早いもので、来週早々には「寒露」。今年も残り3か月。
歳をとったせいか?夏が長過ぎたせいか??はてさて・・・
なかなかコロナ後の低迷を脱却できませんが、前へ!前へ!
挫けずに頑張って参りましょう!!!(^^)/
さて・・・
ストレスの溜まる
キツい仕事だ。
やりたくないけど
やらなくちゃいけない。
今月も頑張った。
何とか凌いだ。
頑張った分
インセンティブも出たし
キャバクラにでも行こう。
キャバクラの仕事は
キツいなあ。
無理やり飲まされるし
嫌味ったらしいことも言われるし。
今日も嫌な客が来た。
でも我慢しなくちゃ。
我慢した分だけ
この仕事は稼げるんだ。
終わったら
ホストにでも行って発散しよう。
ホストの仕事は
キツいなあ。
ストレスを溜めた
キャバ嬢はとくにキツい。
仕事のストレスが
全部こっちに流れてくる。
だけど
ここは我慢だ。
人気ホストになって
絶対にどこかで豪遊してやる。
連鎖は延々と続く・・・(;^ω^)
さてさて・・・
楽しくて稼げる仕事と、
辛くて稼げない仕事。
これなら
選択は簡単です。
誰だって
楽しく稼げる仕事がいい。
だけど
現実はそんなに
甘くはありません。
辛いけど稼げる仕事と、
楽しいけど稼げない仕事。
この選択を
迫られているわけです。
そして
多くの人が
前者を選んできました。
辛いけど
我慢して、
だんだん
仕事ができるようになっていく。
昇進して
給料が上がり、
しんどい
現場仕事から抜けられる。
会社も
社員も
ハッピーエンド。
これは
もう過去の話です。
今はこう。
出来るだけ
ストレスなく働きたい。
昇進は
しなくていいし、
したくない。
昇進して増えるのは
給料より責任と仕事量。
生活レベルを抑えて
楽しく生きていこう。
つまり
楽しいけど
稼げない仕事を、
多くの若者が
選ぶようになっているのです。
もちろん
生活できないほど
低い報酬ではダメ。
贅沢しなければ
生活していける給料。
それが
確保できるなら
楽しく生きていきたい。
もちろん
稼ぎたい若者だっています。
ガンガン稼いで
贅沢がしたい。
そのためには
キツイ仕事だって我慢する。
その結果
どうなるか。
仕事は
さらに
キツくなっていくのです。
キツイ仕事に耐えて
管理職になっても、
現場の若い社員は
どんどん辞める。
新たに採用した
新人を教えるのも、
彼らの給料を稼ぐのも、
管理職の仕事。
いつまで経っても
現場から抜けられない。
これとは
正反対の現象が、
一部の会社で
起こり始めます。
報酬は
そんなに高くないけど、
好きな仕事で
楽しく働ける職場。
ここを
選んだ人たちの
会社です。
仕事が楽しいし
会社も好きだ。
いい仕事をすれば
お客さんにも喜ばれる。
だから
どんどん頑張りたくなる。
いつの間にか
サービスレベルが上がり、
顧客が
どんどん集まってくるように。
社員が疲弊するのは
嫌なので、
顧客は増やさず
価格を上げることにする。
売上は微増だけど
利益がぐんと増える。
増えた利益で
社員の報酬や
労働環境を良くする。
働きたい人が
どんどん
集まってくる。
気がつけば、
楽しく稼げる仕事と、
辛くて稼げない仕事になっている。
こうなったら
もはや
選択の余地はありません。
問題は
ここに至る順序。
辛さではなく
楽しさが
正しい入口なのです。
令和は昭和じゃないんだ・・・