こんにちは。
こころカウンセラーのつばさです。

しばらく更新していないにもかかわらず、
時々遊びに来てくださる皆さま、
ありがとうございます。

猛暑に加え、台風の上陸で、
不安定な天候の中、
いかがおすごしでしょうか。


今日は、

我が家の話をさせてください。

先週の土曜日の朝、
16年新潟の実家で飼っていた愛犬Tちゃんが
天に召されました。

その前々日まで元気にしていましたが、
体調が急変し、

動物病院で息を引き取りました。
両親が駆け付けましたが、
召される時には間に合いませんでした。

私達家族がTちゃんと出逢ったのは、
弟が亡くなった翌年でした。
以来、召される日までの16年、
毎日、家族に「かわいい」と言われながら、
たくさんの愛と愛しい思い出を残して

旅立って行きました。

年々、歳をとるにつれ、
近づいてくる別れを

覚悟しないといけないとわかっていても、
考えるだけで切なくて、

「Tちゃん、どうかゆっくり歳をとってね。

 一日でも長く生きていてね。」

と願っていました。

私が最後に会うことができたのは

召される1週間前でしたが、
Tちゃんの顔、身体つき、

日常の様子を見ながら、

「この猛暑の夏を

 無事に越えられるかしら・・・」

と内心不安でした。

いつかは人間よりも早くお別れが来る。
犬だから仕方ないんだと

覚悟してきましたが、

実際の喪失感や悲しみは想像以上でした。

そして、今、

弟が急逝した直後の日々を

振り返っています。

今改めて思うのは、

悲しみの大きさ

=存在の大きさ

=愛の大きさ

だということです。

そして、想像以上に、

「悲しみ」というのはエネルギーを使い、
悲しんでいる時に普段の生活を送るのは
何倍、何十倍の

エネルギーが必要だということです。
ふとぼんやりしたり、

涙が出てきたりして、
いつものような力が湧いてきません。

それでも、この「悲しみ」から逃げないで、
今は思う存分そこにとどまろうと

家族と話しています。
かつて弟の時にそうであったように。

Tちゃんが亡くなる前に、テレビで、
養老孟司さんが 

愛猫を亡くされた後を生きる日々を
静かに映し出す番組が放映されていて、
両親は熱心に観ていました。
いつかは我が身に訪れる日々とを
重ね合わせていたのかもしれません。

そして、私も、
今年の春の母の誕生日に、
Tちゃんと同じ犬種の絵画を、
プレゼントしていました。

絵画を母にプレゼントするのは初めてのことです。

 


 絵は偶然の出合いで、
今年初めて見つけたものでした。

(我が家も、Tちゃんも、

ヴィトンのスーツケースが全く似合いませんが、

この絵の子の顔ととても似ていたので

思わず買ってしまいました。)
それも何かの予兆だったのかもしれません。

以前から
『ペットロス』
ということばをずっと耳にしてきましたが、
あまりに軽く響きます。

Tちゃんの存在は、
人間とは比べられない異質のもので、
家族の一人を失ったのと

全く変わらない喪失感です。

ただ人間と一つ大きく違うのは、町中で、

同じ種類の子に遭遇してしまうということです。
 

実際に、

同じ種類の子を見かけた時には、

抑えていたものが爆発して、

泣き崩れてしまいました。

幸い、 

「私も同じ経験したことがあります」

と飼い主さんが優しく寄り添ってくれて、

ティッシュを差し出してくれました。
きっとそんなことが

これからも起こるんだと思います。

今、

この記事を読んでおられる方の中には、
同じ体験をされている方も

いらっしゃるでしょう。

その「悲しみ」の大きさは、
その子との距離、思い出、

看取るまでの時間や様子によって、
全く違うと思いますが、
過ごした時間が長ければ長いほど、
痛みを感じておられることと思います。

どうかその今の自然な気持ちのままで、
思い出したり、泣いたり、
時には蓋を閉じたりしてお過ごしください。

私も家族もきっとそうしていくと思います。

そして、かつて息子を亡くした母が、
悲しみのあまりその直後に肺を患い、
難病にかかってしまいました。
想像以上に、「悲しみ」が

身体に与える影響は大きいのです。


ですので、

どうぞいつも以上に休息をとり、
ご自身の身体を

いたわってあげてくださいね。

 

