感情は、ネガティブであればあるほど、
あまり感じたくないもんですよね~。
感情は、
自分の感情を受け止めた分だけ、
相手の感情も受け止められますよ~。
例えば、
自分が笑顔でいることが
すごく大事だと思っている場合、
笑顔はOKだけど、泣くのはNGだ
と思っていることがあります。
すると、
自分には「泣いちゃダメ」を
課しているので、
誰かが泣いているのを見ると
反応するんですよ。
「は?何泣いてんの?!
私は泣かないで我慢しているんだから、
泣かないでよ!!」って。
つまり、
自分が泣くことを受け止めていないと
誰かが泣いているのをみると、
焦ったり不安になったりするんですよね。
特に自分に近い存在の子どもが泣いていたりすると、
心の奥が痛くなって、
早く泣き止まそうと、あれこれ何とかしたくなるんです。
でも、そういう時って、
こちらは不安から対応しているから、
相手に不安が伝わって、思ったように泣き止まないことも多いんですよね。
その不安や焦りがだんだ怒りに変わって
「いい加減にしなさい!」と言いたくなるし、
もっと泣く子どもを見て、更にイライラしたり、
自己嫌悪になったりもするんです。
私の場合、
いろいろな感情を味わってきたつもりでいたけれど、
昔から悔しさに対してはなぜか、
あまり感じようとはしなかったんですよね。
頭で「悔しい」とは思っているけれど、
感じ切るのはどこか怖くて
苦しいのがわかっていたからか
「あ~悔しいなぁ…」←こんな感じで(笑)
悶絶するような悔しい感覚が、
あまり伴っていなかったんですよ。
でも、悔しい気持ちをキチンと味わえないって
人として健全じゃない気がするぞ??
と思ったある時、
自分が悔しさを感じることを許してみようと思ったんです。
やり方は、
悔しい気持ちをただ「あ~悔しいんだなあ~」
と認めるだけ。
悔しい気持ちになったことに
「なぜそうなったのか」の
理由もいらないし、
「私のせいで…」という自分を責めることもいりません。
もちろん「周りの人に迷惑かける…」という
罪悪感も考えなくてOK。
ただただ
ああ、自分は今悔しいんだなあ…と思うだけです。
すると、
だんだん悔しい気持ちが小さくなって
自分で自分の気持ちを受け止められたんですよね。
この例は
たまたま「悔しい」の感情ですが
悲しい・不安・がっかり・落ちこむ・心配・怖い…
などなど何でも応用可能です。
自分でネガティブな感情を
受け止められるようになってきたら
相手のネガティブな感情に
巻き込まれることもなくなってきたし、
相手の状態も受け止められるようになってきましたよ~。
1人では上手くできないかも…という時は
講座やセッションで一緒にやってみましょうね~♪