こんにちは。

 

受験勉強の一環として、自習用の問題集を解くことも多いかと思います。

 

ただ、そういった問題集を有効活用できている割合は低いように感じます。

 

積読状態になっていたり、少し手をつけたものの仕上げることができていなかったり。

 

原因としては、問題集をやり始める時に、計画を立てていないか、計画の立て方が甘いかのどちらかです。

 

問題集を解く時には、その問題集を仕上げるためにも計画は立てた方がいいです。

 

一つの問題集を仕上げる目安としては2〜3ヶ月です。

 

問題集の内容や量にもよるのですが、原則は上記の期間がベストです。

 

これ以上の期間だと、間延びしてしまいます。

 

 

問題集1冊を2〜3ヶ月で仕上げるとなると、かなり計画性が必要です。

 

というのも、問題集を仕上げるというのは、最低同じ問題集を3周はする必要があります。

 

1周目は、自分がどの問題が解けてどの問題が解けないかを見極め、

 

2周目は、解けなかった問題を重点的に補強していき、

 

3周目で、2周目でも苦戦した問題を復習する

 

といった使い方をするためです。

 

問題を1回といて終わり、という問題集の使い方はあまりおすすめしません。

 

問題を1回といて終わりという場合は、多くのケースで解きっぱなしになってしまっているからです。

 

この解き方は、せっかく時間を費やして問題を解いたわりには、苦手問題を放置することになり、成績が伸びにくいです。

 

 

 

話を戻しますが、問題集を3周まわすためには、自分の中で1日あたりの問題を解くペース配分を考えておく必要があります。

 

大抵の場合、塾の課題と同時並行で進めていくことになるからです。

 

通塾もありますし、模試もあります。

 

そういった物理的に制約がある中で、問題集と向き合っていくことになります。

 

例えば、総問題数が300題の問題集を解いていくのであれば、1周目で1週間に50〜60問をこなしていくことになります。

 

問題集の難易度にもよりますが、この場合だと1日10問前後解いていくことになります。

 

通塾がある場合は、時間の確保が難しい場合も考えられます。

 

そういった場合は塾が休みの日に回すといったことも必要でしょう。

 

逆に十分時間が取れる場合は、1週間のうち、1日か2日をお休みとしても構いません。

 

おそらく、問題集を仕上げる上で、一番時間がかかり精神的に大変なのが1周目です。

 

ここで、計画を立てた期間内に問題をこなせれば、問題集を2周目、3周目と回していきやすくなります。

 

問題集の2周目、3周目は一度演習した問題でもあるので、気が楽になっていきます。

 

 

問題集は、手に入れるとそれだけで自分の成績も上がるかのような錯覚を覚えますが、3周ほど同じ問題集で演習することではじめて自分の実力になります。

 

塾の勉強もしながらの場合、物理的に忙しく、自主勉強で問題集を仕上げるには、3周まわすために計画を立てることも必須です。

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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こんにちは。

 

先取り学習の効果が高い時期はいつなのでしょうか?

 

中学受験算数の先取り学習に適した時期は小学校3年生〜小学校5年生前半です。

 

大手塾では小学校5年生終わりまでに基礎知識の習得は終わります。

 

小学校5年生以降の場合は先取り学習をしようと思っても、物理的にあまり先取りになりません。

 

塾のカリキュラムが追いついてきてしまうからです。

 

中学受験算数の先取り学習に適した時期は小学校3年生〜小学校5年生前半ですが、その中でも、やはり早い時期に先取り学習を完了した方が効果が高いように感じています。

 

(個人差もありますが)実際に先取り学習を一緒に勉強したケースでも、小学校3年生終わりから小学校4年生前半までに先取り学習を完了したケースは、成績の伸びが非常に良かったです。

 

小学校3年生終わりから小学校4年生前半までの時期は、お子さんも自分が先に勉強したことがそのまま塾のテストででやすい時期でもあります。

 

そのため、テスト結果にも結びつきやすいため、効果がわかりやすくお子さんも嬉しいのだと思います。

 

そして、算数に対する自信がつき、学習意欲も増すようです。

 

