子どもがウソをつくんです…。
つかなくてもいいところでウソを言うし
なんか子どものことを
すぐに信じてあげられなくて…。
このまま大きくなったら
ウソを平気でつく人になって
人に迷惑をかけませんか??
というご質問を頂いたので
私の思うことを書いてみます~。
まず、
人はみんなウソをつきます。
人がウソをつかないことはできません。
でも
ウソをつくことを
コントロールすることは
できると思っています。
ウソって種類を分けると
自分を守るウソと相手を思うウソ
の2つに分けられていて
そこに
善意があるのか悪意があるのか
によって分けられると思うんですよね。
自分を守るウソは
・自分が嫌われないため
・自分が怒られないため
・自分を見て欲しいため
など、
自分が痛みを感じないように
するためのウソ。
相手を思うウソは
・相手に心配させないように
・相手が喜ぶように
・相手が悲しまないように
など、
相手が痛みを感じないように
するためのウソ。
ホワイトライ
という言い方もありますよね。
因みに
これもホワイトライみたいっす…。
で、このご質問で心配されているのは
悪意があったり、
自分を守るウソをつき続けたら
どうしよう…!
ということだと思うんですよ。
そこで、
その場合は、
そのウソをつくことによって
周りにどんな影響があったか
を相手に伝えることが
大事だと思っています。
例えば
こちらが見ていない間に、
子どもがお菓子をこっそり
隠れて食べているとします。
夕飯もあまり食べないし、変だな?
と思って
「お菓子食べた?」
と聞いても
「食べていないよ」と言っています。
でも…なんかおかしい。
そこで、
よくよく話をしていくうちに
「実は…食べていました」
と告白しました。
この時、
その子がウソをついたことで
何がこちらにとって困るのか、
それすることでどうなっていく可能性があるのか
を伝えていきます。
もちろん、この例は
「そんなことはウソに入らんでしょ!(笑)」
という方もいるでしょう。
そう。
相手に悪気があるかどうか
いいウソか悪いウソか
その基準は人によっても違うんですよね。
なので
「何に対してその判断をするか」
は正解はありません。
私の場合、
ウソが発覚して
「これはイヤなウソだな」
と思った時は
☑ ウソが重なると
「またウソかも?」と
相手を信じられなくなると疑いたくなる
☑ ウソを信じることで
「食べていないのにご飯が食べられないなら、
体調不良かも?」と
他の原因を探さないといけなくなって
本当の原因から遠ざかることがある
☑ 信頼が減ってしまうことが悲しい
☑ ウソをつかれると
「この人にはウソをついてもバレない」
と軽く見られているようで悲しい
☑ ウソをついていると、
本当のことを言えなくなっていきそうで怖い
☑ いつか人に迷惑をかけるウソになりそうで不安
などなど
自分が思う、
ウソはダメだと思う理由を伝えていきました。
そうすると、
☑ ウソには種類がある
☑ 種類によって相手に与える影響が違う
☑ 自分に悪気がなくても相手を悲しませることがある
☑ いつも自分がウソをつくパターンは何か
などを知って、
自分がどうしていったらいいかを
考える機会になっています。
ウソを上手く使えるように、
だんだんコントロールができるよう
練習していくといいですよ~。
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