Tちゃん、

出会ってくれて

私たちの家族になってくれて

ありがとう。

 

たくさんの喜びと笑顔を

ありがとう。

 

私たちは

あなたに会えて

本当に幸せでした。

 

 


今日も
最後まで読んでくださって

ありがとうございます。

越乃 つばさ
 

こんばんは。
こころカウンセラーのつばさです。

つい先日、
会社の定期健康診断を
受けてまいりました。

終わった直後の会話は、
毎回決まって体重の話です。

「 直前追い込んで頑張ったのに、
  やっぱり増量していましたよ。」

「 毎年血圧がどうしても高くなっちゃうんですが、
 ついに今年、
 やせた方がいいよって指導されちゃいました。」

「 医者が胸部Ⅹ線の画像を見ながら、
 去年より肺がワイドになっているから、
 体重を落としなさいと言われました。
 なんでしょ、肺がワイドって、
 テレビの画面じゃないんだから。」

と今年は特に体重ネタばかりです。

しかも社員ほぼ全員増量。
私も増量。
来年のリベンジ(自分への)で
筋トレや吉野家のライザップサラダなどの話が、
まだしばらく続きそうです。

そんな呑気な話だけならいいのですが、
実は数年前の健康診断の乳がん検査で、
「要精密検査」の結果を受けたことがありました。

結果を受けて再検査を受けるまで約1か月。

その時にたまたま出合ったのが
インディバという温熱療法です。
日本ではまだ
医療行為としては認められていませんが、
全身を経絡の流れに沿って丁寧に温め、
骨の内部まで温めるというものです。
再検査まで通い詰めました。

それから、
遠隔ヒーリングに定評のある新潟の友人から、
電話越しで毎晩ヒーリングしてもらいました。

人それぞれに対処法があると思いますが、
その時の私が短期間でトライしたことで
思い出せることはその2つでした。

再検査の結果は、
お陰様でたまたま「異状なし」で
涙が出るほどホッとしたのですが、
その瞬間までは
本当に辛かったことを覚えています。
毎日気が気でなく、
考えることは悪いことばかりでした。

「異状なし」の結果が
温熱療法や遠隔ヒーリング自体の
効果によるものだったかは、
実際のところ検証はできません。

けれども、
確実に言えることは、
その時に温熱の先生や
ヒーラーの友人からかけてもらった、

大丈夫だよ。

 

心配いらないよ。

という言葉と
安心させてくれる癒しの波動が
漠然とした私の不安を
和らげてくれました。

もしかして今この瞬間、
同じように
不安を抱えていらっしゃる方が
おられるかもしれません。

今限られた時間と環境の中でできる、
精いっぱいのことを
ご自身なりに

取り組んでおられるかもしれません。

結果ばかりはどうにもならず、
どうか不安にならないで下さい、
という言葉かけが気休めのように
聞こえることもよく分かります。

それでも今は、

今、この瞬間

できることを

 

精いっぱいやってみる。

 



そして、

大丈夫。

大丈夫。


と誰かが言ってくれなくても
自分で自分に言ってあげる。

そして、近い将来、
望んでいない結果がもし出てしまった時、
その時には大切な自分のために、
その瞬間からできることは何かを
精いっぱい考えることにしましょう。

今のコロナ禍で、
これまで以上に
不安を感じる日々だと思いますが、
不安の対象はその時々、
コロナでなくても
色々な形を変えてやって来ます。

どういう風にその不安と向き合うかは、
きっと何が目の前にやってきても
同じなのではないでしょうか。

大丈夫。

大丈夫。

 



