苧生茂橋 (岐阜県高山市上宝町葛山~上宝町芋生茂) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2018年10月27日、悲報転じて北陸遠征の2日目。この日のネタで記事にしているのは茂住隧道上今橋笠谷林道の名称不明隧道笠谷水管橋。今宵ご紹介するのは、そろそろうす暗くなってこようかという終盤に出会った、変にツボにハマった橋。

 

 

 

国道471号を神岡方面に走っていて、

思わずストップ。

 

なんだか国道との擦り付けが無理くりな極狭橋があったもんだから。

 

 

 

 

 

国道からの「見上げ」がこれだが…

そんなご無体な、って感じの(笑)。現在地コチラ

 

まずこの時点で、向こうの山の形がいいなあと。なぜかそこに反応(笑)。次いで、「2.0t以上の車両通行禁止」を認識。橋上にもなんかあるぞ。

 

 

 

 

 

「登って」正対。

狭くて長~くて、めっちゃ変な位置に看板。

 

なんか、この橋が気に入った(笑)。いわゆる、ツボってやつ。

 

 

 

 

 

左の親柱には「高原川」、そして右の親柱には、お名前。

「苧生茂橋」。なんて読むのかわからなかったが、面白い名前の橋。

 

 

 

 

 

でもやっぱユニークなのは、

これだな~。こういう形で、橋のこんな位置に看板表示スペースが設けられているなんて、他では見たことがない。現在に至るまででも。

 

ついでに、こんな吊り橋みたいな注意書きもそうそう見ない。いや、いいねえ。

 

 

 

 

 

橋上から望む、

コチラ高原川上流方向。

 

 

 

 

 

で、コチラ、

下流側。

 

 

 

 

 

で、橋の行く手には、

巨大な岩山。やっぱり絵になるなあ。

 

 

 

 

 

対岸に近づくにつれ、

…ああ、こっちにもあるわ(笑)。

 

 

 

 

 

渡りきって振り返り。

こんな橋の何が面白いんだ、という声もあろうけど、わたくしなんかめっちゃ気に入ってしまったよ。

 

 

 

 

 

左の親柱にはお誕生日。

「昭和三十七年十一月竣功」。

 

 

 

 

 

で、右の親柱を見て…

めっちゃカワイイやーん(笑)。

 

意外な読み方だが「おいもはし」って、なんて丸っこいお名前。ほっこり要素しかないじゃないのよ~。これでもう、「好き」から「大好き」に昇格(笑)

 

折しも、焼き芋のおいしい季節ですしねえ(謎

 

 

 

 

 

渡った先には、謎な掘立小屋があって、

ダートになった林道はまだ先へと続いているが、もちろんここで引き返した。日没も近い。

 

 

 

 

 

同じ場所で振り返った、「おいもはし」(笑)。

これまた、めっちゃ好きな感じだ。

 

 

 

 

 

最後に、ここからズームしてみた一枚がなんとも…。

例のフレームが、まるで宙に浮いた魔法の窓のよう。

 

 

薄暮の中で出会った、ファンタジック橋(そう思ってるのはわたくしだけかもだが)

ほんとなんてことない橋なのだが、やたら印象に残っている。こういう予期せぬ出会いが楽しいんだな~。

 

 

 

 

以上。