ちなみに、先取り学習のポイントの一つは、基礎学習を一通り終える点にあります。

 

なんとなく先取り学習がいいと聞いて始めたけれど、中途半端に終わってしまうケースもあるようです。

 

もちろん何もしないよりは途中まででもした方が絶対にいいのですが、先取り学習を全範囲で終わらせた方が、より結果が出やすくなります。

 

全範囲学習を終えると、今までのケースを見ていると、うまくいくと偏差値が10以上伸びるケースも見られます。(※個人差はあります。)

 

学習を一通り終えることで、算数の地図が頭に入りやすくなるからです。

 

途中までだと、地図がまだ未完成状態です。

 

算数はいろんな分野の知識を使いながら解いていくため、全ての分野を網羅していると強いのです。

 

できれば算数の先取り学習は、早めのうちに取り組まれることをおすすめします。

 

 

算数ももちろん先取りできますが、社会や理科の暗記部分については先に勉強しておくのもおすすめです。

 

例えば、社会の地理。

 

山脈、河川、港、盆地・平野などは、白地図に書き込みながらどんどん覚えていくといいでしょう。

 

覚える部分であれば、小学校6年生にならなくても自分で進めていくことが可能です。

 

できれば小6に上がる前の小5終わりまでに取り組めていると、小6で、やることが多すぎて学習が終わらない!という状態を防ぐことができます。(それくらい小6に上がると塾での学習量が増えますので。)

 

早い方だと、小3終わりから小4あたりでどんどん自主的に暗記を進めていかれるようです。

 

社会の地理は白地図に書き込みながら覚えていくので十分です。(お手持ちの塾で配られる白地図でOKです。もし持っていなければ本屋さんなどで下記のような白地図を入手して取り組んでみてください。↓)

 

 

 

 

算数で先取り学習をしている受験生さんは、理科や社会でも先取りをされていることが多いです。

 

上手に先取り学習を活用して、受験に役立てていただければと思います。

 

 

 

 

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こんにちは。

 

中学入試の定番問題をおさえるには、プラスワン問題集をおすすめしています。

 

 

 

 

理由としては3つあります。

 

①定番問題が全部一通り載っている

②直近入試でも、記載問題が使われている

③中学への算数を解く前の準備段階の問題集として使える

 

特筆すべきは、「②直近入試でも、記載問題が使われている」点です。

 

かなり古くからある問題集ですが、難関校の入試問題を解く上で必要な定番問題が網羅されています。

 

問題集に載っている解説も的確です。

 

出題者から見てこんな解き方をしてほしいという思うような解説になっています。

 

たとえば、関東女子で御三家並みもしくは御三家以上に人気の出てきた、豊島岡女子学園の今年の問題ですが、その問題を解くのに必要な定番問題がきちんと入っています。

 

(※下記の学校動画で紹介されています↓)

 

 

 

今年、豊島岡女子学園の算数の先生によると、成績上位層と成績中位層、成績下位層でくっきり差がついた問題の一つが大問5の(2)の問題でした。

 

 

この問題は、

 

①辺の長さが等しい→同じ長さのところを引っ付けてみよう!

 

②15度の三角形の面積

 

の2つのポイントに気づく必要があります。

 

どちらも入試では、鉄板の知識問題になります。

 

おそらく、大手塾では、

 

②15度の三角形の面積

 

は出し方も定番化されているはずです。

 

得点できるかどうかは、まず上記の2つが頭の中に入っていること、その上で、この2つを自分の頭の中で組み合わせることができる必要があります。

 

まずは、基本の知識として、

 

①辺の長さが等しい→同じ長さのところを引っ付けてみよう!

