物事の成果をあげるには?「〇〇」が必要
こんな話があります。
「勢い」が大事であることは
昔から兵法でも述べられている通りです。
中国の古い例ですが、
晋は、呉との戦いの最終局面において
要衝をおさえた。
そこで冬を越すまで一旦戦いをやめることもできたのだが
司令官であるドヨは、
いま兵威が大いにふるっており
刃物で竹を破るがごとき。
はじめ力をいれて二節か三節割り込めば
バラりとわれるといって、破竹の勢いで進撃し
一気に呉を滅ぼした。
※「破竹の勢い」の語源
士気が高まり、乗っている時に、一気に動く!
というのは、信玄の「風林火山」にも通じます。
兵法の基本です。
もちろん現代にも通用します。
ここぞ!という
一番勢いのある絶好の時を
将軍、参謀(現代の経営者)は見逃してはいけません!
勢いとは、運であるので
勢いを失うとは、運を失う、すなわち勝利を失うのです。
関ケ原の戦いで、島津の言葉
「負ければ正義は死に申す」には重みがあります。