どうか

今日も
あなたのこころと身体が

平安で守られますように。

越乃 つばさ










 

こんにちは。
こころカウンセラーのつばさです。




5月も残すところ
あと1週間ほどとなりました。

ここのところ
緊急事態宣言の延長に次ぐ延長や、
連日のニュースで
心が落ち着かない方も多いことでしょう。

また、お仕事に、生活に、
直接的に影響を受け、
大変な思いをされている方も
かなりの数いらっしゃることと思います。

昨日は久しぶりの

青空と太陽の光が嬉しく、
芝公園を散策しました。
薔薇の盛りは過ぎ、
これからアジサイの季節ですね。

私の大好きな芝公園の中の薔薇園のそばに、
広いふかふかの芝生のスペースがあり、
いつもならば、近所のわんちゃんたちや
小さなお子さん連れのご家族、
学生さんのグループがピクニックしたり、
踊っていたり、お昼寝したり、

思い思いの過ごし方をされていて
とても和やかな光景が見られるのですが、
緊急事態宣言後から柵で囲われ、
利用できないようにされています。

今、ゆるされている
数少ない大切な

リフレッシュ法の一つである、


「自然の中でのびのび過ごすこと」


もままなりません。
都内の大きな庭園・公園の多くも

ずっと休園です。
おかしな話です。

本当に人が健康で、
幸せに生きられるために何が必要か?
想像力を働かせて考えられていたら、
こうならないんじゃないかな。

と様々なことに疑問を持ちます。

こんな状況下で
ここ最近頭に浮かんでいる

たった一つのメッセージは、

「サスティナブルな」

(持続可能な)

自分でいよう

です。

世の中に溢れ、
分かるような分からないような使い方で
よく見かけるこのことばですが、
なにより、
私たちひとりひとりが、
どんなことがあっても、
どんな状態でも、
とりあえず低空飛行でも

維持できていることが
とても大切だと思います。

今これを読まれながら、
難しいなと思われている方が
いらっしゃるかもしれません。

ニュースに触れる度に、
先が見えなくて、
不安しかなくて、
というのが正直な思いかもしれません。


そんな中で、
よくがんばっている、
よく耐えている、
と自分を褒めてほしいです。

一寸先の将来も
少し先の未来も
わからないからこそ、

今ここ

今日一日

目の前の一瞬一瞬


「私」のこころと身体を保つために、
どんな工夫をしたらいいかな?
と考えてどうか自分を
思い切り大切にしてあげてください。

大切なあなたのこころと身体が
守られますように。

こころからお祈りしています。



越乃 つばさ

こんばんは。

こころカウンセラーのつばさです。

 

わたしは4月が好きです。

気候も、咲く花たちも。


『4月』は1年の中でも

私の大切な友人たちの

誕生日が集まっている月でもあります。

 

日々誰かの誕生日なので、

日々その人の顔を

思い浮かべながら

どうか幸せな一年でありますように

と祈ります。



 

もう10年以上も前に、

友人からこんなメッセージを

もらったことがあります。

 

それは、

とある本から引用された文章でした。

 

素敵なことばだったので、

本のタイトルを彼女から聞き、

本を隅々まで探したのですが、

このことばの通りの文章は

見当たらなかったように思います。

 

正確ではないので

本のタイトルは書きませんが、

その文章はこんな感じでした。

 

 

あなたが生まれた今日この日。

 

あなたに

知ってほしいことがある。

 

あなたはギフトだ。



 

あなたは

神からこの世界に贈られた

ギフトだ。

 

そのことを知ったあなたは

どんな風に変わるだろうか。

 

思考は?

 

ことばは?

 

行いは?