 

②15度の三角形の面積

 

の両方の問題を理解しておく必要がありますが、

 

実際に、プラスワンでは平面図形の2つ目の単元の4つ目と8つ目の問題として収録されています。

 

 

 

豊島岡女子学園の問題は、確かに思考力が必要な問題ではあるのですが、桜蔭の算数の問題とはまた違います。

 

かなり基本に忠実な問題です。

 

標準問題を2つ、3つ組み合わせて聞いてきます。

 

桜蔭のような複雑な問題設定はありませんし、組み合わせ問題ではありますが、基本問題を理解していれば答えに辿りつきやすく、素直な問題という印象を受けます。

 

その分、入試で聞かれる基本問題をどこまで自分のものにしているかで、大きく解答率が分かれることになります。

 

難関校の定番問題を解く前提知識の習得にぜひ活用してみてください。

 

 

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こんにちは。

 

難関校の入試の算数を解くにあたって、思考力の強化は必須です。(※下記記事にも記載しています↓)

 

 

 

思考力の強化の勉強は、できれば小6春頃には始めたいところです。

 

もし学習が早く進んでいるようであれば、基礎を一通り終えたあたりの小5後半から始めることができるとより良いと思います。

 

小6の夏以前に思考力系の対策をしていない場合、小6の夏以降から成績が上がらず、そこからあわて始めるというケースが目立つように思います。

 

このケースは苦戦することが多いです。

 

理由としては2つあります。

 

一つは物理的に、勉強できる時間が少ないからです。

 

”受験の天王山”である夏が終わってしまっている上に、受験まで残り半年を切っています。

 

また、小6の秋以降は模試ラッシュです。

 

小学校の学校行事なども重なる時期ですし、思うように勉強時間が取れない時期になります。

 

 

苦戦するもう一つの理由は、急に勉強法を変えることができない点が挙げられます。(もちろん、思考系の勉強法が必要だと受験生さんご本人が相当意識していて、必死で勉強できる場合はなんとか間に合うこともあったりします。)

 

ですが、それまで、思考力系の応用問題対策をしてこなかった場合、急に思考系対策をしても伸び悩みがちです。

 

というのも、思考系対策をしていない場合の算数の勉強法は、基本的に解法を丸暗記する暗記型の勉強法で固定されてしまっています。

 

するとそういった受験生さんの頭の中が、算数の勉強=暗記という回路が出来上がってしまっています。

 

小6の秋口までその方法でずっとやり通してきたがゆえに、新たに、思考系の勉強用の思考回路をつくるのに拒否感や抵抗感があるケースが多いのです。

 

また、それだけでなく、小6の9月以降で成績が思うように伸びない場合、焦りやイライラがかなり募るようになり、おおらかな気持ちで問題に取り組むのが難しくなります。

 

思考系の問題は、どちらかというと構造を見抜く問題ですので、小手先の技術や瞬時に解ける技術でなんとかなるわけではありません。

 

成績が落ち着いている時や、比較的メンタルに余裕がある時は、どっしり問題と取り組めても、受験直前期のようなメンタルプレッシャーがかかる場面では、思考系の応用問題を避けがちになってしまいます。

 

そうなってくると、受験までに時間がない上に、メンタル的にも思考系の応用問題に取り組めません。

 

結果、受験本番で思考系の応用問題に対応できなくなりがちです。

 

 

こういったケースに陥らないためにも、思考系の応用問題の対策に取り組むのは、できれば遅くとも小6の夏休み前をおすすめします。

 

小5から少しずつゆとりを持って取り組めるとかなり理想的です。

 

小5から思考系対策を始めるのであれば、最初は1週間に1回、15分くらいからでも構いません。

 

早い時期から取り組めば、時間や負担が少なく取り組めます。

 

 

 

思考系の応用問題対策が必要な難関校を受験する場合は、なるべくはやくから思考力強化に取り組んでいただければと思います。

 

 

 

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こんにちは。

 

小学校6年生は、模試が少しずつ増えてくる時期です。

 

先日もサピックスオープンがありましたね。

 

模試が返却された時に、あともうちょっとで正解だったのにという問題があるのではないでしょうか?

