太陽光発電所敷地として遊休地を活用する自治体
米子市土地開発公社が解散へ
宮崎県議会が政務調査費マニュアルを決定
三セク問題を検討している総務省の研究会
公表資料:第三セクター等のあり方に関する研究会
XPサポート終了への対応
産業育成措置に交付税
経済財政諮問会議5月16日資料5-2:個性を活かし自立した地方をつくるために(新藤議員提出資料)(PDF形式:312KB)
宮城県が林業公社の存続をこれから検討
河北新報社サイトが4月21日に掲出した「林業公社を抜本見直し 宮城県、廃止含め在り方検討へ 」は、宮城県が本年度、多額の累積債務を抱える県林業公社の在り方を抜本的に見直す作業に入ると報じる。将来的な県民負担を軽減する観点から、公社の廃止も含めて検討する方向とか。見直す場合の選択肢として、(1)公社自らが経営を改善し存続、(2)公社を廃止し、県が森林経営を直営、(3)法的手続きを経て、公社自らが経営を改善、などが挙がっているとのこと。県は、経営悪化した第三セクターなどの債務を肩代わりするために発行できる「第三セクター等改革推進債(三セク債)」の活用も視野に入れるとか。見直し着手の方針は、山田義輝農林水産部長が19日の県議会環境生活農林水産委員会で明らかにしたもので、山田部長は「現在の債務は168億円で抜本的改革が必要。関係機関と調整し、本年度中に実行する」と述べたとの由。林業公社をめぐっては、県議会の県出資団体等調査特別委員会が22年度、「自立的経営は不可能」などとして廃止を県に提言しており、東日本大震災後の23年秋、村井嘉浩知事が「震災で果たすべき大きな役割がある」として当面、存続させる方針 を表明していた経緯がある。
三セク鉄道が車両命名権を売り出す
朝日新聞デジタルが4月12日に掲出した「長崎の三セク「車両の命名権売ります」 ヘッドマークも 」〔上田輔〕は、長崎県佐世保市と佐賀県有田町の93・8キロを結ぶ第三セクターの松浦鉄道(本社・佐世保市)が列車の命名権を売り出していると報じる。乗客の減少を受けた増収策で、契約終了後は、名付けた列車名の入ったヘッドマークがもらえるとのこと。売り出しているのは、21両ある同社の主力車両「MR600形」の命名権で、1両あたり3カ月15万円、6カ月20万円、1年間で25万円としており、法人は1年契約に限るとか。契約期間中、列車名を記した直径60センチのヘッドマークを車両の前後に取り付けて走ることになる。名前のほか、写真やイラストも掲載できる。
年度末契約の新年度単価適用の特例措置
建設通信新聞が4月15日に掲出した「新労務単価/水機構が特例措置決定/独法、高速道路会社も検討 」は、国土交通省が各地方整備局などに通知し、都道府県・政令市に適切な運用を要請した25年度公共工事設計労務単価の特例措置について、同省所管の高速道路会社や独立行政法人などの多くが今後の対応を検討していることが分かったと報じる。3月中に入札し契約が4月1日以降になる案件を対象に大幅に上昇した新単価で契約変更するもので、現時点では水資源機構がいち早く適用を決定しているが、それ以外の機関は態度を保留しており、今後、内部検討を進め、適用の可否を決める方針とか。水資源機構は「特例措置を踏まえ、全事業所を対象に調査を実施した。該当する案件が維持管理工事を中心に10件あり、いずれも特例措置を適用する」としているとのこと。従来から国交省の契約制度に準拠しており、今回もそれに準じた決定で、適用理由には、デフレ対策としての意味合いもあるとか。請負金額については、新単価を使って積算し直した予定価格に当初契約の落札率を掛けて算出するとのこと。地方自治体から工事などを受託して事業を実施している日本下水道事業団(JS)は「特例措置の部分については、国交省と内容について調整・確認を進めている」としており、高速道路会社の状況を見ると、東日本高速道路と中日本高速道路は「適用するかどうかを含めて検討中」と回答しており、東日本高速道路関東支社では、3月に開札したWTO(世界貿易機関)対象の3件が未契約で、これらの案件への適用可能性が今後注目されると記事は伝える。同様に首都高速道路も「情報が入ったばかりで現時点で方針は決まっていないが、適用の可否について、これから検討に入る」とか。阪神高速道路も「正式な要請は来ていないが、特例措置については、その適用の可否を含めて既に検討している」と回答しており、一方、西日本高速道路は「国からの要請があって初めて検討に入る。現時点では要請がないため、検討に入るとは答えられず、未定としか言えない」と話しているとか。都市再生機構は、「特例措置の詳細を11日に知ったところで、現在は検討段階である」と回答し、成田国際空港と鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、入札した工事すべての契約を24年度中に終えていたことから、特例措置の該当案件はなかったとか。東京地下鉄は入札・契約制度にかかわる部分であることを理由に「回答することを控える」としているとか。25年度の労務単価は前年度に比べ全職種単純平均で15.1%増と大幅に上昇しており、予定価格で見ると、おおむね5%程度の上昇になる見込みで、国交省直轄工事における特例措置は、変更後の請負金額について発注者が新単価で予定価格を再び積算し、その金額に当初契約した際の落札率を掛けて算出するとのこと。受注者から変更協議を申し出てもらい、発注者が応じる形をとるもので、自治体や各地方整備局などには早期の対応を通知・要請しているが、受注者からの変更協議の請求期限は各発注者に委ねているとのこと。国交省所管の独立行政法人などにはこの内容を参考通知として周知済みで、自治体と同様に適用の可否は各機関の判断に任せており、自立的な経営が求められているこれらの機関では、適用による財政への影響もあり、慎重になることが予想されるが、デフレスパイラルを断ち切る効果も期待できる措置だけに、大幅な事業予算を確保した経済対策の効果を一層高める観点からも適切な運用が求められると記事は業界を代弁する。
豊岡市は土地開発公社を存続させる
神戸新聞サイト但馬ページが3月29日に掲出した「豊岡市が土地開発公社存続 土地取得ルール見直し 」〔若林幹夫〕は、兵庫県豊岡市が25年度以降も市土地開発公社を存続させる方針を決め、利用計画の見通しがない土地は取得しないなどのルールを作ったと報じる。公社が債務超過でなく、北近畿豊岡自動車道などの用地買収が残っていることを存続理由としており、今後、3年ごとにあり方を見直すとのこと。土地開発公社については、地価が安定した現在、債務超過に陥るところが増えており、総務省は21年、全国の地方自治体に対し、廃止を含めてあり方を見直すよう通知していて、兵庫県内では神戸市と伊丹市がすでに解散したほか、姫路市など8団体が解散を予定しているとのこと。豊岡市の公社は100%市の出資で昭和48年に設立され、役員全員を市幹部が兼務していて、市は公社存続の理由について、北近畿豊岡自動車道用地などを例に「先行取得すれば、買い戻すときに補助、起債の対象になり、メリットが大きい」と説明しているとか。現在の保有資産約10億円に対して、債務は約6億5千万円で、24年度は、開発計画が頓挫して塩漬けになっていた但馬空港周辺約202ヘクタールを市が約18億円で買い戻したとのこと。存続に当たり、市と公社は2月下旬、取得の際は公社によるか、市の一般財源を活用するかを検討し、明確な開発目的がないと購入しないなどの運用方針を決めており、これは安易な土地の取得を防ぐことが目的としているが、従来と何が変わったのかは明確でない。