 

誕生日のお祝いとして

ギフトをもらうことはあっても、


 

あなた自身がギフト


 

と面と向かって

言われることは

なかなかないのではないでしょうか。

 

この言葉に出合った時に、

とても不思議な衝撃を受けた覚えがあります。

 

「私がこの世界に贈られたギフト?」

 

とても信じられない…

 

それでも、

それ以来、

私は友人や家族の誕生日や

何かの折に、

そのメッセージを

人に送るようになりました。

 

この世界に生を受けた一人一人が、

最上のものとして

この世界に贈られたギフト。

 

すぐにぴんと来ないかもしれませんが、

素敵な発想だと思いませんか。


そして、私は、

実際にそうだと思うようになりました。

 

何か特別なことを為さなくても、

存在自体がギフトだったんだ。

 

だとしたら・・・

この瞬間から、

『この世界へのギフト』

であるあなたの思考、ことば、行い

に変化が生まれるかもしれない。

 

あなた自身を

これまで以上に、

とても大切な尊い存在として

愛しく思えるかもしれない。

 

どうかあなたが

毎日笑顔でいられますように。




 

越乃 つばさ

こんにちは。

こころカウンセラーのつばさです。

 

4月も第2週に入りました。

東京は桜の季節が終わり、

新緑が鮮やかな色彩で輝いています。




 

今年は桜の開花後、

強い雨風にさらされることなく

長い時間わたしたちを

楽しませてくれましたね。

皆さんも

色々な場所で咲く桜の木の前で足を止め、

ご覧になったことと思います。

 

新年度を迎え、生活が変わり、

ワクワクしている方もいらっしゃれば、

変わらない日々を淡々と

過ごされている方も

いらっしゃると思います。

 

また、

青空の爽やかさや

花々の美しさとは裏腹に、

心が沈んでいらっしゃる方も

いるかもしれません。

 

 

今、この瞬間を生きる。


Now & Here




 

 

そう言い聞かせても、

 

「どうしてあの時〇〇したんだろう。」

「どうしてあの時〇〇しなかったんだろう。」

 

過去の後悔に苦しみ、

そこから抜け出せなくなることが

誰しもあると思います。

 

そんな時に、

思い出してほしいことがあります。

 

今、仮に、

あなたが何かに悩んでいて、

どちらの道に進もうか

心底迷っているとします。

そして、最終的に、

選ばなければいけない岐路に立たされ、

一つの決断をするとします。

 

その時にきっと、

あなたは限られた時間と労力、

数々の制約や条件の中で、

最後に、

「今」のあなたの精いっぱいの状態で、

一つの結論を出すはずです。

 

それが最善かどうか、

今はわからなくても。

 

最善な選択でありたいと心から願って、

選ばれるはずです。

 

それは「過去」においても

同じだったはずです。

 

その時にきっと、

あなたは限られた時間と労力、

数々の制約や条件の中で、

最後に、

「今」のあなたの精いっぱいの状態で、

一つの結論を「出した」はずです。

 

そうすべきでなかった。

そうすべきだった。

 

と過去にご自身が出した選択を

後悔してしまう時、

思い出してみてください。

 

「今のあなた」


と同じように、


「過去のあなた」


も精いっぱい生きて、

精いっぱい考えて、

精いっぱい悩んで、

その選択をしたということを。

 

今、

ある人の顔が浮かんでいます。

 

最愛の家族が病気になった時、

その時には最善だと思った治療法に賭けて、

懸命に支え、

全身全霊で看護し、

最後に看取った人の顔です。

 

「あの時〇〇していれば良かった。

失敗した。」

 

とその人は泣いていました。

 

その場で

ただ一言だけ言えたのは、

 

「あなたは

その時にできる最善を

尽くしたと思います。」




 

という言葉でした。

そして本当にそう思います。

 


今日のこのメッセージが、

今、過去の選択の後悔をしている

誰かの心に届くといいな、

と思って書いてみました。




 

最後まで読んでくださって

ありがとうございます。


 

こころカウンセラー

越乃 つばさ

こんにちは。
こころカウンセラーのつばさです。

 

 



気がつけば、
3月も半ばまで来てしまいました。

あの人

もうブログを書くのを

やめてしまったのかしら


と思われた方も

いらっしゃるかもしれません。

 