 

例えば、計算問題でのケアレスミスや、場合の数であと1通りあったのにそれが抜けていた、、、など。

 

楽観的視して、この部分はもうちょっとで正解だったと考えたくなりますが、要注意です。

 

というのも、同じ問題を解いて正解している受験生さんをみていると、彼らはそういったケアレスミスやちょっとした間違いが起きることも想定して、さらにそれを防ぐ手立てまで講じています。

 

同じ問題を解いていても、正解者はただ単に問題を解いているだけでなく、プラスして事前にケアレスミスが起こりそうなポイントを予測し、それに対して対策をとっているのです。

 

片や、不正解者は問題が解きっぱなしであることがほとんどです。

 

ちょっとしたミスが起こる原因としては、

 

・問題文の読み間違い

・見直しをしない

・焦った

・文字が汚い

・(解答用紙に写すときなどに)うつし間違い

 

などが挙げられます。

 

多くの場合、こういったミスはその後の模試でも続くことが多いです。

 

おそらく、他のこの問題が解けた他のライバル受験生が、ただ問題を解くだけでなく、ケアレスミス等をしないように対策したり、気をつけているということをわかっていないからなのだと思います。

 

模試を受けても、その模試の結果を別の受験生さんと共有することはありませんし、問題の直しも自分でするため、間違った問題を他の人はどう解いていたのかを知る術はありません。

 

そのため、ケアレスミスやちょっとした勘違いなどで得点を落とした問題は、次は大丈夫だろうということで見逃されやすいです。

 

しかし、そういった対応の場合、次の模試でも、その次の模試でもケアレスミスやちょっとした間違いが続くことになります。

 

もちろん、人間なので多少のミスは致し方ないのですが、ケアレスミスがどうみても多い場合は、やはり一考すべきです。

 

ケアレスミスやちょっとした勘違いがあった時に、単にもう一度、頭から問題を解き直して終わりにするのではなく、そのミスを防ぐにはどうしたら良かったのか?まで考えておく必要があります。

 

模試のやり直しをみていると、ケアレスミスやちょっとした間違いほど、やり直しの時にさらっと流してしまうと、かなり高い確率で次の模試でも同じミスをしてしまいます。

 

ケアレスミスやちょっとした間違いは、逆に言うと、内容的には理解できているところなので、受験生さん自身が意識して対策を講じるようになれば、一番得点化しやすい箇所でもあるからです。

 

ケアレスミスに対して大袈裟なと思われるかもしれませんが、ケアレスミスは意識して直さないと続くケースがほとんどです。

 

そしてケアレスミスで、受験で泣くこともあるからです。

 

人気の難関校ほど、合格のボーダー付近では同一点数に何十人もいると言うケースが珍しくありません。

 

1点違うだけで、合否が分かれてしまうのです。

 

ボーダー付近は0.1点差ということもあります。

 

合格発表後の開示請求で1点差で東大に落ちたことがわかったという話も。

 

上記の話は、私が学生時代に伝え聞いた話ですが、泣くに泣けないです。

 

大学受験はまだ浪人して再チャレンジもあり得ますが(それでも現役で合格できるなら絶対に現役合格で行くべきです)中学受験は一発勝負です。

 

模試で、どこまでケアレスミスをなくせるか、ちょっとした勘違いやまちがいをなくせるかに挑戦してみてください。

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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共通テストの英語が年々、長文化していますね。

 

英語は、直前期に勉強量を増やすよりも、普段どこまでコツコツ勉強できているかが、高得点になるかどうかの分かれ道です。

 

中高一貫校の生活も定期考査があったり、部活があったりと忙しいことは思いますが、英語だけは5分でいいので、毎日勉強していただければと思います。

 

勉強してほしい中身は主に3つです。

 

英単語、英文法、長文多読です。

 

もちろん、どれも毎日勉強してほしい!ところではありますが、

 

特にお願いしているのは、長文多読です。

 

近年の共通テストを見てもわかるように、共通テストで高得点をとるためには長文英語との戦いです。

 

中高一貫校では、長文多読の課題が定期的に課されているところも。

 

 

 

この英文多読ですが、漫然と読んでいるだけのことが見受けられます。

 

ただ読むだけではなく、自分がどれくらいのスピードで英文を読めるかは把握しておくことをお勧めします。

 

1分あたり英単語をどれくらいのペースで読めていますか?

