１０分でクラスの役員が全て決まったワケ① ～保護者からの信頼厚いA先生～
の続き。
同じ年長組なのに、
１０分で役員決めを終わらせたA先生と
１時間以上かかって決めた私。
一体何が違ったのでしょうか。
あまりの違いに驚いて、私はA先生に聞きました。
私
「どうしてあっという間に決まったの?」
A先生
「だって、みんな年長組で知っているから、
役員のことも、ちゃんと考えてきているでしょ。」
私
「うん。え？それとどういう関係があるの？」
キョトンとしている私にA先生は言葉を続けました。
A先生
「え？みんな役員決めに時間かかるのは嫌でしょ？
だから
『今日は早く決めて帰りたいですよね？』って聞いたの。」
私
「うんうん。」
A先生
「そしたら、みんな頷いていてたよ。（笑）
で、
『みなさん、春休みの間に自分が何の委員をやろうか、
考えてきていますから、遠慮はいりません。
考える時間は１０秒です。
１０秒経ったら「はい！」と
ウルトラマンのように手を挙げますよ～！』
って言って、１０数えて、手を挙げてもらったんだよね。」
私
え、遠慮？ウルトラマン？？そんなんで手が挙がるの？！
A先生
「そしたら
同時にクラス委員さんが定員（２名）より多く出ちゃって。
で、
『お祭り委員でもいいよ！って方いませんか？』
って聞いたら
お祭り委員でもいいよ！って方がいたから
移動してもらったよ。
そしたら委員さんがあっという間に決まってさ。」
私
え？苦戦どころか多く出た？！しかも、そのままお祭り委員に移動？！
A先生
「そしたら後は、係だし、
あっという間に決まったんだよね。
いや～パパっと出てくれる人がいて、
よかったわ～♪」
当時はこの話を聞いて
ま、魔法？！と思いました。
それに、ぶっちゃけ
協力的な人がたくさんいるクラスでいいな～
とも思いました。
でも違うんです。
本当はウチのクラスにも
たくさん協力的な人はいたんです。
今なら、わかる。
では、なぜ違いが出たのか。
あれは
出てくれた人が
たくさんいたわけじゃなくて、
たくさんの人が出たくなる雰囲気に
なっていたんです！！！
次回
１０分でクラスの役員が全て決まったワケ③ ～A先生と私では、何が違ったのか～
に続く
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