密かに、

楽しみにしてくださっていた方が

いたとしたらごめんなさい。


これまでの間、
色々なことばが

思い浮かんできたのですが、

今一番お伝えしたいことばなんだろう・・・

と思うと、
なかなかまとめることが

できませんでした。


 

今日は

わたしの父の話をします。


わたしの父は、
人とのコミュニケーションが
全く上手ではありません。


父は若い時から、
身近な大切な人にほど、
ひどい言葉を投げつけて泣かせたり、
怒らせたりして
こじれてしまうことが多々ありました。
わたしもそんな父のことばに、
傷ついてきた人の1人でした。


そんな父ですが、
わたしがたまたま出張で、
実家で父と過ごしていた時で、
普段は遠方で暮らしていて
なかなか帰ってこない弟が、
間もなく車で帰って来るという時のことです。


「ああ、

 〇〇が帰ってくるのが嬉しいなあ。
 未だかなあ。

 無事に帰ってくると良いなあ。」

と心から弟を待ちわびている

父のことばを聞きました。

実際に、帰ってきた弟を目の前にすると、
そんなことも表現せず、
いつしか弟の気に障ることを言ってしまって
またまた険悪になったり・・・

そんな父の不器用さを傍で見ながら、
ふと思ったことがあります。

人はこころの中に、
たくさんのことを考えているけれど、
それを一番伝えたい本人には、
多くの場合伝わっていないということです。

特に男性は女性以上に
その傾向があるような気がします。

ことばにできず黙っていると、
「なんてひどい人!」
「何も考えていないに違いない!」
と思われてしまいがちです。

ですが、
人間関係において、
ことばによるメッセージだけで
相手の思いや考えを判断しようとする際、
ネガティブな方に振れてしまいそうな時には、
「本当は語られないことばが

どれほど多くあるだろう?」
ということに

少し思いを馳せてみると良いかも知れません。

「私」がそうであるように、
こころの中で

後から後から湧き出ている感情や思いが、
その相手のこころの中にも

起きているだろうということ。

ただそれが適切に語られていない「だけ」
かもしれないということ。

沈黙していたり、
ことば足らずの相手を

悪く捉えてしまっている時、


もしかして

自分の心の中で勝手に予測を立てて、
もっとも悪いストーリーを

作っているかもしれない。

そんなことはないでしょうか。

これを読まれた方が、
身近なご家族やパートナーさん、

お友達などの親しい人に対して、
こころの中でフォローして
いつもよりほんの少しだけでも

優しくなれたら良いなあ・・・

と思って書いてみました。


 


 

 そう考えることは、
フォローされた相手の方はもちろんのこと、
あなた自身のこころも
軽くしてくれるかもしれません。

そして
もし余裕があったら、

「本当のところ、どう思っているの?」

なんて尋ねることができたら素敵ですね。

 



最後まで読んでくださって
ありがとうございます。

越乃 つばさ

こんにちは。
こころカウンセラーのつばさです。


 

 

 

先日、文部科学省より、
2020年に自死されたお子さん

(小・中・高校生)の数が、
479人だったというデータが

2月15日付で発表されたことを、
各メディアが報じていました。

 

そこで、情報元の、

文部科学省のページを見てみました。

 

 

資料3「コロナ禍における児童生徒の

自殺等に関する現状について」に

記載があります。


2019年に比べると140人増え、

1980年以降最多のようです。

479人のかけがえのないお子さんが亡くなり、
そのご家族や友人がこの先の人生を
悲しみを背負って生きていかれます。
その悲しみの影響の大きさ、長さを思うと、
胸がいっぱいになります。

実際には、

この数字で把握されずに

命を落としされているお子さんが
多くいらっしゃると思いますし、
今も苦しみの渦中にいらっしゃる

お子さんの数は、
想像を尽くしても、

計り知れないものがあります。

文部科学省のデータによると、
自死の原因の上位として、


進路に関する悩み

学業不振

親子関係の不和

病気の悩み・影響

 