 

2024年共通入試の英語では、単語数で言うと6000単語以上を読む必要がありました。

 

単純計算ですが、

 

1分間に100単語読むことができるのであれば、読むのに60分

 

 

1分間に150単語読むことができるのであれば、読むのに40分かかることになります。

 

1分間に100単語のスピードだと、問題文を解くのに物理的に時間が足りないでしょう。

 

できれば1分間に150単語を読むことのできるレベルに仕上げておきたいところです。

 

1分間に150単語を読むことのできるレベルはかなりのハイペースです。

 

いきなりここまでのレベルは難しくても、毎日少しずつ多読をしていると少しずつ読めるようになってきます。

 

多読の練習はできれば毎日が望ましいです。

 

その上で、月に1回は自分がどの程度の速さで読めているか確かめておきましょう。

 

ちなみに、1分間に何単語読めるかはざっくり計算で構いません。

 

読んだページ数と1行あたり何文字か、1ページあたり何行あるかわかれば、読んだ総単語数がわかります。

 

あとは読んだ時間数で割れば、1分間に自分が何単語読めているか把握できます。

 

例えば

 

1行あたり20文字✖️1ページあたり40行✖️1ページ=総単語数1000語

 

これを10分で読んだとすれば

 

1000単語➗10分=1分あたり100単語のペース

 

となります。

 

 

 

多くの受験生さんが自分がどれくらいのスピードで英単語を読むことができるか把握していません。

 

自分の英単語を読むスピードを把握しておけば、共通テストの英語もどれくらいで読めるのか検討がつきやすくなりますし、テストの時のペース配分もたてやすくなります。

 

読むスピードがはやい状態なのか、はたまた遅いのかも把握できます。

 

現時点でスピードが足りていなければ、多読を増やしてスピードアップしていきましょう。

 

まずは、自分の長文を読むときのスピードがどれくらいなのかを把握するところから始めてみてください。

 

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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今日は、『答えに辿り着くまでの、思考が大切〜2024年女子学院の問題(算数)より〜』というテーマで書いていきたいと思います。

 

志望校の過去問を解くとき、多くのケースでは一度解いてみて、わからなければ解説を読んで終わり、というケースが散見されます。

 

もちろん、そういう勉強の仕方もあるのですが、難関校に受かる解き方かと聞かれると、難しいというのが正直なところです。

 

では、どういう解き方をする必要があるのでしょうか?自分で考えるときに、どんなふうに考えていけばいいのでしょうか?

 

 

 

例えば、2024年の女子学院大問1(3)の問題。

 

 

 

 

※便宜上、下記のように、点A、点B、点C、点D、点Eとおくとします↓

 

 

女子学院は問題量が多いので、とりあえずはやく解いていくようにというアドバイスをされがちですが、

 

まずはどんな問題であっても、 一問一問向き合っていく必要があります。

 

この問題の場合、発想としては、

 

①三角形ABCの面積を聞いている

 

→②BC=13㎝が出ているから、これを使えると解きやすそう

 

→③もし、三角形ABCの面積を出すときに底辺がBCと考えると、高さが出れば、答えが出る!

 

→④三角形ABDと三角形AFCを見てみると、

 

BD=CF

角BAD=角CAF

角BDA=角CFA=90度だから

 

→⑤三角形BAD≡三角形CAF

 

→⑥AB=AC

 

→⑦AからBCに垂線をおろしてみると、その垂線は三角形ABCの高さになる(※BCを底辺を見た場合)

 

 

→⑧AGをもとめたい!

 

→⑨三角形AGCと三角形BDCは相似!

 

角BCD(共通)

角AGC=角BDC=90度

 

→⑩しかも5:12:13の直角三角形!AGが出る!

