(トルコ、ポーランド、スウェーデン等)

 

※12 外に目を向ける。良いものはどんどん取り入れることで成長

 

※13 ひとつの国が抜け出して強大化することを世界は嫌う

   連携して頭抜けた国を包囲して叩くのが常

 

※14 反対思想は徹底的に暖圧

 

※15 軍事同盟相手はコロコロ変わる(敵の敵は味方)

 

📝

上記の歴史をみてもわかるように

基本的には ※11

戦争で領土を広げることで国力アップを図ろうとする

 

そして ※14

それに反対する勢力は徹底的に暖圧する

 

そして ※6と※9

カリスマ指導者が亡くなるor退くと

強引な独裁政権の後は混乱状態となる

 

カオスがいきつくところまでいくと

その中から外交力を兼ね備えた

新たなカリスマ指導者が登場

領土拡張へと動く・・・

 

不定期かつ突発的に、

大幅な気候変動、天変地異、民族移動

などが発生。

 

 

大きくこんな流れが

想定として今後も繰り返されるのでは?

と推測しています。