などが挙げられていました。

この上位に挙げられている原因も、
遺書や日記、生前の言動等で

辛うじて「そうではないか」と

推測されたお子さんが対象で、
なんの兆候やことばも残さずに、
誰にも胸の内を明かすことなく
この世を去ったお子さんも多いことでしょう。

どんなに悩んで、
どんなに辛くて、
生きることを憂いて、
最後に決断したのか

(計画的に又は突発的に、

どちらであっても。)
胸がきゅっと押しつぶされそうになります。

この報道を受けて、
私たち大人はどう受け止め、
なにを思い、
大切な子どもたちのために、
なにができるのでしょうか。

色々な事情がある中で、
この問いに対するご自身なりの答えが、
十人十色、無数に、無限に、

あることと思います。
 

なにが正解かもわからなければ、
間違いかもわかりません。

そんな数ある考えの中で、
わたしが今

すべてのお子さんに伝えたいことは、


いつでも

選択肢は

『二者択一』ではない。


ということです。

既に、
このブログ内でも

何度か書かせていただきましたが、
歩むべき道が一つしかない、
けれどもその道をどうしても歩くことができない、
と思い込んでしまった時に、
人は追い詰められてしまうのだと思います。

それは、
大人も子どもも同じではないでしょうか。

そんな時に、
一緒に立ち止まって、
他に別の道はないか、
他にとり得る方法はないか、

時には、

全力でその場から逃げ切る選択肢も含めて、
本気で考えてくれる誰かがそばにいてほしい。

そして、


「死ぬほどに苦しいから助けて」

と伝えてほしい。

と心から願います。

自ら死を選ぶ原因は無数にあり、
やむを得なかったという過酷な状況に
いらっしゃる場合もあることでしょう。

けれども、

以下に、

反論を覚悟で書きますが、

わたしたちは、
幸せになるために、
多くの素晴らしい経験をするために、
この世に生を受けてきたはずだ、
と信じています。


どんな状況でも生き抜く力を、
わたしたちは本来持っているはずです。

ただただ、
多くの支えと他者の力を必要とする、
かけがえのない幼い命を
「自死」という形で一人も失いたくない。

と切に思います。


なにがあっても生きよう。

この暗闇をもう少し辛抱すれば、
必ず光を感じる日が訪れる。

生きていてよかったと
心から思える瞬間が

待っている。

 


大人も子どもも区別なく、
そう励まし合いたいものです。

最後まで
読んでくださってありがとうございます。

こころカウンセラー
越乃 つばさ
 

こんにちは。
こころカウンセラーのつばさです。

節分、立春を経て、
梅の花が咲き、
春の訪れを感じる一方で、



寒さ本番、

郷里の新潟では、
今日も雪が降り続いているようです。

関東でも、

日中のあたたかさと
夜の寒さのギャップで
体調を崩されている人も
いらっしゃるかもしれません。

なんとなく元気が出ない、

なにもする気になれない、

身体が動かない、

低調が続いている方も
いらっしゃるようです。

こころも身体も

思うようにならないとき、

元気いっぱい動けていた日が
遠い日のことのように感じますね。

そして、
このままずっと、
落ち込んだままなのかしら。

この間まで楽しかったことを
また楽しめる日は来るのかしら。

自信がなくなっている方も
いらっしゃると思います。

動けないのは
自分だけかもしれないと、
取り残されたように
不安になっているかもしれません。

でも、
大丈夫です。

あなたはあなた
人は人

 

