こんにちは。

 

小学校6年生は、模試が少しずつ増えてくる時期です。

 

先日もサピックスオープンがありましたね。

 

模試が返却された時に、あともうちょっとで正解だったのにという問題があるのではないでしょうか?

 

例えば、計算問題でのケアレスミスや、場合の数であと1通りあったのにそれが抜けていた、、、など。

 

楽観的視して、この部分はもうちょっとで正解だったと考えたくなりますが、要注意です。

 

というのも、同じ問題を解いて正解している受験生さんをみていると、彼らはそういったケアレスミスやちょっとした間違いが起きることも想定して、さらにそれを防ぐ手立てまで講じています。

 

同じ問題を解いていても、正解者はただ単に問題を解いているだけでなく、プラスして事前にケアレスミスが起こりそうなポイントを予測し、それに対して対策をとっているのです。

 

片や、不正解者は問題が解きっぱなしであることがほとんどです。

 

ちょっとしたミスが起こる原因としては、

 

・問題文の読み間違い

・見直しをしない

・焦った

・文字が汚い

・(解答用紙に写すときなどに)うつし間違い

 

などが挙げられます。

 

多くの場合、こういったミスはその後の模試でも続くことが多いです。

 

おそらく、他のこの問題が解けた他のライバル受験生が、ただ問題を解くだけでなく、ケアレスミス等をしないように対策したり、気をつけているということをわかっていないからなのだと思います。

 

模試を受けても、その模試の結果を別の受験生さんと共有することはありませんし、問題の直しも自分でするため、間違った問題を他の人はどう解いていたのかを知る術はありません。

 

そのため、ケアレスミスやちょっとした勘違いなどで得点を落とした問題は、次は大丈夫だろうということで見逃されやすいです。

 

しかし、そういった対応の場合、次の模試でも、その次の模試でもケアレスミスやちょっとした間違いが続くことになります。

 

もちろん、人間なので多少のミスは致し方ないのですが、ケアレスミスがどうみても多い場合は、やはり一考すべきです。

 

ケアレスミスやちょっとした勘違いがあった時に、単にもう一度、頭から問題を解き直して終わりにするのではなく、そのミスを防ぐにはどうしたら良かったのか?まで考えておく必要があります。

 

模試のやり直しをみていると、ケアレスミスやちょっとした間違いほど、やり直しの時にさらっと流してしまうと、かなり高い確率で次の模試でも同じミスをしてしまいます。

 

ケアレスミスやちょっとした間違いは、逆に言うと、内容的には理解できているところなので、受験生さん自身が意識して対策を講じるようになれば、一番得点化しやすい箇所でもあるからです。

 

ケアレスミスに対して大袈裟なと思われるかもしれませんが、ケアレスミスは意識して直さないと続くケースがほとんどです。

 

そしてケアレスミスで、受験で泣くこともあるからです。

 

人気の難関校ほど、合格のボーダー付近では同一点数に何十人もいると言うケースが珍しくありません。

 

1点違うだけで、合否が分かれてしまうのです。

 

ボーダー付近は0.1点差ということもあります。

 

合格発表後の開示請求で1点差で東大に落ちたことがわかったという話も。

 

上記の話は、私が学生時代に伝え聞いた話ですが、泣くに泣けないです。

 

大学受験はまだ浪人して再チャレンジもあり得ますが(それでも現役で合格できるなら絶対に現役合格で行くべきです)中学受験は一発勝負です。

 

模試で、どこまでケアレスミスをなくせるか、ちょっとした勘違いやまちがいをなくせるかに挑戦してみてください。

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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