ここ最近、武骨なコンクリートトンネルの魅力を再発見中でしてね。そんなとこで思い出したのが今宵のネタ。シンプルな記事ですよ(笑)。
2011年3月25日、三重県西部~奈良県東部を徘徊した際に訪問した物件。この日のネタで記事にしているのは、狭戸トンネル旧廃道と掛の沈下橋。
タメなく、ドン。
のっけから無愛想極まりない(笑)。場所はコチラ。
お名前は、
鹿路トンネル。「ろくろ」と読む。「奈良県知事 奥田良三書」と、揮毫者も刻まれている。
この写真がけっこうお気に入りなんだけども、
充分な幅員&長い!
トンネルの吉野町側は急勾配のワインディングを抱えていることもあり、今では新トンネルにその座を譲っているものの、この道は奈良県道37号桜井吉野線。実にしっかりしたトンネルである。そういえば、この断面ってなんと呼べばいいんだろうか。奈良県、三重県で特によく見るタイプ。
「平成16年度道路施設現況調査/国土交通省」によるスペックは、昭和40年建造、延長570m、幅員6.1m、有効高4.8mとなっている。ちなみに新トンネル「新鹿路トンネル」の延長は、2466mに達する。
こちらは吉野町側坑口。
この日以来再訪はしていない。案外行かないんだな~このエリア。旧トンネルは今も健在なんだろうか?
以上。