です。


必ずまた、
いいときがやって来ます。

少し外に出てみようかな。

また身体を動かしてみようかな。

あの人に連絡を取ってみようかな。

少しずつ少しずつ

戻ってきます。

今の状態が
ずっとずっと
続くことはありません。

だから
今動けなくても
焦らないでください。

ゆっくり休んでください。




ゆっくりゆっくり。
あなたのペースを大切にしてください。

低空飛行でいいです。

こんな時、
思い切り自分に優しくしてあげてください。

あなたが

今日も生きていてくれることが
なにより大切なので。

あなたのこころと身体が
どうか守られますように。

越乃 つばさ

こんにちは。
こころカウンセラーのつばさです。

1月も飛ぶように

日が経つように感じるのは、
わたしだけでしょうか。

皆さま、お元気ですか。




最近ある方から、
こんなお話を聴きました。

「私が姉に電話して、
少し身体の不調の愚痴を言ったら、
そういう話は聞きたくないからと
切られてしまった。
シャッターを閉められた気がして、
悲しかった。」

と。

読んでくださっている方の中で、
この妹さんの気持ちが分かる人、
このお姉さんの気持ちが分かる人、
色々な方がおられると思います。

以前、
わたしの10月4日のブログ


こころに効くサプリなことば(斎藤一人さん) | おむすびのうたがききたくて。 (ameblo.jp)


で、


斎藤一人さんの
『天国言葉』
をご紹介したことがあります。

愛してます

ついてる

うれしい

楽しい

感謝してます

しあわせ

ゆるします


こんな気持ちになれない時でも、
このことばを
おまじないのように
口にすることで
(ある人は、写経のように書いたりします。)
自分の「振動数」が上がっていく、
このことばと現実とがかけ離れていても
このことばの持つ力に導かれて
現実がポジティブに変化していく。

そんな意味合いで、
良かったら
試しにやってみませんか。

とご提案しました。

 

その気持ちは今も同じです。

 

良かったら是非

続けてみてくださいね。

一方で、

辛かったり、
悔しかったり、
悲しかったり、
どうにもならない感情が
爆発しそうなとき、


誰にでもありますよね。

2020年の12月から、
『風の時代』に入り、
(詳しくはネットで調べてみてくださいね)


好きな人、
好きなもの、
好きな環境、
好きな仕事、
自由に選んでいいんですよ。


どんどん軽くなって
自分が望んだ現実に
向かっていけますよ。

というメッセージを
見聞きするようになりましたね。

 


分かっている。

分かっているんだけれど・・・

家族や親せき、
職場の人などと、
どうにか折り合いをつけて
毎日を懸命に生きている人、

誰にも理解してもらえない、
身体の痛みや不調、
病の中で、
なんとか過ごしている人、

色々な現実の中で、
闘っている人がいます。

『天国言葉』を
口にするのが良いことは、
100も承知。
でも、
どうにもならない時もあります。

それは、
毎日かもしれないし、
時々かもしれない。

人それぞれですね。

そんなとき、
誰か聞いてくれる人に、
思い切り思いや感情を放つこと。

それは
決して悪いことではありません。

知っている人に言えない時には、
カウンセラーに思い切り
吐き出すのも良し。

身近に受け止めてくれる人がいたら、
聴いてもらっても良し。
(ただし、相手を選ばなければ
いけないかもしれませんが。)

たくさん話して、
自分の中から解き放つことで、
ようやく整理されて、
天国言葉を言ってみようか、
という気持ちになれる。

腹が立って仕方がなかったけれど・・・

「〇〇さんをゆるします」

と最後に言ってみる。
(それも、言えたらでいい。)


それでいいのではないでしょうか。

完璧な人間は
誰一人いません。

すぐに変えられない
人間関係、環境、体調の中で、
なんとか踏み止まっている。

そのご自身を
褒めてあげてください。

今日は
そんなことをお伝えしたくて
書いてみました。





最後まで
読んでくださってありがとうございます。

ご感想などありましたら、

ご自由にお寄せください♪

お待ちしています。


 

 

こころカウンセラー
越乃 つばさ

こんばんは。

こころカウンセラーのつばさです。

 

皆さま、いかがお過ごしですか?

