同じ人を話しているはずなのに、
全然イメージが一致しない!
だから全く話が嚙み合わない…
そんなことありませんか~??
私もね、
先日、高校の仲間とオンライン飲み会をやった時に
全然イメージが一致しなかったことがありました!
もう30年近くなる高校の仲間。
初めは近況報告だったけど
そのうちだんだん高校時代の思い出話になっていきました。
普段、覚えたそばからすぐに忘れていく記憶力がない私ですが、
高校の時の話題となったら、
当時にタイムスリップしたみたいに
どんどん記憶が蘇るんですよね~!
私が覚えていない話も
話しているうちにだんだん思い出していくから不思議。
「そんなことあったね!!」と思い出話に
盛り上がっていたんです。
でもね、
記憶ってみんなバラバラで
同じ人や事件を思い出しても
それぞれ覚えていることが違うんですよね。
実際の会話がこちら↓
Aちゃん 「○○君っていたでしょ?」
Bちゃん 「ああ、いたね~。」
Cちゃん 「誰?」
Dちゃん 「△ちゃんの彼氏」
Eちゃん 「鼻血よく出してた子でしょ?」
Fちゃん 「え?結構真面目そうな子じゃなくて?」
〇〇君っていう人を思い出そうとする時
数ある情報の中から
それぞれが一言で伝えているんだけど
見事にみんなバラバラ!
その子にとっては、〇〇君と言えばコレ!
というくらいのインパクトあるから
みんなその部分を覚えているハズ!と思って
「こういう子だよ!」
って言っても
他の子は「そうだっけ~?」「知らないな~」
とピンとこなかったり、覚えてないんです…。
これね、
例えが思い出話なので
「もう何年も前のことだから、記憶は曖昧だよね」
って思うかも知れないけれど
人は記憶というフォルダに物事をしまう時
その人がしまいやすい部分だけを切り取って
しまっているんですよ。
どうして覚えていないのよ!
【図解】イメージが変わって急に怖くなる理由
つまり、
昔の記憶だろうが、最近の記憶だろうが
それぞれの頭の中の記憶に
その人の何の情報を入れるかは、みんな違うんです。
と言うことは
「これ、当然覚えているよね?」
「あんなに印象的だったから忘れているわけない!」
っていう前提で関わっても
相手の記憶には
その情報は入っていない可能性があるんです。
だから、
☑ まず相手が何でそのことを記憶しているか、確認してみる
☑ 共通の記憶が見つかるように、いろいろな方向から思い出してみる
のも大事!
というお話でした。
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