自粛期間の延長・・・(;^ω^) 避けられないでしょうね。
大好きな飲食店の皆さん、生き残りましょう。
さて・・・
たとえば一杯のコーヒー。
たとえば一個のクロワッサン。
いくらまでが安く、いくらからが高いのでしょう。
まず考えられるのは、相対的な価値です。
通常いくらで売られているのか。
次に考えられるのは、私にとっての価値です。
どのくらい欲しいのか。
そして三つ目は、価格の根拠。
なぜ、その値段なのか。
実は、安さが重要なのは最初のケースだけなのです。
この場合、他より安い、が決め手になります。
残りの二つで重要なのは、安さではなく、高くないこと。
私にとっては高くない。
ここまでこだわっているなら、高くない。
「高い」の反対が「安い」であるとは限りません。
「安い」と「高くない」は、似て非なるものなのです。
少しでも安くするための努力。
それは、顧客への誠意とも言えます。
同様に、高くするための努力。
これは、社員や仕入先への誠意なのです。
少しでも待遇を良くする。
社員の頑張りに応えるために。
少しでも支払い条件を良くする。
仕入先への感謝を伝えるために。
これって、普通だと思うんですけど。
でも、そう思わない人が多いですよね。
無駄な人件費は払わない方がいい。
無駄な支払いも減らした方がいい。
確かに、無駄は良くないと思います。
私は無駄に待遇を良くした経験があります。
だから、その体験からも言えます。
無駄は良くないと。
私は無駄な出費をしました。
だからこそ、分かるのです。
どこからが無駄なのか。
そして、どこまでが無駄ではないのか。
無駄の境目など考えない。
とにかく無駄な支払いは良くない。
そう決めつけている経営者さんには、残念ながら哲学を感じません。
何のために無駄をなくすのか。
そこに哲学がない経営者。
それは、何のために会社をやっているのか、という哲学を持たない経営者。
人が採れないから、仕方なく給料を増やす。
仕入れが出来ないから、仕方なく支払いを増やす。
そういう経営者さんにとって、適正価格とは即ち最低価格のことなのです。
それの、どこがいけないんだ!・・・と怒られそうですけど。
別に、いけなくはないのです。
ただ、魅力がないというだけ。
その会社で働きたい、という魅力。
その会社と取引したい、という魅力。
そういう魅力を感じない。
もちろん魅力がなくても仕事はします。
魅力がなくても、働きます。
だって、他では雇ってくれないから。
魅力がなくても、取引します。
だって、他では取引してもらえないから。
最低限の条件で仕事をさせる会社には、
最低限の社員と取引先しか、集まりません。
・・・にも関わらず、こういう事を言うのです。
もっと考え、もっと工夫し、もっと貢献しろ、と。
相手は人間なんですよね。
社員も、お客さんも、取引先も。
私たちは人間を相手に仕事をしている。
嫌な人とは仕事をしたくないし、
好きな人のためなら多少の苦労は厭わない。
なぜ、こんな簡単なことが、分からないのでしょう。