こんにちは。
共通テストの英語が年々、長文化していますね。
英語は、直前期に勉強量を増やすよりも、普段どこまでコツコツ勉強できているかが、高得点になるかどうかの分かれ道です。
中高一貫校の生活も定期考査があったり、部活があったりと忙しいことは思いますが、英語だけは5分でいいので、毎日勉強していただければと思います。
勉強してほしい中身は主に3つです。
英単語、英文法、長文多読です。
もちろん、どれも毎日勉強してほしい!ところではありますが、
特にお願いしているのは、長文多読です。
近年の共通テストを見てもわかるように、共通テストで高得点をとるためには長文英語との戦いです。
中高一貫校では、長文多読の課題が定期的に課されているところも。
この英文多読ですが、漫然と読んでいるだけのことが見受けられます。
ただ読むだけではなく、自分がどれくらいのスピードで英文を読めるかは把握しておくことをお勧めします。
1分あたり英単語をどれくらいのペースで読めていますか?
2024年共通入試の英語では、単語数で言うと6000単語以上を読む必要がありました。
単純計算ですが、
1分間に100単語読むことができるのであれば、読むのに60分
1分間に150単語読むことができるのであれば、読むのに40分かかることになります。
1分間に100単語のスピードだと、問題文を解くのに物理的に時間が足りないでしょう。
できれば1分間に150単語を読むことのできるレベルに仕上げておきたいところです。
1分間に150単語を読むことのできるレベルはかなりのハイペースです。
いきなりここまでのレベルは難しくても、毎日少しずつ多読をしていると少しずつ読めるようになってきます。
多読の練習はできれば毎日が望ましいです。
その上で、月に1回は自分がどの程度の速さで読めているか確かめておきましょう。
ちなみに、1分間に何単語読めるかはざっくり計算で構いません。
読んだページ数と1行あたり何文字か、1ページあたり何行あるかわかれば、読んだ総単語数がわかります。
あとは読んだ時間数で割れば、1分間に自分が何単語読めているか把握できます。
例えば
1行あたり20文字✖️1ページあたり40行✖️1ページ=総単語数1000語
これを10分で読んだとすれば
1000単語➗10分=1分あたり100単語のペース
となります。
多くの受験生さんが自分がどれくらいのスピードで英単語を読むことができるか把握していません。
自分の英単語を読むスピードを把握しておけば、共通テストの英語もどれくらいで読めるのか検討がつきやすくなりますし、テストの時のペース配分もたてやすくなります。
読むスピードがはやい状態なのか、はたまた遅いのかも把握できます。
現時点でスピードが足りていなければ、多読を増やしてスピードアップしていきましょう。
まずは、自分の長文を読むときのスピードがどれくらいなのかを把握するところから始めてみてください。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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