2010年7月18日、第四次房総探索。この日のネタで記事にしているのは、観音隧道、諸崩隧道、四町作第一隧道、西日笠の謎の狭隘区間、蔵玉隧道、大沢港隧道、行川アイランドのトンネル。今宵ご紹介するのは、大沢港隧道の前に訪ねた物件。
いきなり、ドン。現在地こちら。
この道は国道128号の旧道。房総でこういう本格的ロックシェッドを備えた隧道って、さほど多くない(気がする)。
撮影枚数が少なかった当時、洞内の様子もろくに撮ってなかったのだが、この隧道にまつわり美点は、なんといっても…
こういう写真が撮れること!
もちろんかなりズームしてるが、抜けた先のカーブ向こうに広がる太平洋を写しこめる。山中から海辺に飛び出す、こういう隧道っていいよねえ~。あ、ブログ掲載にあたり、今回の写真数点はちょっと色や明度をいじってます。
洞内からズームせずに撮ったら、こんな感じ。
陽当たり良すぎで白飛びしまくり~。
抜けて振り返り。
重厚かつ無骨なコンクリポータル。扁額も銘板もなかった…はず。
帰ってから「平成16年度道路施設現況調査」で特定したお名前は、地名由来の素直なお名前、小湊隧道。昭和14年完成、延長95m。
中央部は、
素掘りのモルタル吹き付けとなっていた…ようだ。ほぼ記憶が…(笑)。
夏の房総半島。
ある意味いい季節のいい天気に恵まれたかも。わたくしには珍しく(笑)。
以下おまけ。
隧道から先では、
路外に素晴らしいオーシャンビューが広がった。
最高の景色だったけど、
ここが国道の現道だった時は大変だっただろうな~。渋滞とか。開放的な景ながらも、まぎれもない酷道。
実は上の写真が、大沢港隧道の記事の一枚目写真だったりする。続けてお楽しみいただければ幸い。
以上。