 

となります。

 

 

この問題を考えるだけでも、かなり多くのことを同時並行で考えていくことになります。

 

特に、今回は③、⑦、⑩が、自力で考えることができたかが大きな分かれ目です。

 

おそらく、女子学院の受験生さんは、解説をみれば、解き方はすぐ理解できる受験生さんばかりでしょう。

 

勝負は、自力で答えにたどりつけるかなのです。

 

考えるプロセスを自分のものにしておく必要があるのです。

 

過去問の解説は、どうしても時間や紙面の制約上、ごく一部の説明になってしまいます。

 

ですが、点数の上がる過去問演習にするには、これらの手順を自分の頭で踏めているかが非常に重要です。

 


 

入試問題演習で伸び悩む受験生さんは、とにかく答えをはやく欲しがります。

 

5分考えてわからなければ、すぐに答えをみたくなってしまうのです。

 

試行錯誤する過程を放棄しがちに、、、。

 

そして、解説を読んでわかった気になってしまいます。

 

しかし、時間が経てば、同じ問題をもう一度解いてみても解けないことが多々あります。

 

また、同じような考え方の問題を解いても、結局歯が立ちません。

 

このすぐパッと答えをみたがるケースは、思考系の応用問題を出す難関校では、通用しないのです。

 

深い思考を求める学校の出題意図とは違う勉強になってしまっているためです。

 

 

普段から、一問一問じっくり向き合い、なるべく自力で最後まで考える習慣をつけておきましょう。

 

 

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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こんにちは。

 

今日は、『保護者面談の意義(中学受験)』というテーマで書いていきたいと思います。

 

中学受験では、塾等でも保護者面談があります。

 

この保護者面談ですが、受けるにあたって気を付けるポイントがあります。

 

というのも、保護者面談がどういうものかをわかっていないと、保護者面談で言われたことで動揺してしまったり、受験戦略がブレることがあるからです。

 

保護者面談は基本的には、普段の復習テストや模試の成績をもとに行われます。

 

その上で、今の時点での志望校についての話し合いや、普段の勉強の様子を話し合うことが多いでしょう。

 

ただ、注意しておいた方がいいのは、あくまで現時点での成績の数値について話しあわれるという点です。

 

例えば、少し直近の模試で調子を崩してしまうと、それに基づいて、今の状態では志望校は厳しいという話になってしまいます。

 

もちろん、その評価が間違っているわけではないのですが、どうしても数値に基づいての話し合いになってしまうため、これからの伸び代等は考慮されていません。

 

というのも、今まで見た中で、保護者面談での評価をいい意味で大きく裏切ったケースも見てきています。

 

あくまで、保護者会での話し合いは、その時までの「過去」のデータでのお話です。

 

お子さんというのは、その教科のできるコツを掴まれる時期もまちまちです。

 

ですが、コツを掴んだ途端、急にグッと伸びるケースも多々あります。

 

そうすると、それまでの成績が嘘のように変わっていかれます。

 

例えば、現段階では基礎知識が入っていないので、夏休みにその辺りが克服されると伸びるケースや、本人が直前期に急にやる気を出すタイプの生徒さんもいらっしゃいます。

 

そういったタイプの受験生さんで大きく伸びるタイプの方は、保護者面談で色々言われたとしても、保護者面談での評価にとらわれることなく、今の勉強に向かっていかれます。

 

実際、勉強は正しい勉強をして、かつその状態を積み上げていく必要があるため、成績が伸びるのにタイムラグが存在します。

 

そのタイムラグの期間に保護者面談があると、きちんと正しい方法で勉強しているのに成績が出ていないと認定された、と落ち込んでしまったり、やる気がなくなってしまうこともあるようです。

 

 

あと、もう一点大切なのが、科目担任の先生が保護者面談を受け持たれていることが多いです。

 

そのため、その教科については適切なアドバイスであったとしても、全体的なアドバイスはないこともあります。

 

保護者面談で無理と言われた学校を受けて、合格したケースも存在します。

 

逆に、絶対合格圏と言われても、残念だったケースも。

 

受験に100%ということはあり得ません。

 

 

そういった点から見ても、難しいことは百も承知ですが、最終的に自分の状態と可能性を判断するのは自分自身ということになります。

 

保護者面談での内容も参考にしつつも、後悔しないように自分の感覚も大切にしましょう。

 

 

 

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こんにちは。

 

今日は、『今の中学受験は、昔の3倍大変と聞くけれど問題』というテーマで書いていきたいと思います。

 

