処暑も次候、この後、白露、秋分と暦の進捗に対して、遅ればせながらも、寒露あたり、10月上旬には、涼しさも定着してくれるかも・・かも?かも?チョット怪しいかしら!?!
さて・・・
生みの親が特別なのは
遺伝子が繋がっているから。
だけど
遺伝が繋がっているかどうかは
調べないと分かりません。
この人から
生まれたんだ。
この人の子供なんだ
・・・と信じることによって、
生みの親は
成立しているのです。
では・・・
育ての親は
どうでしょう。
もし
血が繋がっていないとしたら、
そこにあるのは
関係性だけです。
あなたは
間違いなく
私の子供だと信じて
育ててくれたこと。
この人は
間違いなく私の親だと信じて
育ってきたこと。
信じる心が
他人を
親に変えるのです。
そこに共通するのは
物語。
本当の親だという
物語と・・・
育ててくれた大切な親だという
物語。
絆とは
物語を信じることでしか
生まれないのです。
さてさて・・・
私は
どんな人間なのか。
何に迷い、
何に感動し、
どのような
紆余曲折を経て・・・
この商売(商品)に至ったのか。
ここを開示することで、
私の人生や価値観は
商品となります。
私が作るもの、
私が売るものに、
特別な価値が加わるのです。
私と一緒に
旅行に行きませんか?
私と行くと
こんな旅を体験できます。
ここに
顧客が集まれば、
「私との旅行」が商品になります。
私が作った家具でもいいし、
私が描いた絵でもいいし、
私が考えたレシピでもいいし、
私が教える学校でもいい。
何だって
いいのですが・・・
重要なのは
家具や絵や旅行ではない。
重要なのは
私なのです。
私の体験や、
私の葛藤や、
私のチャレンジや、
私の挫折や、
私の目的や、
私のビジョン。
そこに
共感してくれるから・・・
家具や
絵や
旅行は
特別なものになるのです。
小さな会社。
小さな商売。
あるいは
ひとりの会社や商売。
スモールビジネスをやるなら、
私の開示は
不可欠です。
そこが
価値のルーツだからです。
私には
特別なものがない。
至って普通である。
いや
むしろ底辺だ。
人並みに出来ないことばかり。
そこに
私の価値はあるのか。
こう悩む人が
とても多いです。
でも
それでいいのです。
悩むことも含めて、
私自身が価値なのです。
人間なんて
大差ありません。
生まれた時は
何も出来ないし・・・
死ぬ前だって
ヨボヨボです。
出来ることなんて
たかが知れてる。
ここまでは
同じなのです。
問題は
ここから。
そんな私にも
価値がある。
そんな私だから
出来ることがある。
そう
考えられるかどうか。
ここが
とても重要なのです。
私にとっては
大きな悩み。
私にとっては
大きな生きがい。
私にとっては
大きなチャレンジ。
それを
開示することで、
「私」は
誰かにとっての
特別な「私」になるのです。