切浜川橋梁 (山陰本線 竹野~佐津) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2016年6月11日、「HTK2016、久々OFFもあるよツアー(仮)」初日。この日のネタで記事にしているのは、江野隧道須井トンネル相谷トンネル境隧道、メインターゲットであった田河内隧道まぢトンネル本谷隧道見返橋

 

 

 

 

兵庫県道11号香美久美浜線を西進中、もうすぐ須井トンネルってところで

見えちゃったので、さっそくGO~。

 

 

 

 

 

山陰本線の大きな築堤の下に、

煉瓦橋梁でございます~。現在地コチラ

 

 

 

 

 

雰囲気満点のグリーンカーテン(笑)のおかげで、

見えるのはここだけ。

 

 

 

 

 

アーチの起点、

いわゆる起拱石ってやつですな。

 

 

 

 

 

その起拱石以外は、

すべて煉瓦製。

 

 

こんな細い水路だが、

ちゃんと切浜川という名称がある。

 

車道と川が並列でっていうこういうパターンは、案外多くはない印象があるなあ。人道だったりとか、あるいは車道下に暗渠として流れているのは多々あるけど。

 

 

 

 

 

山側に抜けまして振り返り。

こっちは日当たりが悪いのか、全面煉瓦がよく見える~。色合いが濃く見えて、まるで焼過煉瓦で造られたみたいに見えるが、気のせいだ。

 

 

 

 

 

目を引くのはアーチ環の巻厚で、

六層も巻かれている。

 

もっと大口径なアーチであっても四層程度であったりするし、巻厚を決定するにはなにか専門的な要件・要素があるんだと思うが、まあよくわからない(相変わらずわからない、で終わらすやつ)

 

 

 

 

 

改めての、起拱石。

個人的にこれがあると、がっちりと荷重を引き受けてます感があって好み。

 

 

 

 

 

側壁を積み、起拱石を載せ、支保工を組んでその上にアーチを築く。

イチから造ってみたいなあ。…この感想って変?(笑)

 

 

 

以上。