歴史が教える「世襲」の弊害 | 【らくーん別邸】50歳から体調も運気もグイグイ回復

歴史が教える「世襲」の弊害

 

よく陥る失敗パターン

👀歴史を見れば明らかです。

 

人間は、いつの時代も同じようなこと

(愚行)を繰り返し行っています。

時間と空間を超えて・・・

 

<典型的なパターン>

世襲

 ↓

駄目な人物が指導者的立場になる

 ↓

悪政・失政(異性におぼれる、重税、無知、無能、人望なし)

 ↓

放伐・革命

 ↓

新たな英雄の出現

 

 

📝

中国の王朝交代劇をみれば

もっともよくわかると思います。

 

短いパターンでは

1代限りですぐに滅びることもある。

 

英雄としてトップの座に君臨し

最初は善政を行うも、

 

後半から悪政へと移行してしまう

パターンもよくある。

 

注意

世襲がすべてダメという訳でもなく

何代かうまく続くことももちろんある。

 

ただし、世襲を繰り返すと

必ず”出来の悪い”トップが出世して

権力をもつようになるのも歴史的事実。

 

出来の悪いトップほどポジション・位に

執着するのも事実。

 

※”出来の悪い”という言葉には

エリート路線しか歩んできていないことで

庶民の生活を全く経験していない。

その実生活や気持ちもわかっていない

という意味も含みます。

出来の悪い=理解力がない

 

 

現代でいうと、企業のトップ選びにも

当てはまることだと思います。

 

 

<補足および余談>

世襲のように、次のトップの座が

約束されていて(出世のレールが敷かれていて)

そうなるべくしてなる人物よりも

 

候補が相次いで亡くなるなどして

白羽の矢がたって、

急遽トップに選ばれた(抜擢された)人物

の方がいい働きをして実績を残しているように思う。

 

例えば、日本でいえば

江戸時代の徳川吉宗などは好例でしょうか。

 

吉宗は4男だったので、通常は

まず将軍になる確率はかなり低かったのは事実。

 

 

<まとめ>

世襲そのものは悪とは100%ならないが

後継ぎが、能力・実力がなく

トップ不適格だと判断されれば

すぐに排除できる(やめさせる)仕組み

最初から作っておくことが必要だと思います。

 

 

 

<過去記事>

📝 オストラキスモス(陶片追放)