こんにちは。
先取り学習の効果が高い時期はいつなのでしょうか?
中学受験算数の先取り学習に適した時期は小学校3年生〜小学校5年生前半です。
大手塾では小学校5年生終わりまでに基礎知識の習得は終わります。
小学校5年生以降の場合は先取り学習をしようと思っても、物理的にあまり先取りになりません。
塾のカリキュラムが追いついてきてしまうからです。
中学受験算数の先取り学習に適した時期は小学校3年生〜小学校5年生前半ですが、その中でも、やはり早い時期に先取り学習を完了した方が効果が高いように感じています。
(個人差もありますが)実際に先取り学習を一緒に勉強したケースでも、小学校3年生終わりから小学校4年生前半までに先取り学習を完了したケースは、成績の伸びが非常に良かったです。
小学校3年生終わりから小学校4年生前半までの時期は、お子さんも自分が先に勉強したことがそのまま塾のテストででやすい時期でもあります。
そのため、テスト結果にも結びつきやすいため、効果がわかりやすくお子さんも嬉しいのだと思います。
そして、算数に対する自信がつき、学習意欲も増すようです。
ちなみに、先取り学習のポイントの一つは、基礎学習を一通り終える点にあります。
なんとなく先取り学習がいいと聞いて始めたけれど、中途半端に終わってしまうケースもあるようです。
もちろん何もしないよりは途中まででもした方が絶対にいいのですが、先取り学習を全範囲で終わらせた方が、より結果が出やすくなります。
全範囲学習を終えると、今までのケースを見ていると、うまくいくと偏差値が10以上伸びるケースも見られます。(※個人差はあります。)
学習を一通り終えることで、算数の地図が頭に入りやすくなるからです。
途中までだと、地図がまだ未完成状態です。
算数はいろんな分野の知識を使いながら解いていくため、全ての分野を網羅していると強いのです。
できれば算数の先取り学習は、早めのうちに取り組まれることをおすすめします。
算数ももちろん先取りできますが、社会や理科の暗記部分については先に勉強しておくのもおすすめです。
例えば、社会の地理。
山脈、河川、港、盆地・平野などは、白地図に書き込みながらどんどん覚えていくといいでしょう。
覚える部分であれば、小学校6年生にならなくても自分で進めていくことが可能です。
できれば小6に上がる前の小5終わりまでに取り組めていると、小6で、やることが多すぎて学習が終わらない!という状態を防ぐことができます。(それくらい小6に上がると塾での学習量が増えますので。)
早い方だと、小3終わりから小4あたりでどんどん自主的に暗記を進めていかれるようです。
社会の地理は白地図に書き込みながら覚えていくので十分です。(お手持ちの塾で配られる白地図でOKです。もし持っていなければ本屋さんなどで下記のような白地図を入手して取り組んでみてください。↓)
算数で先取り学習をしている受験生さんは、理科や社会でも先取りをされていることが多いです。
上手に先取り学習を活用して、受験に役立てていただければと思います。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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