こんにちは。

 

今日は、『保護者面談の意義(中学受験)』というテーマで書いていきたいと思います。

 

中学受験では、塾等でも保護者面談があります。

 

この保護者面談ですが、受けるにあたって気を付けるポイントがあります。

 

というのも、保護者面談がどういうものかをわかっていないと、保護者面談で言われたことで動揺してしまったり、受験戦略がブレることがあるからです。

 

保護者面談は基本的には、普段の復習テストや模試の成績をもとに行われます。

 

その上で、今の時点での志望校についての話し合いや、普段の勉強の様子を話し合うことが多いでしょう。

 

ただ、注意しておいた方がいいのは、あくまで現時点での成績の数値について話しあわれるという点です。

 

例えば、少し直近の模試で調子を崩してしまうと、それに基づいて、今の状態では志望校は厳しいという話になってしまいます。

 

もちろん、その評価が間違っているわけではないのですが、どうしても数値に基づいての話し合いになってしまうため、これからの伸び代等は考慮されていません。

 

というのも、今まで見た中で、保護者面談での評価をいい意味で大きく裏切ったケースも見てきています。

 

あくまで、保護者会での話し合いは、その時までの「過去」のデータでのお話です。

 

お子さんというのは、その教科のできるコツを掴まれる時期もまちまちです。

 

ですが、コツを掴んだ途端、急にグッと伸びるケースも多々あります。

 

そうすると、それまでの成績が嘘のように変わっていかれます。

 

例えば、現段階では基礎知識が入っていないので、夏休みにその辺りが克服されると伸びるケースや、本人が直前期に急にやる気を出すタイプの生徒さんもいらっしゃいます。

 

そういったタイプの受験生さんで大きく伸びるタイプの方は、保護者面談で色々言われたとしても、保護者面談での評価にとらわれることなく、今の勉強に向かっていかれます。

 

実際、勉強は正しい勉強をして、かつその状態を積み上げていく必要があるため、成績が伸びるのにタイムラグが存在します。

 

そのタイムラグの期間に保護者面談があると、きちんと正しい方法で勉強しているのに成績が出ていないと認定された、と落ち込んでしまったり、やる気がなくなってしまうこともあるようです。

 

 

あと、もう一点大切なのが、科目担任の先生が保護者面談を受け持たれていることが多いです。

 

そのため、その教科については適切なアドバイスであったとしても、全体的なアドバイスはないこともあります。

 

保護者面談で無理と言われた学校を受けて、合格したケースも存在します。

 

逆に、絶対合格圏と言われても、残念だったケースも。

 

受験に100%ということはあり得ません。

 

 

そういった点から見ても、難しいことは百も承知ですが、最終的に自分の状態と可能性を判断するのは自分自身ということになります。

 

保護者面談での内容も参考にしつつも、後悔しないように自分の感覚も大切にしましょう。

 

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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