上今橋 (岐阜県飛騨市神岡町船津) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2018年10月27日、悲報転じて北陸遠征の2日目。この日のネタで記事にしているのは茂住隧道笠谷林道の名称不明隧道笠谷水管橋。今宵ご紹介するのは、茂住隧道の54分後(ミチクサ込)に出会った橋。

 

 

まずはこれ。

場所はコチラ。神岡の市街地に素敵な橋はないかと国道から入り込んでみたら、いきなりこの素敵なお出迎えにテンション上がった。

 

うまく表現できないが、一発で好きになった(笑)。

 

 

 

 

 

お名前は、

「上今橋」。

 

 

 

 

 

左の親柱は河川名で

「山田川」。

 

 

 

 

 

上流側からのサイドアングル。

うむ、シンプルだ。

 

 

 

 

 

シンプルなんだけど、

なんか好き(笑)。

 

 

 

 

 

こっちから見たほうが伝わるかな?

この武骨一辺倒ふうの高欄に託された、そこはかとなき装飾の密やかさが。

 

 

 

 

 

それは、親柱に続く開口部のない部分であったり、

特にこの中央部分とかね。

 

なにか取り付けられていた形跡があるが、これは街灯の柱が立てられていた名残だろう。実際、下流側の欄干同位置には現役で照明が立っている(一枚目と五枚目の写真をよくご覧あれ)。

 

 

 

 

 

渡って正対。

そう言えばこの橋、絶妙に汚れてる(ように見える)なあ。汚れっぱなしって感じでもないけど、どういう状態なんだろう。

 

 

 

 

 

 

右の親柱には仮名のお名前。

「かみいまばし」。

 

 

 

 

 

そして左の親柱にお誕生日!

「昭和三十一年十二月竣功」。

 

 

 

 

 

 

昭和31年といえば、鉱山町・神岡が最も隆盛を誇っていた時期。

 

なんだかその栄華の日々の息吹を感じられるような。

そんな雰囲気をこの橋は今もどこかに漂わせている気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

うむ、

やっぱ好きだ(笑)。

 

 

 

以上。