初心者向け蜘蛛紹介 | プロトゼロのブログ

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今は音楽ネタかな・・・

久しぶりに一人カラオケをしました。


EXILE Rising Sun
EXILE TRIBE BURNING UP
アン・ルイス 恋のブギウギトレイン
SKID ROW 18 and Life
Guns N Roses Rocket Queen


をひたすら二時間程歌いました。結論は、、、、



一人で行って良かったとつくづく思いましたw




人に聴かれたらマズイ内容でした^^:
いや~悔しい!歌教室かEXPGへ通うか、と思いました・・・・発声がなっていない













さて、今回は我が家の初心者向けの蜘蛛を紹介します。



まず初めに、初心者向けの蜘蛛とは?
①性質が大人しい(攻撃してこない)
②走らない(逃げられると厄介)
③多少の厳しい環境にも強く、死ににくい(低温、乾燥に強い)



大人しい蜘蛛でも、場合によっては上記三点の通りに行くとは限りません。
が、しかし大人しい蜘蛛に上記三点に反する行動を取った時は飼育者が自らの飼育方法を大幅に見直す時です。



Grammostola pulchripes(チャコジャイアント・ゴールデンストライプ・ニー)


以前も紹介したが、
サイズ ★★★★★
丈夫さ ★★★★★
大人しさ★★

更に綺麗で成長が異常に早いと、非の打ち所のない蜘蛛です。
敢えて言えば色が派手ではないぐらいでしょうか。値段もベビーであれば手頃です。










Grammostola porteri(チリアンコモン)


サイズ ★★★☆☆
丈夫さ ★★★★★
大人しさ★☆

まれに荒い固体が居るので大人しさは★☆にしました。
まあ、荒いのはどんな種でも存在し得るんですが、この種に噛まれたという事例は多い。
丈夫さは
チャコジャイを凌ぐと思います。全タランチュラで最強の可能性があります。ただ逆にそれが仇となって、何を求めているのかが判りにくいです。絶食が長く、半年間何も食べない事は珍しくありません。そういう意味では玄人向けとも言われています。
色は地味かもしれませんが背甲はメタリックピンクと綺麗ですが派手ではない。








Brachypelma smithi(メキシカンレッドニー)


サイズ ★★★
丈夫さ ★★★★★
大人しさ

※写真の蜘蛛は厳密にsmithi×boehmeiのハイブリッド
(イメージはsmithiとほぼ同じです)

非常に美しく、チャコジャイ同様非の打ち所のない蜘蛛です。ただし成長速度が3cmから4cm辺りから急激に遅くなる事を覚悟しなければならない。飼われる方は是非ともじっくり飼い込んで8cmまで育てて頂きたい!
注意点としてはBrachypelma属は毛が痒いので肌と合わない場合があります。本種はほとんど蹴る事はないと思いますが、ケージ内に落ちている可能性はあると覚悟しなければいけません。










Aphonopelma bicoloratum(メキシカンブラッドレッグ)


サイズ ★★
丈夫さ ★★★★★
大人しさ

こちらも黒+オレンジ蜘蛛です。サイズは中型の中では小型ですが、成長速度が遅く、外人曰く、MAXサイズに達するまで10年かかるそうです。
長寿でチリコモぐらい生きるそうです(20~30年)が何故かWCしかほとんど流通していない。
おそらく飼育下での繁殖が難しいんだと思います。その為流通量自体も少ないです。
似た色のBrachypelma属とは違い毛の威力は皆無に等しいです。性質は臆病ですが、バタつきは大した事はありません。










Brachypelma emilia(メキシカンレッドレッグ)

サイズ ★★
丈夫さ ★★★★
大人しさ

初心者向けかどうか、、、大丈夫でしょう^^
上記の蜘蛛に比べやや癖があります。しかし幼体から育てば問題ありません。
性質は臆病で若干落ち着かない所があり、毛を蹴ってくる場合があります。毛の威力は高いので蹴られないように大きめのケージで飼育すれば問題ないでしょう。
環境的には準多湿であり、多湿過ぎるのは良くないとされています。湿度が高い夏場は通気性の高いケージに乾燥した床材+水入れで問題は解消されると思います。ただ、乾燥蜘蛛ではない事も意識しなければいけません。