親御さんが中学受験を経験されていて、お子さんもという場合、親御さんがお子さんの受験の内容を見て、驚かれることがあります。

 

実際、親御さんから「いやあ、今の中学受験大変ですね。私の時とは全然違います。」というお言葉をいただいたり。

 

確かに、以前より勉強量は増えています。

 

 

 

一番負担が増えているのは、間違いなく算数でしょう。

 

算数の負担が大きくなっている理由としては大きく2点挙げられると思います。

 

一つは、数年前の受験問題が今年の解けて当たり前の問題になるからです。

 

毎年、大手塾のテキストを拝見していますが、数年前のトレンド問題が数値などは多少変えてありますが、今年のテキストに記載されていたりします。

 

数年前の入試の難問が、今はできて当たり前の標準問題となりっているのです。

 

そして、その現象が毎年繰り返されることになります。

 

単純に考えれば、後に受験すればするほど問題が難しくなっていくという寸法です。

 

ただ、これは対策を取れば、3倍負担を4〜5割は減らせます。

 

というのも、3倍大変そうと言われていたりするようですが、算数の問題を全部暗記で対応しようとすれば、確かに全ての問題を網羅するのにそれくらいの負担になるでしょう。

 

しかし、算数の問題といえ、よくよく問題を見てみると、この問題は表面的には変えてあるけれど、問題の本質は同じだ!という事がよくあります。

 

つまり、算数の問題の本質が見抜けるようになれば、大量の問題をこなす作業から解放されます。

 

普段から思考力を鍛えてください!と口を酸っぱくしていっていますが、それは、思考力を鍛えた方が、全部暗記に頼るよりも最終的には負担が少ないからというのもあります。

 

 

受験が大変になっているもう一つの理由は、上位校が思考系の応用問題の比重を増やしたからです。

 

もともと最難関校は、思考系の応用問題重視です。

 

それは昔も今も変わっていません。

 

問題は、最難関校の次にくる上位校の問題が変化している点です。

 

例えば、関東であれば白百合学園、関西で言えば高槻といった学校群です。

 

そういった学校の問題が、6〜7年前あたりを境に、全テスト問題に占める思考系の応用問題の比重を増やしているのです。

 

かなり大幅に増えています。

 

今までは、全体の2〜3割が思考系応用問題で残りは暗記で対応できる標準問題でしたが、その割合が逆転している印象です。

 

そうなると、今までの受験生さんは標準問題をそこそこマスターしていれば合格だったのが、標準問題プラス思考系の問題まで対策しないと合格が厳しくなってしまったのです。

 

思考系の応用問題は暗記では解けないような問題構造になっています。

 

なのでどうしても、暗記系プラス思考系の問題対策が必要になってくる分、負担が増えます。

 

 

こういった傾向を踏まえた上で、志望校によって受験対策をすることがより求められているのではないかと思います。

 

上位校〜最難関校の場合は、基礎訓練と同時に思考系対策をする

 

標準問題が多い中堅校の場合は、基礎知識を固める。問題量が多すぎる場合は取捨選択をする。難問を深追いしすぎない

 

といったおおまかな方針を持った上で、勉強スケジュールを組むのが、一番消耗しにくいと思います。

 

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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こんにちは。

 

今日は、『東大と京大の合格者数から考察する〜2024年合格者ランキングより〜』というテーマで書いていきたいと思います。

 

以前から少し気になっていたのですが、東大の合格者ランキングや、京大の合格者ランキングなど個別の大学のランキングはあるのですが、東大と京大を合わせたランキングはあまり見かけません。

 

もちろん、それぞれの学校別の合格者ランキングも非常に興味深くはあります。

 

ただ、灘をはじめとして、関西の進学校では地元の京都大学に進学するケースも見られます。

 

個別のランキングだけで見ている時と異なる様相を呈することも。

 

今回は、東大と京大を合わせた人数で見ていきたいと思います。

 

特筆すべきは灘です。

 

東大合格者数94人、京大合格者数51人と東大、京大両方に多数の合格者数を誇ります。

 