 

先週末

(随分前になってしまいましたが)、

友人と午前中に集合し、

白金台にある付属自然教育園

附属自然教育園 Institute for Nature Study (kahaku.go.jp)

を散歩しました。

 

気温は低かったですが、

十両、百両、千両、万両と呼ばれる、

縁起物の赤い実を探しながら歩き、

清々しい森林浴ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、2021年の最初に

「今年はこういう年にしたい」

という中に、「一日〇〇歩、歩く」

という日課を加えました。

 

昨年秋に入院して約3か月弱は、

ほとんどじっとしていたため、

お腹の周りに浮袋みたいに

脂肪がついたことも大きな動機ですが、

いつか、屋久島に行きたい!

そんな目標もあるので、

体力をつけるためにも

今年は歩く年にしよう!

と決めました。

 

たくさん歩けるように

なりたいんです。

 

でも、

毎日必ず〇〇歩、

とすると、

くじけた時に嫌になってしまうので、

1週間平均で〇〇歩で良い、

と緩やかな目標にしました。

 

歩けるときは歩く。

ずっと家にこもっている時は

それでOK。

 

そんな感じです。

 

1週間で届かなかったら、

1か月でできればいい。

甘い目標です。

 

わたしの友人の一人は、

朝と夜、30分、

ぬるめのお風呂に

ゆっくり浸かりながら、

読書をするのを

日課にしているそうです。

 

年に何〇冊の本を読む、

と決めていらっしゃる方もいます。

 

読書が好きな友人たちとは、

本の貸し借りをして

感想を共有したりします。

 

元々本は好きでしたが、

このコロナ禍で

また本を読む時間を

持つようになりました。

 

今年は、

読んだ本や映画の感想を

短くていいので

書き止めることにしよう。

 

それも抱負に加えました。

 

皆さまは、

今年の抱負に

何か新たな日課を加えたりしましたか?

 

今のこの時期、

日々のニュースを観ていると、

こころがプラスに傾くことは

難しいかもしれません。

 

こころのバランスを崩されたり、

体調を崩されたり、

長引くSTAY HOMEに疲れてしまったり。

 

そんな中で

今日この小さな日課、

小さな習慣のことを書いたのには、

父のことを時折思い出すからです。

 

弟が急逝した後、

わたしの父が始めた日課は、

毎朝のラジオ体操でした。

 

今までそんな習慣がなかった父が、

冬も、春も、夏も、

毎日欠かさず、

一人で静かに

ラジオ体操をするようになりました。

 

途中から、朝6時、

近所の有志のグループの方の

お仲間に入れていただいて、

ちょっとした 

ストレッチ体操とラジオ体操を

30分して

帰って来るようになりました。

 

父のラジオ体操をする習慣は、

今でも続いています。

 

当時のことを振り返り、

自分が崩れてしまうことが恐かったと

父は言います。

 

「こんなに辛いことがあったのに、

よく仕事に行けるね。」

 

と家族に言われながらも、

ラジオ体操の後に、

背広を着て、

毎朝仕事に出て行きました。

 

その父の胸の内は、

誰にもわかりませんでした。

 

 

辛いことや悲しいこと、

ショックなことがあった時、

ゆっくり休むことはとても大事です。

 

 

そして、時には、

 

毎日やると決めたことを

(自分の中だけの決めごとでいいので)

黙々と続けていくこと。

 

そんな習慣や日課が、

なんとか

自分を保ってくれることもあります。

 

世界が経験したことのない

未曽有のウイルスに、

色々な意味で心が騒ぐこんな時に、

こころを平安に保つことは

とても難しいけれど、

大切なことですね。

 

なにをするか、

どんな頻度で行うかは

その人次第で、

いつやっても

いつやめても

良いと思います。

 

あなたがあなたなりに

やると決めたことをやることで、

「よし、今日はこれができたぞ。」

を体験してホッとすることが

大切なのではないでしょうか。

 

 


 

 

 

最後まで

読んでくださってありがとうございます。

 

越乃 つばさ