(この記事では、ミャンマーのクーデター関連のニュースをフォローしています(2024/1~)。関連記事は以下の通り)
Mark Fischer, CC BY-SA 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0>, via Wikimedia Commons
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Inle_Lake_Fisherman_(7439791462).jpg
ミャンマーの有名な景勝地インレー湖の漁師
(5/11追記)
関連報道を追加しておきます。国軍による反撃や東南アジア諸国の有力者による外交等、状況はまだまだ動いています。
(4/14追記)
関連報道を追加しておきます。雨期入りを前に東部タイ国境の交易都市ミャワディーを反軍勢力が制圧。国軍が劣勢になるに伴い、周辺国の外交姿勢も変化してきています。
(3/30追記)
関連報道を追加しておきます。国軍記念日の軍事パレード、総選挙の部分実施、タイ主導の人道回廊などが主なニュースになっています。例年、これから現地の正月(水かけ祭り)・雨期入りに向けて紛争が激しくなってくる時期ですので、状況は注意して見ていきたいと思います。
(3/8追記)
関連報道を追加しておきます。中国の仲介により、北部と西部の3民族と国軍との間で和平に合意したことが報じられました。軍の撤収、コーカン族の少数民族武装集団の地方政府としての承認、中国の権益の保護、国境貿易の再開と関税の折版等が合意されたとしています。しかし合意が及ぶのはコーカン族の支配地域のみで、他地域では紛争が継続しています。外交面では、ASEAN外相会議に続いて国防相会議でも国軍が高官を派遣(但しミャンマーは議題にならかったとのことです)しています。
ミャンマーの反軍勢力勝利後のガバナンス、徴兵制の影響等について、調査レポートが相次いで公表されてます。
(2/17追記)
その後も紛争は継続。特に西部では引き続き国軍の後退が伝えられる一方、北西部では国軍の反撃の動きも報道されています。また、国内では徴兵制の実施が報道されました。少なくとも中長期的に見れば、あれだけ国家が分裂した状態で徴兵制が十分機能するとは思い難く、将来の反軍戦士を訓練するだけみたいな状況にもなりかねないのではないかと思います。短期的にもかなりの混乱が生じているようです。
(1/28追記)
関連報道を追加しておきます。中国が仲介した一時停戦は、北部の中国国境付近での紛争を鎮静化させる効果はあったように見えます。しかしそれより南側の地域や西部等では紛争は続いており、国軍側が後退を続けています。
また、中国と近い少数民族と共闘したNUGが中国に引き寄せられる形で「一つの中国」支持を表明する一方、国内外でパワーバランスを失った国軍が「非政治代表」のみとの要求を呑んでASEAN外相会議に代表を派遣することを決めています。
(1/14追記)
関連報道を追加しておきます。当初「1027作戦」を宣言した3民族は、コーカン地域の主要都市「ラウカイ」を手中にした段階で中国の仲介を得て一時停戦に合意。しかしこの合意が実を結ぶかどうかはまだ予断を許さない状況です。