卒業生に占める東大京大合格者数の割合も約67%と、凄まじい合格率です。※卒業生に占める東大京大合格者数の割合=(東大合格者数+京大合格者数)÷卒業生数で計算しています。同じ合格者数でも、卒業生数が違うと数字が大きく変わります。灘は卒業生数が218人と少ないです。一方、開成は卒業生数が402人と分母が大きくなります。

 

開成は、東大合格者数149人、京大合格者数17人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約41%となっています。

 

今年東大合格者数が躍進した聖光学院は東大合格者数97人、京大合格者数5人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約45%です。

 

東大、京大合格者数を個別に見ると、灘は全体で3位、5位となっていますが、実は東大京大合格者数の割合で考えた場合、他の学校の追随を許しません。

 

圧倒的に一番です。

 

実はもう一校特筆すべきなのが、関西の進学校の東大寺学園です。

 

東大合格者数35人、京大合格者数70人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約50%となっています。

 

東大・京大の両方の合格者を合わせた数になると、関西勢の健闘が目立つように思います。

 

ただ、中学受験でも人気の私立中高一貫校は、上記学校ほどではないですが、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が高いのが特徴です。

 

例えば、関東の進学校で見てみると

 

桜蔭は東大合格者数63人、京大合格者数4人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約29%

 

栄光は東大合格者数47人、京大合格者数7人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約29%

 

渋渋は東大合格者数43人、京大合格者数5人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約24%

 

麻布は東大合格者数54人、京大合格者数19人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約24%

 

となっています。

 

合格者ランキングに記載の学校も大半の学校は、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が20%をきっているので、20%を超えていれば大健闘と言えるでしょう。

 

関東の学校は、東大京大合格者数で見た場合でも、東大の合格者数が圧倒的に多い点が特徴です。

 

関東の学校でも、一定数京大の合格者がいるのですが、少ないですし、現役合格率も低い印象です。

 

関東の公立高校で健闘しているのは、日比谷高校です。

 

東大合格者数59人、京大合格者数11人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約22%

 

となっていて、私立に負けない実績です。

 

現役の合格者数も多いです。

 

公立の他の高校は、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が20%を下回っているので、少し苦戦気味かもしれません。

 

浦和高校が、東大合格者数44人、京大合格者数19人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約18%

 

横浜翠嵐が、東大合格者数43人、京大合格者数7人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約14%

 

となっています。

 

逆に関西勢は、東大京大合格者数の割合が高めです。

 

例えば、

 

甲陽学院は、東大合格者数27人、京大合格者数46人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約36%

 

大阪星光は、東大合格者数14人、京大合格者数36人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約27%

 

洛星は、東大合格者数6人、京大合格者数49人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約26%

 

となっています。

 

公立高校で見てみると、

 

北野高校が、東大合格者数18人、京大合格者数86人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約33%

 

西京高校が、東大合格者数5人、京大合格者数55人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約20%

 

長田高校が、東大合格者数4人、京大合格者数26人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約9%

 

奈良高校が、東大合格者数4人、京大合格者数26人、卒業生に占める東大京大合格者数の割合が約8%

 

となっています。

 

北野高校は東大京大合格者数の割合も突出しています。

 

ただ、全体的にみると公立高校は少し苦戦気味かもしれません。

 

 

 

関東、関西ともに、男子校は東大京大合格者数の割合が高い学校が多いです。

 

女子校や共学校は、桜蔭中など一部の学校を除いて、東大京大合格者数の割合が20%超えの学校は非常に少ないです。

 

また、公立高校は、東大京大合格者数の割合で見ても、日比谷高校、北野高校を除けば、私立の学校の方が優勢です。

 

 

基本的には、関東であれ、関西であれ地元の学校への進学人数が多いです。

 

関東であれば東大、関西であれば京大というふうに。

 

ただ、関西の一部の男子進学校は東大への進学実績が非常に高く、それが東大京大合格者数の割合が高くなる理由にもつながります。

 

個人的には、女子校や共学校で、もう少し東大京大合格者数の割合が上昇することに期待したいと思います。

 

 

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