追憶の諸崩隧道 (千葉県富津市田倉) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

昨日に続き、今回もインスパイア記事。ブロ友の星★二郎さんの当該記事をリブログさせていただく。

 

この記事では大々的に拙ブログをフィーチャーしていただき、嬉し恥ずかし(笑)。二郎さん、いつもありがとうございます!

 

 

この記事の最後に登場する廃隧道が今宵のお題。好きに使ってよしとのご厚意に甘えて、画像も何枚かパクらせていただいております。

 

実はこの隧道が現役のころ…2010年7月18日の第四次房総探索で訪ねたことがあったものだが、それがなにせ13年半も前のこと、記憶もほぼないし、にわかには同じ隧道だと思えなかったんだが、ある「決め手」で同一物件と特定した。そんな部分も含め、こうして記事にしておこうと。

 

ちなみにこの日のネタで記事にしているのは、観音隧道四町作第一隧道西日笠の謎の狭隘区間蔵玉隧道大沢港隧道

 

 

 

 

つうわけで、いきなり、ドン。

二郎さんの記事とは逆に南側からの接近…つうか、ここが現役ならほぼほぼ誰もがそうなったはずだ。現在位置はおおむねこのへん

 

ついこないだもどっかで書いたが、昔のわたくしの悪いとこで、引きの写真を全く撮ってない。しかも当日の日差しの加減で、なんだかわかりにくい写真(汗)。

 

現在の引きを含めた周辺状況は、ぜひ二郎さんの記事を!

 

 

 

 

 

こちら概ね同アングルの、

二郎さん撮影写真。

 

この2枚を見比べても、すぐに同じだ!とわかる感じではないよなあ。

 

 

 

 

 

じゃあ、どこで同じ隧道だとわかったかというと…

この、洞内にぶっ刺さった謎の棒。これ現場で気になったんよなあ確か。

 

 

 

 

 

二郎さん撮影分でも…

ほらね!

 

 

 

 

 

当日撮った、洞内。

房総ならではの地層の加減により、実際以上に登り勾配が強いように見えるマジック。

 

 

 

 

 

そして抜けながらのカーブ。

しびれる線形ですな~。

 

 

 

 

 

抜けて振り返り。

こうして見ると、狭さもなかなか?

 

 

 

 

 

ほぼ同アングルの、二郎さん撮影分。

ほとんど変化なし。

 

そういえば当日この隧道もレンタカーで抜けたはずなのに、車と一緒には撮ってなかった。二郎さん、ご期待に沿えず申し訳ございません。

 

 

 

 

 

カーブのため正対写真撮れずで、

こういう感じに。

 

 

 

 

 

これまたほぼ同アングルの、二郎さん撮影分。

このように西側の山をパッカーンした新しい道が、平成29年度(2017~8年)に完成したようだ。結果隧道は置き去りとなり、その役目を終えた。

 

 

 

 

 

隧道自体は健全そのものに見えた。ただ一つ問題だったのは、

やはりこのサイズだったんだろう。

 

 

この奥にある諸崩集落に通じる唯一の車道、安心して通行できる道路の確保は長年待たれていたはず。趣味者としては残念ながらも、これは致し方ない。お役目ご苦労様でしたと、労ってあげたい。

 

 

それにしても諸崩隧道って、凄い名前よなあ…「諸崩」する前に現役を退いてよかったよかった。

 

 

 

 

うう…二郎さんみたいにキレイに〆たかったのに…(笑)。