Grammostola molicoma(ブラジリアンタウニーレッド)


サイズ ★★
丈夫さ ★★★★
大人しさ

写真ではわかりませんが、アウトラインが赤く、銀色の毛が混じっていて非常にカッコイイ蜘蛛です。流通量が多いわけでないので欲しい方は入荷時購入する事を薦めます。
こちらもBrachypelma emilia同様、多湿系でもなく、乾燥系でもありません。性質は完全に大人しくはないので注意が必要です。











Avicularia versicolor(アンティルピンクトウ)

サイズ ★★
丈夫さ ★★★
大人しさ

荒い、速い樹上系の蜘蛛の中で大人しいのが本種を初めとしたAvicularia属です。
初心向けには珍しくド派手な蜘蛛です。本種に限らずAvicularia属はどれもほぼ派手なので派手好きにはオススメです。
とにかく綺麗で、幼体はメタリックな水色で成長すると写真のケバい色になりますw
丈夫なんですが、本種は乾燥ではなく多湿系の蜘蛛です。ベビーから買う場合は湿度加減を間違え容器内を蒸らせて死なせる事が多いので、通気穴を増やして高い通気性を確保してから、床材を湿らせれば問題ないと思います。更に容器を大き目にすれば尚良いでしょう。
蜘蛛自体、蒸れに弱いが本種のベビーは特に弱く感じます。
また、ベビーという事で、樹上系は地表系より動きに癖があるので予備知識が必要です。
ただベビーから成体までの色の変化を楽しめる蜘蛛なので是非チャレンジして頂きたいと思います。








【番外編】

Pamphobeteus platyomma(ブラジリアンピンクブルーム)

♀                        




サイズ ★★

丈夫さ ★★
大人しさ

初心者蜘蛛ではないが、上記の蜘蛛になれたらこういった中級者向けの蜘蛛が待っています。
下の♂を見て頂ければわかるように派手です。
大型で黒ベースにメタリックピンクが入るイケテる蜘蛛です。残念ながら♂に限っての話ですが、上の♀は最近脱皮をして目の周りがほんのりとピンクです。今度その写真もアップします^^
決して荒くはないが臆病なところがあり、毛の威力が強いです。また低温乾燥に弱いので注意が必要です。更に蒸れにも弱いですw
ただ決して飼い難い蜘蛛でもないので、慣れたら是非チャレンジして欲しいです。









Monocentropus balfouri(ソコトラアイランド・ブルーバブーン)


サイズ ★★

丈夫さ ★★★★
大人しさ

間違っても初心者に薦めない筆頭に入る蜘蛛です。上級者蜘蛛と言っておきましょう!
しばらく脱皮していない事と写真の質で綺麗さが伝わらないが、本種は一応あのメタリカと双璧を成す美しい蜘蛛とされています(断定してしまいましたw)
脚上部がシャンパンカラーで膝より下がメタリックな紺、背甲がメタリックな水色と最強です!
しかし、非常に神経質な為バタバタする上、威嚇もしてきます。またアフリカ産なので毒も強い可能性があります。
性質的には飼い難いが、環境は乾燥~準多湿と、うるさくないので、環境的には飼い易いです。
ただし、水に怖がる傾向があるので水を豪快に撒くと飛び出してくる可能性があるので注意が必要です。
本種は国内CBも出回っているので、比較的入手は楽なので、早く飼える様なっていただきたい。






以上
うちの初心者蜘蛛を紹介させて頂きました。
ただ初心者向けだからと言って噛まない、というのは間違いで、相手は動物である以上、予測不能な行動を起こす可能性は十分にあるので注意が必要です。


では噛まれないようにするにはどうしたらいいのか?



触らなければ良いだけです。
基本的にタランチュラはハンドリングしない鑑賞用動物です。



蜘蛛は孤独である。
爬虫類でみられる「人慣れ」も期待しない方が良いです。
それらに関しては我々人間がどうこうしたところで、どうにもなりません。そういう動物であるという前提で飼いましょう。