親子の会話で勘違いが起きた時
自分と相手に一体何がおきているのか!


わかりやすい事件が起きたので

説明してみますね。

*****

次女の勉強机の周りに掃除機をかけようと
椅子を引いた時、
見えた映像がこちら
 
 
これを見て、

え~??
掃除機かけるのに落ちている物、
すんごい邪魔なんだけど…

そう思って声をかけたところから
会話が始まります。


私 
「ちょっと!次女!
掃除機かけるから、
机の下に落ちているもの片付けて!」


次 
「え?どれ?」


私 
「机の下に落ちてるじゃん!
     ほら…なんだったっけ…
(名前が思い出せない)

     そこにあるでしょ!
ほら!コラショの!!
(名前をやっと思い出す)」


次 
「え?マイメロでしょ?」

私 
「は?
あれがいつからマイメロになったの?!
コラショでしょ?!」


次 
「え?コラショなんかいないよ?」


私 
「は?」

次 
「え?」


さて、
この勘違いは、
一体どこから起きているでしょうか!


図解してみましょう。


① 私 「ちょっと!次女!
掃除機かけるから、
机の下に落ちているもの片付けて!」
 
 
私はこのように見えていたので、
次女に声をかけます。
 

② 次 「え?どれ?」

私 「机の下に落ちてるじゃん!
ほら…なんだったっけ…(名前が思い出せない)
そこにあるでしょ!ほら!コラショの!!(名前をやっと思い出す)」



この時、

私は「おいおい!
『どれ?』って1つしかないでしょう!!」
と思いながらも、

なかなか名前が出ないキャラクターを思い出し、
落ちている物(コラショのファイル)の説明を
一生懸命伝えています。
 

③ 次 「え?マイメロでしょ?」
 
ここです!
なぜ、次女がマイメロと言ったのか。
次女が見えていたのはこちら。
 
 
なんと!
見えていたのは、マイメロのシール!
実はこれも落ちていたのです!


④ 「は?
あれがいつからマイメロになったの?!
コラショでしょ?!」
 
一方、私は逆にコラショしか見えていないので、
マイメロシールの存在を認識していません。


だから、

マイメロがどうして出てくるのか、
何の話だかさっぱりわかりません。

「え?ふざけているの?」とも思った瞬間(笑)
 


でも実は
マイメロはちゃんといたのです
 

でもね、例えるなら、
私はこのくらいにしか見えていない。

 
 

⑤ 次 「え?コラショなんかいないよ?」

そりゃ、そうです。
次女にはこう見えているから。
 
ホント!例えるなら、みんなこのくらいしか見えていないのよ。
 

⑥ 私 「は?」 次 「え?」

ここでようやく、何かがおかしい…と気付いて

「え?どれを見ているの?」
「マイメロはどこから来た話?」

とすり合わせてみると…
 
実際は、こうなっていたわけです。
 
 
クローズアップ!
 
 
 
どっちも
合ってるじゃん!!
 
 
それなのに、
お互いの焦点の当てるところが違うだけで、
こうも話しがズレるのです。
 
 
なぜなら、
 
人間の脳は、
焦点を一つにしか
当てることができないから。
 


恐らく、
最初に目に入ったのが私はコラショでしたが、
次女はマイメロだったのでしょう。
 

コラショが見えている私は、
マイメロは見えていなくて、

マイメロが見えている次女は、
コラショが見えていないですよね。
 
 
こうやって人は

自分が見たものしか
見えていません。


なのに


お互いが

「自分が見たものと
同じものについて
相手は話している」

思い込んで
しまうのです。
 
 
それ、勘違いですから~!!
 


なので


すり合わせるまでは、
 
まさか、私がコラショの話しをしているのに、
コラショが目に入っていないわけないじゃん!


と私は思っていたし

まさか、マイメロの話しをしているのに、
マイメロが目に入っていないわけないじゃん!


と次女も思っていました。

その前提で会話をしたから
全然話が通じなかったわけです。




このような勘違いコントのようなことって
実は日常当たり前のように起きているんですよね。

 

お互いがキャッチしている情報が
違うから勘違いは起こる。
 
 
だから、

「もしかして、自分と違うもの見てる?」

と確認やすり合わせをたくさんすれば、
お互いの勘違いが見えて
話しが通じやすくなるのでオススメですよ~!
 

 

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