子育てをしていると
なるべく怒らないように…。
なるべく説明して…
って思いません??
子どもと話していたら
「怒ってもいいけれど、
大事なのはその後なんだ!」
ということがわかった話です。
子ども達が小学生の時の会話。
次女
「お母さんって優しいよね。」
私
「え?!よくキレてるじゃん(笑) 優しいか?」
次
「そうじゃなくて、普通の人と怒り方が違う。」
私
「へ??なんでそう思うの?」
次
「友だちの話聴いたり、街で見かけたりすると、
お母さんは怒るだけじゃないんだ、って思うから。」
私
「どういうこと?」
次
「怒られるだけだと、
こっちはどうしていいのかわからないんだよ。
他に方法知らないんだからさ。
一生懸命やって、その結果なの。
でも、怒られた後に
『どうしたらいいか』を
私と一緒に考えてくれるでしょ。」
私
「ほうほう」
次
「そうすると
『頑張って変えてみようかな』
って思える。」
私
「怒っただけだとどうなるの?」
次
「怒られたことに対して
嫌な気持ちになっているから
『ふん!じゃあやらない!』
って言いたくなる。
私はね。」
私
(ああ…意地になるタイプ…)
なんで怒るのよ~~ 怒らないでよ~~~
私
「なるほど、人によっても違うのかな。
長女は??」
長女
「私は一緒に考えてもらえたら
『やるもやらないも自分だよな。
じゃあどれを選ぶ?』
って考えるな。」
私
「自由と責任のこと?」
長
「そう。」
私
「怒られただけだと?」
長
「『は?』って反発してそこで終わる。」
私
(こちらは、しらけるタイプ…)
どれにしようかな~。
私は自由と責任と試行錯誤は
生きる上で大事だと思っているんです。
なぜなら、
自由に生きたいのなら、
それ相応の責任を果たす必要があると
考えているから。
例えば
朝、自分で起きて学校へ行くようになるためには、
寝坊した時にどうしたらいいのか、対処法も
一緒に学ぶ必要があると思っています。
しかも知識だけではなく実際にやってみることが大事。
だって、実際にやってみないと
わからないことがいっぱいあるのよ~!
失敗した…!
やってみて、失敗して
初めて起きる時間を
自分で考えて選べるようになるんです。
そうやって試行錯誤することが
生きる力をつけるのだと
私は思っているんです。
それにね、
人は自分にとってメリットがないと
改善しようと思いません。
だから、どれだけ言っても
本人の心に響かないと変えようと思わないのです。
「なんで言われても全然やらないの?」自分から動こうと思う時は2つあるよ~!
でも、叱っただけだと、
子どもにはそのことだけが印象に残り
「怒られるから」止めよう
「怒られないように」やろう
という考えになりやすいし
そもそも
こちらがどれだけエネルギー使って叱っても
本当に伝えたい大事なことが
全然伝わっていないのです。
あれだけ言ったのに?!
それって…
めっちゃエネルギー使うし、
「何回言ったらわかるのよ!」
って言いたくなりません?!
だから
叱った後に、
子どもと一緒に改善策まで考えられたら、
☑叱った理由がより効果的に相手に届く
☑子どもが自分で考える力や生きる力が育つ
☑何度も同じ事を言わなくて済む
メリットがあると私は思っています。
なので
怒ってもOK!
その後に子どもと一緒に改善策を考えたら
もっとOK!
ですよ~♪
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