トップ・リーダーには必須の知識「孫子の兵法」
陰陽・風水・兵法の3つは
日本の義務教育で必修科目にすべきと
考えている癒し王ふじです。
特に、
指揮をとる”トップ・リーダー”
になるような器の人にとって
兵法は必須の知識であると考えています。
兵法的思考・考え方は人生でものすごく重要です。
兵法こそ、
今のような乱世を生き残るのに必要な知恵であり
合理的システムであるからです。
現に、僕がスゴイと尊敬している
トップ・リーダーは皆
兵法を学びインストールかつ実践しています。
逆に兵法がわからないと
トップ・リーダーは務まらないとも言えます。
国そのもの、国民や部下の命も守れないでしょう。
兵法を簡単に復習します。
紀元前500~600年くらい中国の春秋戦国時代
孫武によって書かれた兵法書の古典と言われる。
13篇にわたる6000字ほど
合理的な戦い方の教科書・戦略戦術書。
これを理解して使いこなせば
人生で負けることはない!
全部勝とうとせず、大きく負けないことが大事。
13篇
<準備>
1計 戦いの前の準備が大切
2作戦 速戦即決 早期収束 資源の分配
3謀攻 相手をよく知り作戦を立て戦わずして勝つのが最善の勝利
<考え方>
4形 不敗の態勢 守りを固める
5勢 集団の力チーム結束 仲間を増やせ
6虚実 相手の弱いところを攻める
<戦略立て方と実戦>
7軍争 風林火山(陰雷)で戦う
8九変 臨機応変
9行軍 作戦行動の心得
10地形 地形を掌握し部下を統率
11九地 やる気と集団の力
12火攻 力攻め 最後の手段
<情報>
13用間 情報収集 スパイの活用
兵法を学んでいるトップ・リーダーは
コロナとどう向き合うか?
考えてみます。
1計 ★徹底的に負けない準備をする。敗因を消す
2作戦★どこに資源リソースを配分するが重要、資金をどこに使うか
3謀攻★相手を良く知り調べて作戦対策を複数シミュレーション、リスク分析
4形 ★守りを固める 入院病院の受け入れ態勢整備
5勢 ★分断させるのではなくチーム一丸となるよう結束
6虚実★相手の弱点をつく対策
7軍争★風林火山のメリハリが基本。動いていい時は動き、ヤバイ時は静かに絶対動かず
8九変★戦況・状況の変化に応じて臨機応変に戦術を水のように変更
9行軍★守るべき基準を設定し遵守
10地形★リスクの高いヤバイ場所を徹底管理
11九地★我慢を強いるだけではなく、アメ玉配布でモチベーションをアップ
12火攻★テンパるのではなく冷静な状態でやるべきことを集中してやる
13用間★徹底した最新情報・データの収集分析
<3つのポイント>
★戦いはズルズル長引かせては絶対ダメ!短期決戦で!
金もなくなり経済的に厳しくなるし、兵士も疲弊するので
長い戦いには多大なコストがかかり何のメリットもない
★ビシっと抑え込む時に速攻でやる
動いてはいけない時はじっと守りを固めて待機
風林火山・メリハリが基本
★最新情報を集め常にアップデートする
何がよくて何がダメなのか徹底的に現況を調べリスク分析する
トップ・リーダーが兵法を理解していることがベターですが
すべてを熟知することは不可能であるので、
右腕となる戦略の師である「軍師」のポジションを用意すべきと考えます。
例えば、三国志で言えば、劉備玄徳が三顧の礼で
孔明を招き入れたように。
<過去記事>