2014年5月25日、北陸OFF最終日。この日のネタで記事にしているのは、東口橋、のこぎり橋、和佐谷橋と、解散後の無患子隧道、ハニベ前バス停、無くなっていたヒナ谷の隧道。
今宵ご紹介するのは、時系列ではのこぎり橋と和佐谷橋の間に見つけた物件。これ、わたくしのためにみんな停まってくれたんだっけ(笑)?違ったかな。
タメなく、ドン。
石川県道44号小松鳥越鶴来線を北上中の通りすがりに見つけた。
こういう古びたプレートガーダー橋、大好物なんだな~。まあ結局なんでも好きなんだけど(笑)。墓石然とした親柱がなんだか異様な。場所はコチラ。
右の墓石(笑)にお名前が。
「納戸橋」。
左側にはお誕生日。
「昭和三十六年三月架」。
サイドビュー。
いかにも橋脚を立てずにすむ型式で架けられました、的な。
プレートガーダー特有のこのテイスト、
好いですな~。
観賞しつつ、渡橋。
渡り終えての振り返り。
こちらの右の親柱は、無残に粉砕されてますな…。
河川名(大日川)だったのか、
はたまた仮名表記だったのか?
ちなみに左側は、先ほどと同じくお誕生日だった。つうことは、失われた右側も先ほどと同じく「納戸橋」だった可能性が高いかも(両側とも同じ親柱表記だとガッカリ説・笑)。
んで、これで終わりではなく。
粉砕された親柱からギューンと数十m後ろへ飛ぶと、
もう一本、コンクリートの桁橋が。
はい、こういうことですな。
こちらの橋には一切の情報が見つけられなかった。が、状況的にも見た目にも、納戸橋と同時期の架橋だろうと思われる。
お名前については、こういうロケーションでしばしば見られる「小橋ネーミングルール」(謎)に準じて、「納戸小橋」と仮称する。案外当たりじゃないかと(笑)。
こうした「小橋ネーミングルール」の常として、
大日川の中州(というよりも中島?)を挟んで架けられているようだ。
最後にもう一度プレートガーダーの風合いを観賞し…(笑)
県道側からの無理くりなサイドビューで〆。
中島の植生が旺盛すぎてなんだかよくわからないが、好ましい二連橋だった。
以上。